我が家はいわゆる古民家で、それも老朽化が進んであちこちガタが来ています。
借家故に、修繕はいちいち家主にお願いするしかないわけですが、細かいところは自前で修繕しながら何とかこの十年過ごして来ました。
床下は特にシロアリの被害が酷く、これまでにも何度か手入れをしているのですが、半年余り前から居間の一角の根太が折れたらしく畳が沈んで上に乗れなくなってしまいました。
それから今日まで、なかなか手が出せずよほど耐えかねていたのですが、今度の正月休みに孫たちがまたやって来ると言うので、いよいよ何とかせざるを得なくなりました。
ちょうど雪囲いも首尾よく終わったことだし、今日の休みにやらなかったらあとはチャンスが無くなると思い、畳を上げてみました。
いやはや、びっくり仰天でした。
畳二枚分の範囲の根太3本が、全て腐って折れていました。
それにしても、大して太くもない根太を一間(1.8m)飛ばして間に大引きを入れないとは、もうガッカリするような造作です。
そこで修繕ついでに、大引きを1本追加して、周辺の大引きにも束を足して補強しました。
しかし、あっちもこっちもガタガタなので、水平なんか出せるわけもなく、そのままなりに造作して元に戻しました。
畳をはぐったのがお昼前。
午後からホームセンターに材料を買いに行って、帰ってきたのが3時過ぎ。
そこから工事を始めて、完了は午後6時過ぎでした。
工事中は、それこそ頭も体も火が付いたようにカッカとして、寒いどころか汗をかいていました。
あぁ、そのせいでしょうか、今頃になってグッタリです。
これで、孫たちが来ても大丈夫!
と言うわけで、あとはコタツに入ってくつろぐことにいたします。
ではでは。