雨模様の中、ご来店感謝

文旦ピール

渋抜きの終わった文旦の皮を、水と一緒に鍋に入れて作業開始。


文旦ピール

砂糖は、10回くらいに分けて少しずつ加えて行きます。
仕上がりまでに、約6時間くらいかけています。


大麦ビスケット

直径が約5cmになり、前より一回り大きくなりました。
焼きも、少し手前で止めています。

今日は、2月にしては暖かく、雨が降る一日でした。
雪が残っている畑の上には、湿った空気が冷やされて霧が立ち上り、あたりは白くけむっていました。

冷たい雨に濡れるのは誰しも好みませんから、今日のご来店は望み薄かと思っていましたが、思いの外三々五々お客さまがお見えになりました。

本当に、本当に、ありがとうございました。
この場を借りて、改めて感謝を申し上げます。

さて今日の食工房は、この時期恒例の文旦ピールづくり、そして大麦ビスケットの試作でした。

毎年こうして、文旦ピールを造ってあるおかげで、シュトレンもブラウニーも食工房だけの風味が実現しています。
実は昨日からすでに下ごしらえを済ませてあり、今日は砂糖煮して仕上げる段取りでした。
今日は朝のうちから、作業場は文旦の香りが満ち溢れていました。
自分の郷里が土佐の高知であることが、ことさらありがたく思えました。

そして大麦ビスケットの試作も、だいたいイメージしたとおりに焼き上がって、食感も風味もまずまず文句なしというところ。
あとは、包装形態と量目を決めて、原価計算と価格決定です。
小麦粉に比べて、約2倍の価格の大麦粉100%ですから、難しい選択を迫られそうです。
3月中には、お目見え出来ると思います。

どうぞお楽しみに。

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