日別アーカイブ: 2007年10月14日

音楽会

昨日は、「奥会津アイリッシュコンサート」に行って来ました。
妖精美術館という、本来は音楽用ではない、100人も入れば一杯になってしまうくらいの、小さな会場でのコンサートです。
至近距離で生音で聴くコンサートは、近頃エレクトロナイズされ切ってしまった感の強い、大会場での巨大ライブとは、聞こえて来る音の印象が全く違って、とても新鮮でした。
PA(音響)も入っていたのですが、あくまでも補助的で、会場の隅々まで一応聴こえている生音と全く違和感のない音作りがされていて、それがとても良かったです。
しかも音楽は、私の好きなアイリッシュルーツミュージック。
アイルランド随一のティンホイッスルの名人、ショーン・ライアンの演奏を、この環境で聴けるなんて、もう最高の贅沢というものです。
ショーンをサポートした、守安功、雅子夫妻の演奏も一層充実していて、今年は、昨年にも増して素晴らしいコンサートでした。
今回はまた、会津の地元でアイリッシュルーツミュージックを聴かせてくれる「フェアリーランド」のお二人とのジョイントも、思いがけず急遽実現し、それも嬉しいハプニングでした。
会場で二時間余りの演奏を堪能した後、打ち上げにも参加させていただきましたが、そこでまた二時間近く、今度はもうすぐ目の前で演奏を聴くことが出来ました。
もちろん打ち上げの時は、ずっと5人で、何曲も何曲も聴かせてくださいました。


ショーン・ライアン
ぶっとい指が、大した動きをしていないように見えるのに、
聴こえてくる音はまるで曲芸のよう!

ここで、食工房の宣伝を一つ!
食工房のスコーンに、ショーン・ライアンから、最高の褒め言葉を頂戴しました。
「いつもアイルランドで食べているスコーンと同じだよ。」と。
味ももちろんですが、上下にきれいに二つに割れるところが大事なんだそうです。
彼らは、そこにいろいろなものをはさんで食べるんです。
酒好きのショーンでしたが、合間にうちのスコーンをいくつも、パクパクと平らげていました。

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