9/25から10/2まで、郷里の高知に出かけて来ました。
高齢の母と一人きりの妹の顔を見るのが第一の目的、父の墓参り、親戚や友人知人のところへ顔を出して来ることが、もう一つの目的です。
たいていは一人で高速夜行バスで出かけるのですが、今回は娘二人を伴って車で出かけました。
旅費の節約と、出先で気ままに移動出来るのも魅力と思ってのことでしだが、実はこれが大変でした。
何しろ車は軽貨物1BOX車ですから、乗り心地は悪いし、エンジン音はうるさいし、以前普通車で出かけた時とは大違いで、すっかりくたびれてしまいました。
片道1000km超の道のりは、全線高速道路でもやっぱり遠かったです。
コースは、往きは、磐越自動車道→北陸自動車道→名神高速→中国自動車道→山陽自動車道→神戸淡路鳴門自動車道→徳島自動車道→高知自動車道、帰りはその逆です。
夕方5時に出発して翌日の午前10時まで、17時間かかりました。
往路は、免許取立ての娘に3回ほど、合計1時間半くらい運転を交替してもらい、ウトウト仮眠出来て大変助かりました。
帰路は、娘が疲れ気味だったため、30分間1回のみの交替で、私もさすがにくたびれて仮眠休憩し、18時間かかってしまいました。
今回の道中、何と言っても気がついたことは、名神高速のトラックの多さと、競い合って走る凄まじさでした。
深夜の高速道路は、まさに物流の現場です。
走っている車の90%以上はトラックです。
運転が素晴らしく上手いのですが、狂気スレスレの走りの車も沢山いてスリル満点でした。
こちらは軽自動車で、80km/hで定速走行していましたからほとんど抜かれる一方で、物凄い追い越しバトルを観客のように見ていられましたが、ごくたまにすごく遅い車がいて、どうしても抜かなくてはならないハメになった時、右車線に出るのはよっぽど勇気が必要でしたね。
それにしても、こんなトラックの走りで日本の産業と経済が支えられているのかと思うと、ちょっと複雑な気持ちになりますね。
トラックドライバーの労働環境の苛酷さは常々話題になっていて、それを目の当たりにしましたからね。
そして、サービスエリアのトイレでよく見かけたのは、結構年輩の運転手さんでした。
私と同じくらいの感じの人も多くて、何か身につまされる思いがしました。
写真は、往路高知県に入って最初のパーキングエリアで撮ったもの。
ここで、3人でそばを食べましたが、うどんのように太いそばで新鮮でした。
そしてそれがとても美味しくて感激でした。