あちらこちらで、福寿草が咲いたという便りを耳にするようになりました。
こちらは、会津管内は元より、最近では福島県内および近県にまでその名を知られるようになった、喜多方市山都町沼ノ平地区の福寿草です。
5haの敷地に100万株はあるという、日本最大級の群生地です。
昨日ご来店くださった役場職員の方が、様子を見に行って撮って来た写真をいただきましたので、皆さまにもご披露する次第です。
標高が高い沼ノ平地区は、ご覧のようにまだまだ雪に覆われていますが、日当たりの良い一部の斜面では雪が解け、わずかに覗いた地面には、春を待ちかねるように福寿草が咲き始めました。
雪原と福寿草を同時に見られる、現在の沼ノ平地区です。
ところで、例年3月下旬から4月上旬にかけて、この地区で「福寿草まつり」が開催されています。
今年は、3月23日(日)~4月6日(日)の予定で、毎週末、野立てなどいろいろな企画が準備されています。
これから5月の連休を過ぎる頃まで、このあたりでは、福寿草に始まって、アズマイチゲ、スミレ、カタクリ、山桜、ホウなどが次々と開花時期を迎え、日々移り変わる早春から初夏への風景を楽しめます。
週末のみならず、人の少ない平日にいらして、ゆっくりと気が済むまで自然の中で過ごすというのも、またいいのじゃないかと思います。
皆さま、ぜひお出かけください。
ちなみに食工房は、ちょうど沼ノ平地区へのルートの途中にあります。
※沼ノ平地区および周辺の地理のご案内は<こちら>よりご覧いただけます。