シールされるのを待っている山の子クッキー
ジンジャークッキーは、一度の作業でこれだけ出来ます。
今日の一日分の仕事です。
プラス、コーヒー焙煎を1㎏分だけやりました。
日によって違いますが、手づくりで出来るのはだいたいこんなものです。
クッキーで2、3種類、マフィンとスコーンなら5、6種類というところです。
最近やればやるほどに、出来具合にこだわりが出て、手数が増える一方です。
だんだん仕事が重くなって来ています。
でもそれは、工夫は楽しいという私の病気みたいなもので、最後には同じことを手数を減らして出来るよう工夫することになりますから、まあいいのです。
大切なのは、独り善がりにならないことですね。
食べてくださる方に、楽しく満足していただくことです。
そのためにも、仕事自体の中に喜びというか、楽しみというか、遊び心を忘れないようにしています。
今日は、<山の子クッキー>と<ジンジャークッキー>を焼いたのですが、ジンジャークッキーは四角く包丁で切った形の他に、男の子と女の子の抜き型で型抜きしています。
どういうわけか、男の子の抜き型の方が小さくて、二つ並べるとお母さんと坊やみたいで、娘たちも私もちよっと不満です。
型を横に引っ張って膨らまそうとしたら、背が縮んでデブになってしまうし、縦に引っ張るとやせっぽちで貧相になってしまいます。
いつかちょうどいい大きさの抜き型を探しに行こうねと、おしゃべりしながら笑いころげながら作業していました。
そして焼けば焼いたで、今度は焼きムラが出ると、黒人になったとか白人だとか大騒ぎです。
やっぱりちょうどいいのは、私たちのような黄色人種だと言うわけです。
まあでも、全部ピッタリ同じ焼き色というわけには行きません。
色の白いのや黒いの、ちょうどいいのと、いろいろ取り混ぜて詰めています。
この次お求めの際、良くご覧ください。
男女の数も、少しは気をつけています。
最近フィンランド語を勉強している娘たちは、
男の子は「ポイカ」、女の子は「テュット」と言ってます。