日別アーカイブ: 2008年6月22日

昨日のこと、今日のこと

昨日はブログを休まないつもりでしたけれど、結局書けないままお休みしてしまいました。
実は昨日は、お店のお客さまのお一人のお誘いで、ある映画の上映会に参加させていただきました。

その映画は、「1/4の奇跡~本当のことだから」というタイトルで、石川県で養護学校の先生をしている、山元加津子さんという方のドキュメンタリー映画でした。
本当に行って良かったと思いましたし、映画を見られるめぐり合わせも、ただの偶然ではないとはっきり分かりました。
常々自分が思っていることにピタリと符合することあり、また「目から鱗」の心を洗われるような言葉や場面の数々。
すばらしい内容でしたけれど、あまりにも多くのメッセージを一度に受け取って、頭も心も満腹状態で、それを反芻し消化するにはしばらく時間がかかりそうです。
いつか自分の言葉で、この映画や山元さんのお話しの印象を語れるようになりたいと思っています。
それまではとにかく、映画のタイトルと山元加津子さんのお名前だけ紹介しておきます。
ネットで検索していただければ、私がこれ以上何も言う必要はないかも知れません。
そういうわけで、昨日の夜はこの映画のことしか頭の中に残っていませんでしたし、かと言ってそれを題材に記事を書く気にもなれませんでした。

そして今朝は、5時から部落の「人足」で近くの国道沿いの花壇の手入れがあり、共同作業をして来ました。
ちょうど私たちがここに引っ越して来た頃に始まった国道沿いの花植えも、5年経った今はアジサイが大きな株になってずい分見栄えがするようになりました。
たいていの方がお休みの日曜日、早朝からこうやって汗を流して、一体何のため?誰のため?なんて、初めの頃そう思ったことがありましたが、いつも淡々と作業している皆さんを見て、またきれいに花が咲いた国道を散歩する時、そうだそんなことじゃないんだと分かりました。
これが、「土の人」の心意気と底力なのかなと思いました。
「土の人」<参照>

そして今日は、スコーンと山の子クッキーとロンサムパイン、暑い時にはなおさら手間のかかるメニューを焼きました。
お客さまも三々五々。
ガソリン代もとんでもなく値上りし、また先日は価格の値上げ改定を実施したばかりなのに、こんな街から遠いところまで、パンを買いに来てくださるお客さまには、ただただ頭が下がるばかりです。
あとは、皆さまのご期待を裏切ることのない、パンやお菓子を造ることだと思っています。