緑の海の中で、樹木が泳いでいるように見えました。
向かいの斜面、草原に囲まれて林があるのが分かりますか?
きっと何かいそうな、そして別世界への入口がありそうな・・・。
夏至を過ぎたばかりのこの頃は、日の入りが遅くいつまでも明るいので、つい油断して時間を忘れてしまいます。
畑でキュウリの棚を作ったり、きぬさやえんどうを採ったりしているうちに、いつの間にか午後7時を回っていました。
でも、こういう風に時間が過ぎていく時って、とっても幸せな感じがしますね。
今日は定休日だったので、朝と夕方は畑にいました。
途中、資材が足りなくなったのでホームセンターへ行くついでに、一週間分の食料や食工房で使う消耗品なども買出しに、日頃は何かと一緒に出かけられない連れ合いと一緒に行きました。
用が終わって夕方になりかけた頃、帰り道を急ぎつつも、例の牧野にちょっと寄り道して見ました。
この一ヶ月たらずの間、ほとんど雨が降っていないのに草丈がすっかり伸びて、緑が濃くなっていました。
草原に見えても、中に入っていくのは容易ではありませんので、道端から眺めているだけでしたが、何と言うか雰囲気のあるところです。
それで突然思い出しましたが、北欧フィンランドあたりは今頃ちょうど白夜なのですね。
会津の風景に似ていると言われる彼の地の風景を、想像の中で目の前の風景に重ねて、しばしボーっとしていました。