今日、小麦粉の納品書と一緒に同封されていた小さな紙切れを見て、軽い驚きと共に「とうとう来たか!」と唸りました。
小麦粉の値上げです。
国内産小麦原穀の受渡価格が、30%上がったことはすでにご報告済みですが<参照>、ここに来て中間加工品である小麦粉の値上げが現実となりました。
上げ幅は、11.5%。
粉の使用割合が少ない焼き菓子類は、まだしも影響は小さいのですが、原材料のほとんどが小麦粉のパン類は、まともに影響が出ることになります。
何時からと、判断は難しいところですが、これでパンの値上げは必至となりました。
あまりうれしい予測ではありませんが、国際穀物市場は今後ますます高騰して来るのは必至でですから、それに連動して国内産小麦の値上がりも避けられないと思っています。
来年の小麦の収穫期にどんなニュースが流れるのか、もう全く予断を許さない状況となりました。
この先、小さなパン屋の行く末はどうなることやら・・・。
「飯豊小麦プロジェクト」の意義と現実味は、グッと増して来るような気がしています。