直径約25cmのお日さまパン。
「ホイロの中がよく温まるよ。」と娘。
今日は、余り生地でお日さまパンをつくりました。
開店間もない頃、上の娘が思いついて、余り生地を使ってよくつくっていました。
その頃は、余り生地のバタールというメニューもなく、余り生地はリスパンやうさぎパン、そしてお日さまパンなどになっていました。
思えばその頃は、メニューも少なくご来店くださる方もわずか、売り上げが足りずいつも支払いに追われて気を揉んでいましたが、その代わり仕事ぶりは至ってのんびりとしたものでした。
それで思い出したのですが、当時の駐在さんの奥さんがうちのお得意さまで、可愛い男の子を連れてパンを買いに来ていました。
その子が、売り物にしないで店頭にディスプレーしてある、このお日さまパンをいつもジーッと見つめていましたので、ある時一つ余分に焼いてプレゼントしたことがありました。
今日はそんなことを思い出しながら、娘に頼んでお日さまパンを焼いてもらったというわけでした。
もう何を造っても手がこなれた私たちですが、お日さまパンにもちゃんと細かいノウハウがあって、私は忘れていましたが実際に造っていた娘はちゃんと覚えていて、やはりモノづくりは手が覚える仕事だと思い知った次第。
さて今日はまた、先日入荷した「工房かし」の木の枝スプーンと「Blue Lace」の洋服のご案内です。
この場に一点ずつご紹介する余裕はありませんので、集合写真それも一部のものでご勘弁いただきます。
その代わり、これからホームページ上「雑貨の部屋」に、詳しくご紹介するための準備をいたしますので、そちらをお楽しみにしていてください。
山脇隆さんの「工房かし」の木の枝スプーン。
今回入荷したものの一部です。
Blue Lace 黒田真理さんの作品の数々
今回の入荷は、手前の木のハンガーに
かかっているスカートなど5点です。
パンでも木の枝クラフトでも裁縫でも、つくり手の想いはいつも同じ。
それは、手に取っていただければ、すぐにお分かりになると思います。
皆さまのご来店、お問い合わせをお待ちしています。