ここ数日、日ごとに気温が上がって行くようです。
食工房の作業場は、今日は30℃を超えていました。
パン生地は、保温しなくてもどんどん発酵が進みますので、追い立てられるように作業しなくてはなりません。
またやって来る、あの夏の灼熱地獄を思い出させる一日となりました。
でもおかげさまで、パンの出来は上々です。
酵母の扱いもまた一つ勘をつかんで、ずっといい状態を維持しています。
食工房のパンの風味は、だれがいつ召し上がっても「食工房のパンの味」と分かることを目指していますので、パンの出来上がりを決定づける酵母が安定していることは、何より大切なことなのです。
パン生地に対しても、夏は夏の、冬は冬の、それぞれ対応の仕方があります。
今日は、久々に夏対応の予習のような状況でした。
さて連休は終わりましたが、今日も遠く新潟からお客さまがお見えになり、開口一番ライ麦の入ったパンをご所望・・・。
頭を下げ下げ事情をお話しして、お許し願うしかありませんでした。
いやー全く申し訳ないことこの上ありませんが、こうしてうちのパンのことを分かって来てくださる方に出会えることは、この上なく大きな喜びです。
さて、早くライ麦が入荷することを祈りつつ、明日はスコーンとマフィンを焼きます。
明日もまた暑いと、対応がちよっと大変です。
マフィン、スコーンは、冷たい方が出来がいいので・・・。
<参照>
皆さまのご来店、お待ちいたしております。