試作なので、成形もいろいろ試してみました。
切り口をご覧ください。繊維質とミネラルたっぷりの健康食(色)!
小麦全粒粉を使用した新しいパンが出来ました。
今日試作してこれはイケると確信したそのパンは、小麦全粒粉30%にオートミールを10%、残りは国産小麦粉の割合の粉で、油脂分は加えず酸味を出さない発酵プロセスにしました。
焼き上げは一回焼きで少し長めの時間を取り、皮を厚めに中の水分はほどほどに抜いてサクッとした食感を狙いました。
ご来店の方に、試食品を差し上げています!
胚芽の甘みが残っていて、そのまま食べても十分おいしく召し上がれます。
バターを塗って召し上がれば最高のマッチング。
焼き立て当日、翌日はそのままで、時間が経ってからは軽くトーストしていただくのがよろしいと思います。
ライ麦全粒粉の堅焼き黒パンと比べて全粒粉の割合が同じでも、色合いも食感も風味も全然違うことに、パン屋の私でもちょっと驚きです。
あるいはと気にかかっていたフスマの風味のクセも、全く気になりませんでした。
わずかに10%ほど加えたオートミールが、とてもいい働きをしてくれているようです。
食欲の落ちる夏場でも、楽に召し上がれると思います。
さて、新発売を決めたこのパンの商品名の発表です。
ジャーン!(孫のみくちゃんの口ぐせです。)
「麦畑通信・136」 です。
これでまたパンのメニューが増えることになりますので、毎回すべてのメニューを焼き揃えることはさらに難しくなります。
週替わりにするか、木曜・土曜で割り振るか、思案中です。
ライ麦も間もなく入荷します。
堅焼き黒パンは、早速今週末に再開の予定。
プンパニッケルは、来週のパン焼きから再開します。