今日また大きめの余震に驚かされました。
こんな風では、なかなかこれから先のことを考えることが出来ません。
でも私は、こんな状況の中でも日常に戻っていつものように仕事をすることにしました。
物流も復旧しましたし、電気も水道もガスも万全ですし、電話もインターネットも支障ありませんから、ただ心配なのは原発と放射能汚染の状況ですが、それは警戒を怠らないという前提においてほぼ大丈夫だと判断出来るからです。
一方で、高い緊張感と情報収集の努力を持続しなくてはならないことは、言うまでもありません。
皆さまが毎日召し上がる食物を製造している者として、安心安全なものを提供することは、何より最前提ですから。
それで一つ、私の予想していることですが、放射能汚染は今どんどん広がりつつ平均化しつつあるので、これからしばらくすると日本中どこでも、平常値以上の線量が継続して観測されるようになるでしょう。
福島が一番高めなのは仕方がないとしても、それも時間と共に周辺との差が縮まって行くはずです。
相変わらずまだ放射性物質が放出され続けていますので、それがいつまで続くか、それまでにどんな種類の放射性物質がどのくらい出るか、その総量はどれくらいになるかで汚染の規模が決まるということです。
最終的に地球全体に拡散して薄まって、いつの日か無害と言える状態になるとは思いますが、それまでにどの範囲にどの程度の害を及ぼすのか、それは誰にも分かりません。
でも、自分はどの程度の害を受けた可能性があるか、それはある程度正確に計算出来るので、そのために必要なデータはずっと記録しています。
これからは、毎日放射能に関する情報をチェックするのが日課になると思っています。
どうしてこんな酷いことになったのか、その原因や責任については後々明らかにされなくてはなりませんが、なってしまった事態はとりあえず一人一人が受け留めるしかありませんから、ある意味これからは被曝しながらでも生きて行く覚悟をするしかないと、私自身はそう思っています。
今日は娘たちに買い物を頼みましたが、じゃがいもの種芋と大根ととうもろこしの種も買って来てもらいました。
畑は、もうとっくに雪が消えて、私たちが出て来るのを待っているようです。
原発に関する情報源です。
武田邦彦氏が、テレビ番組に出演されたそうで、You Tube で見ることが出来ます。
私には、大変分かりやすくまた正論だと思われました。