月別アーカイブ: 2016年2月

明日から臨時休業

いよいよ明日、出発です。
いろいろと大変ではありますが、毎年高齢の母に会えるのはこれが最後かも知れないと思って出かけています。

今年は96歳になりますので、さすがにこの先いつまでもと言うわけには行きません。
思い切って、連れ合いと二人の娘も一緒に行くことにしました。

行きも帰りも、ほぼ一昼夜かけてバスの旅です。
マイカーで行こうかとも考えましたが、軽自動車ではスピードも出ないし、車内で寝ることも出来ませんので、あきらめました。
まあ、運転しなくて良いのは、正直言って楽です。

と言うわけで、明日からブログも途切れがちになるかも知れません。
余裕があったら、例によって「土佐ネタ日記」を。

それでは、行ってまいります。

荷造り

食工房

この上に1枚段ボールシートを敷いて仕切り、次の段を乗せます。
少しきついくらいの収まりになっているので荷ずれし難い。
そこが重要です。


食工房

3箱に収まりました。
試食用も3パック入っています。
焼き戻し方のパンフレットも入れました。

今日は、午前中はスコーン焼きでした。
5個入りで105袋分。
これを1回15袋分ずつ、7回作業して焼き終えました。

包装は娘たちが担当し、私は一昨日焼いた45袋と合わせて150袋を、段ボール箱3個に梱包しました。

一度にこれだけまとまると、荷造りもなかなか大変なもので、重量も相当なものになります。
箱の中は、3段積みにしなくてはならないので、焼き立てのやわらかいスコーンが潰れてしまわないように細かく仕切りを入れて、下のスコーンに上のスコーンの重みがかからないように細工しなくてはなりません。

こういう仕事は、どちらかと言えば得意とするところですが、何しろ材料を集めるのが大変です。
最近、スコーン50個を梱包という場面が度々あるのですが、箱だけはちょうどピッタリのサイズのものを探し当てました。
ホームセンターでいつでも買えるのです。

でも、中に入れる仕切りは、自分で作るしかありませんので、先日から暇を見つけては切り刻んでいました。
そんなこんなで、今回の梱包作業は延べにすれば4時間くらいはかかっていると思います。

箱も仕切りも、用が終われば出荷先で処分される運命ですから、これを何とか出来ないかと思いますが、運賃払って空き箱を送り返してもらったのでは、全くの話引き合いません。
それに、そんなことに手間ひまかけていただけないでしょうし・・・。

まあそれでも、スコーンが良く売れて、多くの方が喜んでくださっているのなら、私はそれで十分です。
きれいに荷造り出来た時の満足感は、担当した私だけのものですし。


多数ご来店御礼

本日は、曇りがちながら比較的穏やかなお天気で、午前中から次々とご来店のお客さまがお出でになりました。
お顔見知りの方がほとんどでしたが、初めての方も何人かいらっしゃいました。

例によって、ずっと店頭コーヒーサービスをしていましたので、いつの間にか店中がコーヒーの香りに満ちていました。
おかげさまで、コーヒー豆も沢山売れました。

新たに、モカの香りを生かしたブレンドをつくって皆さまに試飲していただきましたが、ななかなか好評だったので、定番に入れようと思っています。
その名も「スィートモカブレンド」。
高知から帰って来たら、売り出します。

どうぞお楽しみに。

確定申告、書類作成完了

確定申告、毎年この時期のイベントですね。
サラリーマンの方は、ほとんどの場合会社がやってくれるので、手間暇がかかるという実感はないかも知れませんね。
自営業の場合は、日頃の帳簿付けからコツコツと真面目にやっておかないと、この時期になって慌てるということになります。

それでも、パソコンで経理をやるようになって以来、ずい分楽になりました。
私の場合は会計ソフトは使わず、EXELで自分で作成した記帳シートに入力しています。

パソコン経理のいいところは、記帳漏れがあった時などに追記や訂正などが自由自在に出来ることです。
年間の集計が自動的に出るようにしていますので、申告の時はその数値を入力するだけです。

申告は、電子申告(e-TAX)は使わず、書類作成のみを国税庁のホームページ上でやっています。
と言うのも、電子申告するためには今までなら住基ネットカードが、これからはマイナンバーカードが必要で、それにはあまり気が進まない私は、税務署まで書類を持って行く方を取っているというわけ。

一時間ちょっとで終わる作業ではあるのですが、何となく先延ばししてしまうのですね。
でも何とか終わりましたので、月曜日に提出して来ます。

高知行きの前に完了です。
やれやれ・・・

ただ今、早朝4時40分

今朝も3時に起き出して、先ほどまで仕込み作業を。
一区切りしたので、ふと思い立って外を見ようと扉を開けました。

明るくて驚きました。

それもそのはず、中天に月がかかり雪化粧した地上を、煌々と照らしていました。
南に目をやれば、さそり座の赤い星が見えているではありませんか。
そうか・・・、早朝の星空は季節を先取りしているのでした。

ああ、いいな。
山暮らしの頃が懐かしく愛おしく思い出されます。

・・・と、遠くからエンジン音が響いて来たかと思うと、除雪車がやって来ました。
こんなに早くから、ご苦労さま・・・。

私は、これからパン生地をこねます。

今日も、良い一日になりそうです。

紙版 飯豊の空の下から・・・ 弥生・24号公開

IIDEの三月号を公開いたしました。
ホームページあるいは下のリンクバナーからpdfファイルにアクセス出来ます。
ご覧いただければありがたく幸いです。

明日はパン焼きをして、明後日はスコーン。
その後は、高知行きの準備です。

今回も夜行高速バスの旅ですので、黒パンの軽食を2食分持って行きます。
旅の途中は、なるべくお腹は軽くしておくのが、快適な旅行のコツと心得ています。
こんな時も、やはり黒パンは重宝です。
みのりのパンもいいですね。
飲み物と果物一欠けらあれば、ほとんど完全食ですから。

そして期間中は、お天気も良くて暖かい日が続くようです。
ありがたい計らいです。

これはもう絶対に、春を迎えに行って来いってことですね。
多分、早咲きの桜の花を見ることが出来ると思います。

はい!必ず東北に春を連れて帰って来ます。

実は来週も・・・というお話が

昨日スコーン80パックを出荷したばかりですが、その業者さんから来週もお願いしたい・・・とのお話しです。
3.11をひかえて、いろいろとイベントが企画されているとのこと。
そこでぜひ食工房のスコーンを、と。

しかしです。
こればかりは、お断りするしかありません。

うーん・・・。
そうなんですよね。
震災からもう5年経つんですね。

毎年の高知行きは、いつもこの時期なのです。
何しろ母の誕生日があるものですから。

ま、今回は仕方ありません。
会津中央乳業さんの150パックが先でしたから。

そんなこんなで、あっという間に出発の日がやって来そうです。

コーヒー焙煎再開記念キャンペーン、間もなく終了

12月から実施中の「コーヒー焙煎再開記念キャンペーン」は、いよいよ今月いっぱいを以って終了いたします。
期間中、全ての銘柄を思い切った割引価格(10~25%引き)にてご奉仕いたしましたが、3月より通常価格に戻ります。

とは言え、キャンペーン期間中に新登場した銘柄については、最初から割引価格にしましたので、3月から通常価格と言っても単なる値上げとしか映らないのではないかと、少々心配もしています。
まあしかしこれは何ともいたしかたのないことで、皆さまにはご了承をお願いするしかありません。

今月中にご注文いただいた分は、発送が来月でも割引価格を適用いたしますので、どうぞ奮ってご注文ください。


コーヒー豆の通常価格(2016年3月より)

ブラジル セラード・樹上完熟
ミディアムロースト 600円/100g(550)★
ボリビア リオコリ農園
ミディアムロースト 550円/100g(450)※
コロンビア スィート&フラワーズ
ミディアムロースト 550円/100g(450)※
グァテマラ サンタフェリーサ農園
ミディアムロースト 600円/100g(450)
エチオピア モカ・イルガチェフェ
ミディアムロースト 600円/100g(450)
マラウイ ミスク・チャニア村
ミディアムロースト 550円/100g(450)
マラウイ ミスク・チノンゴ村
ミディアムロースト 550円/100g(450)
マラウイ ミスク・チシ村
ミディアムロースト 550円/100g(450)
マラウイ ビフィヤ・カンガ村
ミディアムロースト 550円/100g(450)
マラウイ ビフィヤ・カンガ村
フルシティーロースト600円/100g(500)
マラウイ ミスク・チャニア村
フレンチロースト  650円/100g(550)

★ブラジル セラード・樹上完熟のみ、選別によるロスが多いため値上げしました。
※リオコリとスィート&フラワーズは、昨年より値下げになっています


どんなコーヒーでもおいしく入れられる裏技!

どんなコーヒー豆でも、おいしく入れられる裏技があります。
もちろんこれはレギュラーコーヒーの話しですよ。

コーヒー豆を挽く時に、フワフワと軽いカスのようなものが沢山出るのをご存知でしょうか。
挽いた豆をお買い求めの場合でも、よく見れば、そういうものが混ざっているのに気づかれると思います。

これは、シルバースキン(銀皮)あるいはチャフとも呼びますが、コーヒー豆の表面を覆っている渋皮です。
焙煎によって豆が膨らんで弾ける際に(私たちは、「ハゼ」と言っていますが)大方飛んでしまうのですが、ご存知のようにコーヒー豆は麦の粒のように中心に向かってこの表皮を巻き込んでいるため、完全に除去することは出来ません。

実はこの渋皮はコーヒーの味を不味くする元凶です。
コーヒー豆を挽いたら、まず風を送って渋皮を飛ばしてみてください。
一番簡単なのは、口で吹いて飛ばすことですが、他にもいろいろ手はあるので工夫してみてください。
それだけで、雑味が取れてグンと味が良くなるのが分かると思います。

ところで、雑味がない方がいいと再三申し上げていますが、実はこれも一筋縄では行かなくて、時と場合によっては、雑味がそのコーヒーの重要な個性になっていることもあるのですね。

例えば、モカ・イルガチェフェ・ナチュラルのオレンジピール入りのチョコレート菓子の香りは、コーヒーチェリーの果肉臭が移ったものです。

多分、乾燥プロセス中にほど良く移行するのだと思いますが、まさに絶妙ですね。
生豆は、カカオマス(チョコレートの元になる原料)と全く同じ臭いがしています。
正直、とても微妙なにおいです。

そういう例もありますので、コーヒーは面白いのですね。

休日返上に

食工房は、明日と明後日は定休日で、店はお休みです。
でも、仕事は休めない流れになりました。

定休日明けの木曜日着で、イベント用にプレーンスコーン・5個入り×80個のご注文をいただきました。
29日の150個とは別のイベント、別の業者さんです。

急な注文で在庫はもちろんありませんし、断っても良いわけですが、そんなことをしていたのでは先々への展望は開けませんから、明日休日返上で焼くことにしました。

こんなことも即断即決で対応出来るのも、個人企業のいいところでしょうね。
ゆっくり休みたい気持ちはありますが、食工房のスコーンを喜んでくださる方が沢山いるのだと思うと、それはそれで大きな喜びです。
社命で休日出勤させられるのとは、やはり違うのだと思います。

明日の午前中、歯の治療も予約していたのですけど、時間を変更してもらいました。
何事も臨機応変、土佐人の最も得意とするところです。

一週間後は、出発前夜。
IIDE編集も、今日明日のうちに終わらせます。
ではでは。

日曜喫茶室

「日曜喫茶室」というNHKFMの番組がありましたね。
この頃ちっともラジオもテレビも縁の無い毎日で、今でもやっているのかどうか知りもしませんでしたが、昔はよく聴いていたものです。
最近伝わって来たところによれば、マスターのはかまみつおさんが亡くなられたそうですね。

まあ、その本家の「日曜喫茶室」とは、何の関係もありません。
今日は、思いがけずもこの食工房が日曜喫茶室になったというお話し。

コーヒー焙煎を本格的に再開して以来、少しずつコーヒー豆をお求めにご来店くださる方が増えています。

今日も午後、ご常連の方が二組連れ立ってお出でになりました。
その中のお一人は遠い外国の方で、日本人の奥さまと一緒にもうずっと日本に定住している方です。

ちょうど私も仕事が一段落して休憩するところでしたから、コーヒーをご一緒しながら遠い異国のお話しをたっぷりと伺うことが出来ました。
聞けば、私と音楽の好みが合っていて、食工房に揃っているルーツ音楽の音源の数々に痛く感激しておられました。
連れ合いも娘たちも混ざって、楽しく時間を忘れて過ごすうちに、早や夕方になっていました。

もちろんコーヒー代はいただきません。
お買い求めいただくコーヒー豆の試飲という名目で、いろいろな銘柄を沢山召し上がっていただきました。

皆さま、お時間のある時は、どうぞここを喫茶室に使ってください。

コーヒーは、いつでもご馳走いたします。


MILLADOIRO