今日もコーヒー焙煎を

食工房の自家焙煎コーヒー

古い機械ですが、よく動いてくれます。


食工房の自家焙煎コーヒー

すでに製造中止になっているこの焙煎機、機械屋さんに問い合わせたところ、現役のものはほとんど無いという話でした。
私、よく言われるのです、「最終処分場」だと。


食工房の自家焙煎コーヒー

タイマーは手離せません。
焙煎時間は、最も重要なファクターですから。

だいたい毎週水曜日は、コーヒー焙煎の日になっています。
まずお休みすることはなくなっています。
ここで食工房を開業して以来ずっと12年間、時に休むこともありましたが・・・。
今日は、9銘柄で合計9kgの焙煎をやりました。

ところでこのブログを書き始めた当初、毎週水曜日はコーヒーネタで行こうと決めて、しばらくの間続けていました。
今読んでも、なかなか面白いことが書いてあるので、皆さまもよかったらちょっとご覧いただければ幸いです。<こちら>をご覧ください。

それで以前の記事から分かるのですが、取り扱うコーヒーの銘柄が次々入れ替わっているのですね。
それというのも、せっかくいい銘柄が入荷しても、継続的に入手することが出来ないという状況が繰り返しあって、その度に新たな銘柄を探して試行錯誤して来たからなのですね。

昨年の今頃は、定番にしていた銘柄が全て無くなって、いよいよ看板を下ろすかというところまで行きました。

今はまた、いろいろいい生豆が入荷して、焙煎機も手に入って、本格営業体制になりました。
いつも泣かされ続けている「悪豆拾い」ハンドピックのことですが、幸いにも選別の良好な豆がほとんどで、これもどれほどか楽になりました。
それでも、しっかり目を光らせて、一粒でも悪いものがあれば見落とさないように緊張感だけは失っていません。

そんなそんなで、以前と比べて風味の傾向は少し変わったかも知れません。
と言うか、幅が出たということになると思うのですが、以前からのこだわりの食工房テイストだけは大切にして行きたいと思っています。

その心は、胸の奥まで吸い込みたくなるようなロースト香、後口に残らない苦味、フルーティーな酸味、かすかに感じる甘み、そして飲み終わったあとの満足感。
食工房おいしいブレンドの中にその思いを込めています。

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