4月初めから始まった、ハンドメイドマーケットプレイスCreemaのフードカテゴリー、食工房も最初から出店するチャンスを得て、もうすぐ2ヶ月になろうとしています。
相変わらず新しい出会いが大半を占める中、おかげさまでリピーターも数人になりました。
多い方は、早や4回目のご利用です。
よろしかったら、ちょっとサイトを覗いて見てください。
Creemaの面白いところは、その店の活況ぶりが外から見えるようになっていることです。
上には上がいますが、食工房の健闘ぶりも垣間見えると思います。
それで最近知ったのですが、今ネット上では、個人が手作りしたもの(主に衣類・アクセサリー・雑貨品など)を自由に販売出来るサイトが数多く立ち上がっているのですね。
その賑わい、過熱ぶりは、なかなかのもののようです。
ほとんどのサイトが、出店すること自体は無料としており、売買が成立した分の一定割合を手数料として徴収する方式なので、とても敷居が低く誰でも気軽に出品販売を試すことが出来るのですね。
私などが申し上げるまでもなく、もうすでにご存知どころかご利用中の方も沢山いらっしゃるでしょう。
ネット上だから出来る、場所・空間に制約されることのない作り手と使い手のつながり、流通に頼らない一対一の取り引き、そのシステムが確実に出来上がりつつあるのが、今という時代なのですね。
そんな中、食品を対象にしているのは、まだまだ数少ないサイトに限られます。
食品を製造して売るためには、それぞれのカテゴリーでの製造許可が必要ですし、取引形態も雑貨品の様には行きません。
逆に、製造許可を得ているということが、品質に責任を持っている証拠にもなりますから、雑貨品などに稀に見られるらしい・・・粗悪品云々・・・という事案が発生する可能性はなくなります。
この、何と言うか、商売の原点でもある売り手と買い手だけの直取り引き、運営サイトは不必要に介入しないやり方、ネットの時代だからこそ可能になった原点回帰だと、私は思うのですね。
ネット販売というと、いかにも新しいやり方、考え方があるように受け取られがちですが、私は基本は何も変わらないと思っています。
要は、造り手として良質の製品を造り続けること、ご注文をくださったお客さまに、感謝を忘れないこと、誠実に対応すること、これだけです。
上手なプロモーションは、あればもちろんいいけれど、本業を疎かにしてまでやることではありません。
これから3ヶ月、半年、さらに一年が過ぎて行く間に、どんな展開になって行くのか、ある意味とても楽しみなことだと、私は思っています。