日別アーカイブ: 2016年5月30日

ブランデンブルク協奏曲

ブランデンブルク協奏曲と言えば、バッハの楽曲の中でも特別有名なものではないでしょうか。
6つの協奏曲からなる長大な楽曲で、演奏時間は全曲通して聴くと1時間半以上にもなります。

私は、多分中学も終わりの頃だと思いますが、母がこのブランデンブルク協奏曲の3枚組だったか4枚組だったか・・・レコードを購入したのをきっかけに、以来度々聴いていた覚えがあります。

しかしその後、クラシック音楽からは遠退いてしまい、私も世間並みの若者だったというわけで、ロックやブルースの世界にはまり込んでいました。

それがこの度、真空管アンプを復活していろいろな音源を試すうちに、オーディオの実力を試すにはやはりクラシックだなぁ・・・との結論に辿り着き、昔よく聴いた覚えのあるモーツァルトやバッハの楽曲を試聴するようになりました。

すると不思議なもので、三つ子の魂・・・でしょうか、子どもの頃いつも耳にしていた楽曲は、メロディーが皆頭に入っていて、一つ楽章が終わると、次の楽章の頭が口をついて出て来る、それがピッタリ合っているという楽しさを味わえるのですね。
それより何より、歳のせいもあるかもしれませんが、とても気持ちが良くてうれしいのですね。
そして、究極がブランデンブルク協奏曲だったというわけ。

手元にはそのレコードはないので、例によってYouTubeでいくつか見つけた全曲の演奏を聴き比べて、一番納得したものを皆さまにもご紹介する次第。
ブランデンブルク協奏曲に縁の深い、ドイツのケーテンという街にある元宮殿(現在は博物館)内で、当時使われていた古い形式の楽器で演奏されるブランデンブルク協奏曲は、演奏の質も高くまるで御前演奏の雰囲気です。
これを、PCを32inのTVに接続して、オーディオは別立てで再生すると、自分が伯爵で御前演奏を楽しんでいる気分になれるのですね。

そして何だか分かりませんが、とても強烈な既視感に襲われるのです。
前世のどこかでこの音楽を聴いていた・・・という。
例えば私は、宮殿の下僕が何かで、二階で演奏されている音楽を、柱の陰に隠れて密かに楽しんでいたとか・・・。
ですからこれは、誰にも邪魔されずに一人で聴いていたい。

あと一つやはり特別なのは、フルートソナタBWV1034です。

一人でバッハを聴いていると、普通じゃいられない感動に浸ってしまう私です。


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