クマの出没再び

クマの出没

クマの出没230621
崖の斜面を駆け下りてきたところを捉えている。


クマの出没

電気柵の外側を足早に駆け去って行く様子を捉えている。


昨日の夕刻19時頃、先日6月3日と同じ場所に、今度は子グマ1頭が現れました。
今回、クマの侵入ルートが明らかになりました。
ちょうど崖の斜面を降りてきたところをカメラが捉えています。

時間にして19:02 ですから、まだ明るい時間帯であり、画像は赤外線映像ではなく通常光によるカラー画像になっています。
現在、電気柵は夜間のみ稼働させる設定ですので、この状況で電気柵が稼働していなかった可能性が大です。
しかし、柵の中に侵入を試みた形跡はありませんでした。
電気柵を学習していますね。

大きさと挙動の様子から小グマであることは間違いありません。
そして、多分ですが、今年親離れした子グマだと思われます。

この季節、周辺には桑の実が豊富にあって彼らの恰好の食糧になっています。
何本か伐採もしましたが、まだまだ手が及ばず、クマたちの餌場になっているのです。

母グマがこの場所を子を放す場所に選んだということは、次の二つのことが考えられます。
一つは、山にクマが増え過ぎて、子グマが安全に成長出来る場所が無くなりつつあること、
もう一つは、人間の居る場所に脅威を感じていない可能性があることです。
どちらも大変な問題です。

この子グマが大きくなる前に、確実に淘汰しておかなくては、いずれ安心して生活が出来なくなります。
周辺を徘徊されるだけでも脅威ですが、家屋への侵入を試みるようになる可能性が大きいですから、本当に今のうちに・・・です。
藪の刈り払いも、まだまだ手が足りていません。
何とか頑張らなくては・・・。

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