何をやっているかと言うと、天板の上でクッキーの生地を成型しているところです。
これは「ロンサムパイン」という名の、松の実とエダムチーズが入っている塩味のスパイシークッキーです。
重曹と酢を使うベーキング法なので、写真では分かりませんが、とにかく急かされてやっています。
でもこんな一つ一つ、スプーンでペタペタ、ペタペタ形をつくるなんて非能率的なことをやっていては、実際のところ商売にはならないわけなのですが、それでもこの不定形なところがいかにも手づくりという感じで食感もいいので、他にこれに代わる方法を未だに見つけられません。
娘二人に手伝ってもらって三人で手間暇かけても一度に10袋分がやっとで、それ以上は二回に分けてやるしかありません。
食工房のクッキー類の中で、他にもう二種類「山の子クッキー」と「どろんこクッキー」がこの成型法です。
さてもうお分かりかも知れませんが、どろんこクッキーの名前の由来は、どろんこ遊びのようなこの成型法にあるのです。
この次は、「どろんこクッキー」のことを詳しく紹介いたしましょうか・・・。