よく、疲れが溜まると言いますが、私の場合は、電池切れという感じを味わうことが多いです。
同じことを言っていると思われるかも知れませんが、ちょっと違うのです。
私の場合、何かやっている時、疲れるより先にエネルギーの補給が追い付かなくなるというか、燃料切れというか、要するに電池切れ状態になって止まってしまいます。
人間にもいろいろなタイプがあると思うのですが、私は例えて言うなら、極限まで軽量化したレーシングカーみたいな造りだと自覚しています。
エンジンは良く回るし、走りもいいけれど、軽量化のおかげで燃料は少ししか積めない、長い時間走ることは出来ないわけです。
おまけに、高速道路がなかったら、その能力も役に立ちませんね。
自分の性格を省みても分るのですが、私は、何をやる時でも手早くこなすことに全力を注ぐ傾向があるのです。
ものごとが順調な時は素晴らしく成果が上がりますが、いったんつまづくとこれまた物凄い速さで消耗してしまい、しばらくは立ち直れません。
ゆっくり加減しながらやれば良いだけのことかも知れませんが、これをまた別な例えをすると、私は飛行機で言うとジェット戦闘機みたいなもので、ゆっくり飛びたくてもスピードが乗らないと失速してしまうのです。
それでも年の功というのでしょうか、あとどのくらい持つかが冷静に分かるようになりましたので、危ない時には最初から手を出さない判断も出来るようになりました。
それにしても、家族も含めて私の傍にいた人は、とうていついて行けないスピードに煽られて、さんざん迷惑だったことでしょうね。
反省してます・・・。