日別アーカイブ: 2009年7月5日

作物が育てば、草なおよく育つ

このところ度々雨が降り、気温も上がり日差しも高くなっていよいよ夏の到来です。
畑の作物たちは、つい一週間前とはもう見違えるように大きく育っています。
と言うことは当然のことながら、草はいっそう勢いづいて作物たちを今にも飲み込みそうな様子です。
一週間に一度、定休日の畑仕事だけではもう間に合いません。
少しでも空いた時間があれば、すぐに作業着に着替えて畑に行くようにしています。


何と言ったって、畑は肥料を効かせてあるのですから、放っておけばどんなことになるか目に見えています。
人間が手を貸す勘所を誤らないよう、今こそ草取りに注力すべきと、地に這いつくばって草を引いています。
この、一年で一番の成長期に手をかけておかないと、これまでの苦労も水の泡、この後にもいいことはありません。



途中まで草取りしてある様子がお分かりになるでしょう。
引いた草は、作物の根元に根を浮かせるようにして置いています。


 



トウモロコシが、ザワザワと心地よい葉ずれの音を聴かせてくれるほどになりました。


 



大根はもう食べられます。でも気を付けていないと、草に埋もれそう。
まだまだ育つので、これから土寄せをします。


 



あっという間にジャングルの様相です。
秋にはカボチャがゴロゴロ・・・。採らぬカボチャの・・・。


 



ジャングルの下は、こんなふうです。
初めのうちは、雄花ばっかりです。相手がなくてかわいそう。


 


本業でもないのに、こんなにエネルギーを注いで、どこかから「おいおい!」と声がかかりそうですが、こればかりは止められません。
前にも申し上げたと思いますが、畑仕事は私にとって、心身両面の健康法なのです。
本業を疎かにするつもりは毛頭ありませんので、どうぞ誤解のありませんようお願いいたします。


 


さて今日は、早朝5時からこの集落の人足で、河川の草刈りとゴミ拾いなどをやり、朝食後もう一度集合して、例のアジサイロード沿いに造った花壇の花植えをやりました。
各所帯から一人ずつ約50人ほどで、3000本の花苗を2時間余りかかって植え終わりました。



国道459号線 喜多方市 山都町 相川 字白子地内 


これから秋まで、次々といろいろな花が咲いて、道行く人の目を楽しませてくれることでしょう。
一段高いところには、この春しだれ桜と花桃の植樹もしています。
何十年先の楽しみになるか分かりませんが、その頃になってもこの集落がちゃんと維持されていて、誰かに眺めを楽しんでもらえるようにと、そのイメージがあるからこそやっているのですね。
地域の活性化のエネルギーは、案外こんなところから生まれるものじゃないかと、私は思います。
この集落は、きっと大丈夫ですよ。


かくして今日は、朝から夜までみっちりと働きました。
もちろん日中は、食工房の仕事もこなしています。