日別アーカイブ: 2010年3月30日

「腰パン」に、私も一言

ちょっと前になりましたが、ずい分物議を醸した「腰パン」騒動。
今日のネットニュースでは、こんな記事が目に留まりました。


 


   「ずり下げズボン」流行の収束願い、NY繁華街に看板設置へ


ニューヨーク(CNN) 若い男性の間で流行している、腰辺りでズボンを履くいわゆる「ずり下げズボン」の習慣をやめさせようと、ニューヨーク州議会の上院議員がブルックリンなどの繁華街にキャンペーン看板を設置する計画を立てている。キャッチコピーは「Raise your pants, raise your image(ズボンを上げてイメージを上げろ)」。(CNN.co.jp)


不快だという意見があるかと思うと、表現の自由だという意見があり、アメリカのある州では「ずり下げズボン禁止条例」を決めたところ、憲法違反だという議論まで出て来たとか・・・。


 


さて当の私の感覚はと言うなら、世の中平和ですなァと言うしかありません。


もし彼が狩猟民だったとして、槍を片手に獲物を追う時にあの格好では、獲物に逃げられるのが落ち。
反対に危険な猛獣に出合ったら、簡単に餌食にされてしまうでしょう。
まあでも、今の私たちにそんな現場はありませんから、いい喩じゃないと言われるかも知れませんね。
だったら、あの格好で畑を耕してみたら具合がいいでしょうかね。
山に行って、チェーンソウで木を伐ってみたらどうでしょう。
多分、裾を引っかけついでに足を切り落とすのが落ちです。


何が言いたいかというと、ずっとあの格好でいられる生活ってどんなんだ?ということです。


14年間電気も電話もない山の中で、薪とランプで生活した時のことを思い出すと、あの生活ではたとえ腰パン大好きでも、あの格好では何も出来ませんから。

どうも何と言ったら良いか分かりませんが、世の大方の人々が不快だから止めろと言ったり、逆に個性に口出しするべきじゃないと言ったりしているのが、私には全然ピンと来ません。


とまあ、こんなとらえ方もあると知っていただきたくて、一言申し上げました