昨日で震災一週間が過ぎました。
相変わらず大変なことに変わりはありませんが、ずい分状況は変わって来たと思っています。
原発のことは、相変わらず今一番の気がかりではあるものの、いつまでも非常事態モードで平時なすべきことが手に着かないのでは、とりたてて被害に遭わなかった身として如何にも情けないと、少し仕事再開に向けて動き始めました。
そして今ふと気が付いたのですが、いつも朝から晩まで作業場で音楽を流しっ放しにしているのに、この一週間はそう言えば音がしていませんでした。
そんなわけで今初めてPCから音楽を流しながら、これを書いています。
昨日は文旦ピール造りを。
今日日中は、コーヒー豆の選別を少し。
原発の状況が、もう少し先が見えるところまで来たら、残っている小麦粉でパンを焼こうと思っています。
一応毎日店は開けているのですが、こんな時でもポツポツとご来店くださる方があります。
本当にありがたいことと、重ね重ね感謝申し上げます。
今日はまた、お天気が良かったので、裏の下水のメンテナンスも出来ました。
家にいる長男と上の娘に、雪に埋まっていた下水溝を掘り出してもらい、その後雪囲いを外し詰まっている箇所を開通させました。
早くパンを焼ける日が来るよう、祈りつつ過ごす毎日です。
ところで、この度の原発のトラブルでは、そもそもの設計思想、日頃の管理体制、そして事故後の初動対応、その後の対応など、後々責任が問われるべき事項が山ほどあります。
それはそれとして、今はその人たちも現場に指示を出す責任者ですから、先ずは事が収まるまでは雑念を入れないという意味で、すべて棚上げして差し上げるのがよろしいでしょう。
ですがその後は、キッチリと落とし前をつけていただかなくてはなりません。
原発も電力会社も保安院とやらも、そして政府も、厳しく監査されるべきです。
そして私たちは絶対にそのことを忘れないように、今から肝に銘じておきたいと思っています。
明日以降のお天気にご注意を。
天気図から判断していますが、明日以降、気がかりな東よりの風が一時的に吹くことになると思われます。
その時間帯の県内各所の放射線量の速報値に注目していたいと思います。