もうこのところ、私の気がかりは、原発のことに絞られて来ています。
もちろん、震災の被害全体のことも忘れたわけではありません。
ただ、原発事故の問題は現在も進行中であり、これから長年にわたって付き合わなくてはならないからです。
そしてそれは、私自身の生活や人生そのものを左右するかも知れないから・・・。
現状認識と言う意味で、私は今また改めて原子力発電について勉強し直しています。
工業高専の機械工学科出身の私は、原発のことについて基本的なことは理解しているつもりです。
でも、学校では習わないことが、現実にはあるのですね。
例えば <こちら>
長い文章なので、一度に読み切るのが大変かもしれませんが、ぜひとも読みこなしていただきたいと思います。
「理想と現実は違うのだから・・・」
とっくに使い古されたありふれた台詞ですが、原発に関しては今更のようにこの台詞が重みをもって響きます。
「人間のやることなんだから、たまには間違いもあるさ・・・。」
その間違いで、こういうことになってしまいました。
そして、原発を止められなかったのは、他の誰でもない私たち全員の責任だということを、自覚しなくてはならないと思っている私です。