今日は、午前中マフィンとスコーンを焼いて、午後は品切れ中のクッキーの一つ、どろんこクッキーをつくりました。
クッキーは目方で包装していますので、まず秤で重さを量らなければなりません。
ところがこのどろんこクッキー、一枚一枚が大きいのでグラムを合わせるのが大変です。
足りないのは絶対にいけませんから、かと言って、気前良くグラムオーバーを続けて行くと、最後になって規定の数が出来ないなんてこともあるのです。
今日はそれになってしまったようです。
あと一枚か二枚あれば一袋になるのですが、残っているのは少し焦がしてしまったのだけでした。
それで、この計量残りはどうなるかと言うと、当然私たちの口に入ります。
実はこれが嬉しかったりします。
製品になったものは、売れ残りにでもならない限り、わざわざ開けて食べることはまずありません。
だからたいてい私たちが食べるのは、焦げクッキーか売れ残りの古いのか、どちらかということになります。
今日みたいに出来立てを食べられるのはラッキー!というわけです。
いつもこれじゃ困りますが、食工房には計量名人がいて、いつも余るのは一枚か二枚、たまには一つも残らずピッタリなんてこともあります。
まあ、損はしてないってことでしょうか。
ヤレヤレ・・・。
年末に全品品切れになってしまったクッキーの在庫回復を始めたところです。
日を追ってどんどん増えて行くはずです。
月別アーカイブ: 2008年1月
初売り
今日から食工房の営業を再開しました。
久しぶりに4時起きして生地をこね、コーヒータイムの後シャッターを開けて見ると、外は雪でした。
日が差してくる前の光線のない状態では、すべてが色彩を失ってモノクロの世界です。
店からよく見える、向こうどなりのお家の裏の、立派なケヤキが雪化粧してとても美しく、側の物置小屋と共にまるで水墨画のようです。
今朝はそれに、アルタンのスローエアーの一曲がとてもマッチして、仕事も忘れてしばらく見とれていました。
お昼頃には次々とパンが焼き上がり、待ちかねたようにお客さまも見え、あわてて食パンを切り分け、袋に入れてお渡ししました。
そして、3時のコーヒータイムの後は配達へ。
農民連直売所と坂下のお得意さまを回わり、それから山都町内のお得意さまに寄って戻って来ました。
いつもお店にいらっしゃる方は、まず前からご覧になる看板坊や、私はいつも後ろから見ています。
連れ合いは、この後姿にずい分意を注いで描いたものです。
そのせいだか、この後姿を見ると、ついつい前に回って顔を見たくなります。
そんな後姿が、なおまた可愛い坊やです。
皆さまのご来店をお待ちしております。
国産コーヒー!!
正真正銘、日本国内で育っているコーヒーの花です。
沖縄に住んでいる知人から届いた年賀状に貼り付けられていたこの写真を見て、驚くやら嬉しいやら、すぐに電話をかけました。
そして了解をいただいて公開した次第。
星形の5枚の花びらが、とても可愛いですね。
その知人は大のコーヒー好きで、以前はコーヒー焙煎の仕事をしていたこともあるほどのコーヒー通です。
今は沖縄で、連れ合いと共に農業をしています。
コーヒーは、6~7年前に植えたそうですが、昨年はやっと育ってきたのか沢山花が咲き、1月の今は赤い実が鈴なりだそうです。
もちろん収穫して、焙煎まですべて自分でやって飲むという話。
沖縄なら育つのですね。
どんなコーヒーなんでしょう・・・?
今度お願いして、ぜひ一度味わってみたいものです。
そして国産コーヒーが、現実的に一銘柄として地位を得られる道が開けるといいのにと思いますね。
今度、赤い実の写真も送っていただくようお願いしましたので、いずれお目にかけられると思います。
さて本日は、新年初売りに向けて、すべての銘柄を一通り焙煎しました。
皆さま、ぜひぜひご来店ください。
おしらせ
☆「パンだより・29・新年号」のpdfファイルを、食工房のホームページにUPしました。 <こちら> からご覧になれます。
☆雪の日、ポイント2倍プレゼントも実施中です。
予報では、明日からまた雪模様らしいです。
「パンだより」編集中
テキスト原稿に、鉛筆でイラストを下描きした
ものを参考にしながら、取り込んだ画像を
配置しているところです。
「パンだより・新年号」を編集中です。
PCを使うようになってから、ずい分印刷物の製作も様変わりしました。
最初の頃は、ワープロでテキスト(文字)原稿を作って、それに連れ合いが直接イラストを描き込み、完成したものをコピーしていました。
コンビニの10円コピーを使っていましたので、A4で作った原稿をもう1枚コピーして、2面付けにしてA3でコピーして代金を少しでも節約しましたが、さすがに両面刷りは、店頭ではさせてもらえそうになくて、いつも片面のみでした。
PCを導入してからも、しばらくはテキストしか作れなくて、やっぱりコンビニに通いました。
その後スキャナーを寄贈してくださった方があり、画像の取り込みが出来るようになり、すべて画面上で編集してプリンターで印刷出来るようになりましたが、アプリケーションの使いこなしが未熟で、なかなか思うようなものが出来ませんでした。
最近やっと、まあまあ満足なものが出来るようになったと思っているところです。
ところで私の場合、編集ソフトはPCに最初から入っていた「ワード」を使っています。
最初の頃、PCの先輩たちに編集用のアプリケーションについて尋ねた時、「ワード」は使えないとか、おすすめしないという意見が多々あり、「一太郎がいいよ!」とすすめる人あり、「やっぱりイラストレーターでしょう・・・。」と言って、ソフトをプレゼントしてくださる人ありで、すっかり迷いましたが、「ワードは、やっぱり編集ソフトのスタンダードですよ。」と言う意見に納得が行って、まずは無理なく「ワード」でスタートしました。
とにかくワープロの時に比べたら、もう夢のようなことが全部出来るのですから、しばらくは興奮が冷めませんでした。
しかし最近になってまた欲が出て来て、今までずっと使わないでいた「イラストレーター」を覚えようかなと思っていたところへ、素晴らしい手引書をプレゼントしてくださった方があり、今少しずつ勉強しています。
それにしても、黙ってパンだけ焼いていればいいというわけには行かない、宣伝も自前でやらなくてはならない、個人経営のパン屋です。
忙しいけれど、何だか面白くて止められない、創造する喜びがあると思っています。
☆出来次第ホームページにUPします。
☆今のところ、食工房のホームページは従来どおりですが、機能するようです。
☆メールも使えますので、ご利用いただいても大丈夫と思います。
昔語り
昨日の夜から、本を一冊読み始めました。
長いものは読みきれそうにないので、イギリスの作家アリソン・アトリーの「氷の花たば」という短編集を選びました。
末娘が前から欲しかったのを知っていた連れ合いが、この間のクリスマスプレゼントに手渡したものです。
一日に一編か二編ずつ、ゆっくり味わいながら読んでいます。
それで第一話の「メリーゴーラウンド」を読んでいたら、突然、私がまだ小さい子どもの頃、今は亡き父に連れられて、珍しく田舎にやって来た移動動物園に行った時のことを思い出しました。
正確にいつのことだったかは覚えていませんが、父の自転車の荷台につけた箱の中に乗せられて行ったのですから、まだ小学校前だったと思います。
私の村は、遠く徳島へと流れて行く「吉野川」のずっと上流にあって、動物園がやって来たのは少し下流の町でした。
川沿いのでこぼこ道を、ガタガタ揺られながら辿り着いて、さてどんな動物がいたのか、それをあまり覚えていないのですね。
ライオンもいたような気がしますが、定かではありません。
私が覚えているのは、売店で20円のキャラメルを一箱買ってもらったこと・・・。
そして帰り道、父は往きとは反対側の、少しでも自動車の通らない川の北岸の道を通って帰り始めました。
往きよりさらに路面が悪く、じきに尻が痛くて我慢ができなくなり、ずっと先まで橋がないことは分かっていましたが、私が文句を言うと、「よし、そんなら船に乗って向うへ戻ろう。」と言って私を自転車から降ろしました。
父は、道路から外れて川に下りる道を、自転車を押して歩いて行きました。
私も後について川に下りると、そこは渡し場で一そうの小舟が客待ちをしていました。
私たちの他にも何人か客が集まり、舟が出ることになると、父は自転車を担ぎ上げて舟の真ん中に置き、私も乗り込みました。
こんなちっぽけな木の舟に、重たい鉄の自転車を乗せて、沈んでしまわないかと不安でしたが、誰もそんなことを気にかける様子がないので、私も気にしないことにしました。
舟は、両岸の間に張り渡してあるロープに繋がれていて、船頭が両手でそのロープをたぐると、軽々と滑るように川面を渡って行きます。
私は、青々としてよどんだ淵の深さはどれほどだろうかと、恐々船べりからのぞき込んでいました。
不思議なことに、動物園の中のことは一つも覚えていないのに、帰り道のこの光景だけはとても鮮明に覚えています。
そこは、寺家(じけ)の渡し場と言って、今は立派なコンクリートの橋がかかっています。
そしてそこは、奇しくも昨年訪ねた、Mojo Fujiのミシシッピーカフェがあるところなのです。
彼に、「昔、ここに渡し場があったろう?」と訪ねたら、知っていると言われて妙に嬉しい私でした。
そして今日は、会津若松へ配達の帰り道に立ち寄った「BOOK OFF」で、大好きなアイリッシュトラッドバンド「アルタン」のCDアルバムを一枚見つけました。
今、それを聴きながら、こうして何もかもがピッタリ来る心地良さを味わっています。
今夜も続きを読みます。
初仕事
今日は思いがけず、突然の初仕事となりました。
駅カフェさんからご注文のFAXが入り、「休業中は承知ですが・・・」と、それでも注文を出さざるを得ない状況を察すれば、こちらとしてはこんな嬉しいことはないわけですから、早速お引き受けして準備にかかりました。
ご注文の中にマフィンとスコーンが含まれているため、実際に焼くのは明日で、今日は材料をミックスして予冷するところまでです。
一時間余りの短い作業でしたが、やっぱり仕事となると緊張感が全然違いますね。
白衣を着て手を洗っただけで、もう気持ちがピンとしていました。
明日は、予定外の初窯となります。
お店の方は相変わらず閉めたままで、10日からの営業再開を予定しています。
とは言え、お休み中も絶対に忘れてはならない「ヒト」がいます。酵母さんです。
丸一週間くらいまでならノーメンテでも大丈夫ですが、二週間開くと、途中の管理が必要となります。
再開時に、いつもどおりの万全な状態にするために、今までの経験と勘がものを言います。
そんなわけで今日は、久しぶりに気合いが入りました。
お休み中に・・・
お休みの間に、本一冊くらい読みたいなと思っていますが、まだ出来ません。
忙しくしている間にすっかり散らかってしまった、机の上や部屋を片づけたり、運動不足になりがちな体のメンテなどをしているうちに、もう1月も6日目が終わってしまいます。
でも、やっと今夜あたりから一冊読み始めましょうか・・・。
読みたい本は沢山ありますが、ここ数年、ちゃんとよめるのは一年に一冊くらい、それしか時間がありません。
日本の原風景・よそ者の会津考 vol.3
会津には、これが日本の原風景かなと思える風景に、あちこちで出会います。
上の写真は、いつもよく通りかかる場所から眺めた風景です。
同じ場所から5月に撮った写真と記事がありますので、そちらも併せてご覧いただきたいと思います。<こちら>
それで、何をして原風景と呼ぶのか、私なりの感覚を語らせていただくと、それは、人々の暮らしと自然の営みが調和している、あるいは少し譲って、その調和が大きく壊されていない風景ということになります。
会津には古いものがよく残っていると言われますし、実際そのとおりです。
土佐の高知の出身の私から見て思うことですが、その大きな理由の一つに、会津は自然の恵みにあふれた豊かな土地であり、且つ災害が少ないということがあります。
高知では、ほとんど毎年のように台風の来襲でいろいろなものが壊され、新しくせざるを得ない宿命みたいなものがあります。
川の流れや地形までもが、変わってしまうことだってあります。
だからかも知れませんが、変わって行くこと、変えることに、あまり抵抗を感じない庶民性があると思います。
それに比べれば、会津の風景は不動のように見えます。
実際には、少しずつでも確実に変わっているのだとは思いますが、残って欲しい、残しておきたい、豊かな自然と人々の暮らしと、その関わりや調和が、まだまだ持ち堪えていると思えるのです。
そしてそれは単なる観光資源と言うようなものではなく、大切にすべき会津の生命そのものだと言う気がします。
誤解しないでいただきたいのですが、変わることが悪いと言っているのではありません。
たとえどのように変わっても、失ってはならないものがあると申し上げたいのです。
厳しい冬の寒さや雪に閉ざされる不便さが、逆に恵みになっていることにも、南国出身の私は気づいています。
そんな話しも、また追々語らせていただきます。
今日はこの辺で・・・。
「飯豊」の名の由来どおり、
完璧なまでに白銀の雪に覆われた姿を見せる、飯豊連峰
どこまで進む?コンピューターの能力
CPUクーラー
高度な電子機器でありながら、このようなモーターで回る扇風機のような
パーツが必要なところが、私にはとても愉快です。
頭を冷やさなければならないのは、人間だけではないというわけです。
PCに触り始めて丸三年になります。
何も知らずに譲ってもらった中古PCがそこそこのスペックで、今でも私の用途には満足して使っています。
しかし使い込むほどに仕事上での依存度が高まり、今はPCが動かなくなったら、ラベルの発行や「パンだより」の編集、ホームページやブログの更新など、すぐにも支障を来たします。
二台目のPCをいつでも使える状態で待機させて置きたいと考え始め、そのためにいろいろとPCについて情報を集め勉強していますが、まず驚くのが、止まることを知らぬスペックの向上です。
もうすでに40年以上も前に、半導体メーカー「インテル社」の創設者の一人、ゴードン・ムーア氏が提唱した「ムーアの法則」に、コンピューターの能力は2年で2倍になると言われたとおり、私がPCに触り始めてからでも、2年くらいの間に何もかもが2倍以上になっています。
CPUの処理能力、メモリーの容量と伝送速度、ハードディスクの容量などコンピューター本体に関わるスペックはもちろんのこと、プリンターの印刷精度や印刷速度など周辺機器も同じくらいスペックが向上しています。
ところで、コンピューターにチェスや将棋を覚えさせ、人間と対決させて能力を測るという話題を、どなたもよくご存知のことと思います。
単純には言えませんが、コンピューターはすごい勢いで強くなっていて、チェスではすでに人間を負かしてしまいました。
将棋でも時間の問題と言われますが、ここで注目されていることは、勝負の勘所は理詰めの計算だけではなく、センスが介在するということです。
これはある友人から聞いた話ですが、近い将来、コンピューターにそのセンスを持たせることが出来るようになるそうです。
もしコンピューターがセンスを持ったら、どういうことになるのでしょうね?
一言で言えば、コンピューターが人間のように振舞い始めるということだろうと思います。
画面の向うに、一人の人間あるいは複数の人間がいて、語りかけて来るかのように思えることでしょう。
ユーザーのニーズを十二分に察知して、満足に余る情報を提供してくれることでしょう。
しかし・・・です。
少し穿った見方かも知れませんが、人間とコンピューターの関わりがさらに深くなり、コンピューターがそこまで発達した時、コンピューターはマインドコントロールのための絶大な力を秘めた道具となる可能性がありますね。
誰が誰のために使う道具なのか、誰がその巨大なシステムの主導権を握るのか、何も知らないユーザーは、ただ便利さに興じている間にモルモットにされてしまっているかも知れません。
例えば、道具好きの私などが、先ず一番のカモかも・・・。
改めて「私」を語れば
紅葉の冬芽
私は覚えている限り、やっと物心ついたくらいの小さい子どもの時からずっと、自分のまわりのものごとにいつも「ちがうぞ!ちがうぞ!」「そうじゃない!ちがう!」という感じを抱いていました。
一体何が?と言われても、それを上手く説明することは出来なかったし、自分でもよく分かってはいませんでした。
しかし、この違和感を無視することだけは、どうしても出来ませんでした。
今思うとこの違和感が、私のこれまでの人生の過ごし方に支配的であったという気がします。
そして近頃はそれに加えて、何か「悲しい・・・」という感じが自分を浸していることにも気がついています。
何が?と言われても、これも難しいです。
自分に、満たされないものや失ったものがあるから・・・というわけではありません。
そりゃあ少しくらいは不満もありますが、それ以上に恵まれていると思うこともありますから、そんなことではないのです。
何かに共感していると言った方が当っています。
それは、この地球のお母さんの痛みだったり、この世界の片隅でひどい目に遭っている人たちのことだったり、この地球のどこかで絶滅に追いやられようとしている鳥やケモノや虫たちのことだったり、伐り倒され焼き払われる森の樹木の叫び声や大地の嘆きだったり・・・。
この怒涛のような、世界中を巻き込んで流れていく潮流に乗って一緒に流れて行くことがどうしても出来ずに、どこかにたとえ一筋でも別な流れがあるに違いないと、岸辺伝いにつっかえ引っ掛かりながら流れている、私もやはり一滴の水には違いないけれど、まるで油のように混ざり合えない・・・、それが違和感の正体なのかなと今思います。
そして、その大きな流れの行く末は、私には、破滅しか見えません。
かく言う私も含めて、どうして人類だけが、美しいこの地球と調和することが出来ないのか・・・、それが悲しみの正体のような気がします。
もしこの先の世界に厳しい試練が待っているとしたら、その中で自分はどのように振舞うのか、今日はそんなことを考えて一日が過ぎました。
今そんな世界だからこそ、氷に閉じ込められながらも春には芽吹く力をたくわえて眠る冬芽のように、確信に満ちて生きていたいと思っています。
Milladoiro
今日は、久しぶりにまた音楽の話です。
スペインの西部、ポルトガルと国境を接し、ヨーロッパの先住民とも言われるケルト民族の血の濃い地域「ガリシア」、そこにはアイルランドによく似た音楽があります。
そしてガリシアを拠点に活動しているルーツミュージックのグループ、それがMilladoiro(ミジャドイロ)です。
来日したこともあるので、このブログをご覧の方の中には、実際にライブステージをご覧になった方がいらっしゃるかも知れませんね。
私が初めてMilladoiroの音楽を聴いたのは、8年くらい前で、友人からプレゼントとしていただいた、カセットテープにダビングされた音源でした。
何を隠そう、これを聴いた時から、私のルーツミュージックへの探求が始まったと言っても過言ではありません。
それまでに、FOLK、COUNTRY、JAZZ、ROCK、BLUESなどアメリカ系の音楽からワールド系と呼ばれる、少しルーツのにおいのする音楽に辿り着いていた私は、強い衝撃を受けると同時に、すっかり納得してしまったことは、今でもよく覚えています。
その後、アイルランドや北欧へと興味は広がり、次々といろいろな音楽に出会いました。
さて、Milladoiroはミジャドイロと発音するそうで、それはメンバーの多くの出身地であり、カトリックの巡礼の地でもあったサンティアゴ・デ・コンポストラという町に、巡礼者たちが残していった古い石碑のことを意味しているそうです。
そしてMilladoiroは、一度は廃れかけたガリシアの伝統音楽の発掘と再創造という、音楽の歴史に残る偉業を成し遂げたグループでもあるのです。
さらに、「音楽は世界共通の言葉。」と宣言するとおり、世界中の音楽を柔軟に受け入れ、共演も実現してしまう彼らの音楽を、多くの人に知って欲しいと思います。
では、そのMilladoiroのホームページをご紹介しておきます。
音楽はもちろん、視覚的にも美しいホームページには、ライブステージのビデオが4本も公開されています。
これだけでも素晴らしいプレゼントですが、YouTubeサイトで、さらに何本ものビデオクリップを見られます。
お正月のお休みに、ちょっと変わった、でも素晴らしい音楽の世界に興味を広げたい方、ぜひご覧になってください。
ミジャドイロのオフィシャルホームページは<こちら>
YouTube Milladoiroの検索結果は<こちら>