以前、写真に打ち込んでいた時期があったことは、すでにお話したと思います。
会津に来てからは、生活が変わってすっかり忙しい人になり、カメラはあっても触る時間がない、フィルム現像のお金もそうそう自由にならない状況で早や5年が過ぎてしまいました。
今はコンパクトデジタルカメラを手に入れたので、フィルム代も現像代も気にすることなく、チャンスさえあればまた撮るようになりました。
ブログのネタにもなるし、商売上商品の写真も必要だし、それにやはり写真は自分に一番向いている趣味だと思い知りました。
一人で静かに被写体と向かい合う時間が、私にはとても栄養になるのです。
だから人を撮るのは、はっきり言ってちょっと苦手です。
家族や親しい人の写真ならいいのですが・・・。
それで今日は、「駅カフェ」さんまで納品に行った折、少し時間があったのとたまたま他にお客さまがいなかったので、店内の写真を撮らせてもらいました。
写真で面白いことは、同じ情景を撮っても露出の決め方で全然違った表情に写ることです。
コンデジだと、おまかせモードで撮ると勝手にストロボが発光したりして、イメージぶち壊しの写真になったりするので、私はノンストロボか強制発光かのどちらかで撮るようにしています。
店内は少し暗いので、どうしてもシャッターが遅くなり手ブレのリスクがありますが、まさか三脚は立てられませんから、壁や柱やテーブルや椅子などにカメラを押し付けて動かないようにしています。
でも、どうしても手持ちじゃないと撮れないアングルになる時は、静かに一呼吸した後息を止めてシャッターを押します。
同じシーンを何枚も撮っておくと、1枚くらいとても上手く撮れていることがあります。
そういうところは、デジタルカメラの大きな利点ですね。
撮った画像もその場で見られるので、思ったように撮れていない時は、何回でも撮りなおします。
ただ、ファインダーを覗いて撮る一眼レフと違って、レンズも小さいしマニュアルフォーカスも使えませんから、いろいろ不満は残ります。
まあでも、どうしてもという時はフィルム一眼もあることだし、贅沢は言えません。
それより、融通の利かないコンデジをどうやって騙して意図した露出を得るか、そんな工夫を楽しんでいます。
前置きが長くなりましたが、今日撮った中から3枚ご覧に入れます。
駅カフェに行ったことがおありの方は、これらの写真が上手く撮れているかどうか、お分かりになることでしょう。
自分なりに、精いっぱい駅カフェさんをいい印象でご紹介したいと思って撮ったつもりです。
ご批評などいただければ、今後の糧といたしますのでどうぞよろしくお願いします。
窓際の白熱灯の明かりがとても素敵なので、
そのイメージを壊さないように、でも逆行で周りが
真っ暗に写ってしまうので、弱めにストロボを当てています。
ストロボの光量調節は、発光部にティッシュペーパーを当てて。
スローシャッターになるので、柱に固定して撮りました。
やはりストロボ使っています。
以前同じところを撮っていますが、
雰囲気が全然違って写っています。
駅カフェのコーヒーメニューの中で、
私の一番のおすすめは、これ。
アイン シュペンナー(ウィンナーコーヒー)
これは、ノンストロボ手持ち撮影。
超スローシャッター(1/20)
マクロ撮影モード使用。