月別アーカイブ: 2010年11月

本日もご来店多数御礼

今日は、午前中はシュトレンの仕上げをして、その後製品造りを考えていましたが、ミックスナッツ<参照>が減っていることに気づき、急遽ナッツのローストと粉砕そしてミックス、保存のための包装までやって午前中がつぶれてしまいました。


午後は、娘たちはお出かけ、連れ合いも個展会場に出かけましたので、食工房は私一人でした。
店番しながら製品造りはさすがに出来ませんので、午前中の後片付けや掃除をした後、PCに向かってイラストレーターの習熟のために、パンだよりの来月号にとりかかりました。


その間、次々とお客さまがいらして、何だかんだと落ち着いている暇はありませんでした。


いやありがたいことです。


おかげさまで、売れ残りの心配をするどころか、売るものが無くなる心配をしなくてはならなくなりました。
今日は何も造っていないし・・・、さてどーしましょー。
明日は、予定は立っていませんが、クッキー焼きたいですね。


コーヒー豆の焙煎もご注文いただいているし、体は一つ・・・、スタッフの方にいきなり出来る仕事ではないし・・・、困りました・・・。


小さい器に勢いよく水を注がれても、溢れるばかりで受け止め切れないの喩です。
結局売り上げを逃して、これはこれで悔しい・・・。


それでも、一向にお客さまの来ない店の中で暇を託って気を揉んでいるよりは、どれだけいいか知れません。
とにかく頑張ればいいのですから。


本日も多数のご来店、ありがとうございました。


今日一日で、店の棚はガラガラになってしまいました。


期待して来られるお客さまがガッカリなさっては申し訳ありませんので、こんなこともお知らせしておきます。
どうぞ悪しからず。

変りやすいお天気の中、来客多数

今日は、朝のうち雨かと思うと急に晴れたり曇ったり、午後になってやっと晴れました。

ここ数日来、雨模様でご来店のお客さまも少なく寂しい感じがしていましたが、今日は一転して多数の方々のご来店を賜りました。
遠く新潟から団体さんで二組、郡山から一家族とさらにお一人、その他にも遠来のお客様が多数、そして地元の方も。


連れ合いが個展のために出かけていますので、このところ店番もかねて造り仕事をしています。
おかげさまで今日は、最近にない忙しさでした。


今日の食工房は、今シーズン初めてのシュトレン造りをしていましたので、手を止められないタイミングもあり、店頭にお客様をお待たせしたままにする一幕もありました。
いやはや、申し訳ありませんでした。


おかげさまで今日は初めてにもかかわらず、満足な出来のシュトレンが焼き上がりました。
今年でもう5シーズン目になるのですね。
手が覚えていて、始めてすぐに去年の暮れの続きをやっている感覚で仕事してました。
でも今年は今年で、ちゃんとプラスアルファを意識してやっていますよ!
微々たる変化かも知れませんが、見た目も味も良くなっているはずです。
明日は、粉糖で化粧して仕上げます。


  そして個展にご来場ありがとうございます。


今日も、沢山の方がお出でくださったとのこと。
滅多に会えない方が幾人か、遥々訪ねて来てくださってうれしかったと申しておりました。
毎日良い出会いをいただいて、元気な笑顔で帰って来る連れ合いです。
明日も午後から会場に出かける予定でおります。

時事から拾う

私は、ほぼ毎日インターネットを通じてニュースを見ています。
ザッと見出しを見て、気になった項目があれば詳細記事も閲覧します。


今日の一番は、何と言っても例のビデオ流出事件でしょう。

私も見ることが出来ましたが、思うところはあってもとりあえず軽はずみなことは言わないでおこうと思います。
それに、世の中には雄弁な方が沢山いらして、いろいろに意見を公開していますから・・・。


今日、私の目を引いたもう一つの記事は、「100円ライター販売禁止へ・・・」というものでした。
その内容は、子どもがライターで火遊びをして事故になるケースが後を絶たないので、ライター自体とその販売に規制をかけるというものでした。


子どもが、100円ライターで火遊びねぇ・・・、火に対する好奇心があるのは、まだ人間の本性を失っていないってことなんじゃない・・・?と、妙な考えが頭の中を駆け巡りました。


もちろん、火事になって怪我したり死んだりは困りますが・・・。


それよりこの日本では、日常的に火を焚く風景を見る機会など皆無に近いのだなと、その状況に何やら愕然としてしまいます。


野火は原則禁止!
喜多方市の条例でも、定められています。
火の燃やし方を知らないのは、子ども達だけでなくもはや大人たちもすでにその範囲に入りつつあります。


この数年私が知っている範囲でも、野焼きをしていて山火事になり、消防が出動する騒ぎになったことが二度ほどあります。


私の世代の者は、子どもの頃に火を焚く風景がいつでも身近にあり、私も9歳の頃から親の言いつけで釜戸に火を起こして飯炊きをし、風呂焚きもしていました。


しかし、私たちの子どもの世代はどうでしょう。
しっかりと火焚きのノウハウを受け継いだ子どもが、どのくらいいるでしょう・・・。


ちょっと教えればすぐに出来るようになる!でしょうか・・・?


そうは行きませんよ!と申し上げておきましょう。


そして火を焚くことは、その中で自ずと物理と化学の基礎を学んでいるということも、知っていただきたいですね。


「危ないから止めさせる。」この一方向では、何も出来ない人間になるだけです。
やり方を教える、その機会を絶やさない、そういう生活の指向が大切なんだと思いませんか。
他のことはともかく、火と刃物は、使いこなせるようでありたい・・・。


余談になりますが、彼のフィンランドで、水難事故が多発して子どもが犠牲になった時、真っ先に取り組んだことは、子ども達に水泳を教えることであったそうです。


 過去記事もご参照いただければ幸いです。 <こちら> とか <こちら> 

ホッと一息

木曜日は、食工房にとっては定休日明けで一週間の始まりです。

パンの仕込みも多いので、いくら慣れていると言ってもやはり緊張しています。
朝が早いので、昼前くらいになるとドッと疲れを感じる一瞬がやって来ます。


今は手伝いの方に来ていただいていますのでずい分楽になりましたが、以前はオーブンの前で居眠りしそうになりながら、朝飯も昼飯も食う機会を逃してしまうことが時々ありました。


今日は、昼食に下の娘が気合いを入れてつくってくれた、スープスパゲッティが特別おいしくて、おかげさまで午後からまた元気が出ました。


夕方までに残りの仕事と配達を終えて、夕食もいただいて、今はホッと一息というところです。


毎日毎日、一日はとても長いと感じますが、一週間、一ヶ月はアッという間です。

おしらせ、あれこれ

  トマト丸・終了のおしらせ

発売以来ご好評いただきました「トマト丸」は、原材料のトマトの収穫がとうに終わり、ドライトマトに加工しておいたものも在庫がなくなりました。
来シーズンの再開までしばらくの間、製造をお休みいたします。
皆さまのご愛顧に、今一度感謝! ありがとうございました!


  麦畑通信・136を木曜日焼きに・・・

これまで土曜日のメニューにしていました「麦畑通信・136」を当分の間木曜日に焼きます。
タイミングが悪くて注文出来なかった方もいらっしゃいましたので、よろしかったらこれからしばらくの間ご愛顧いただきますようご案内申し上げます。


  賞味期間を延ばします。

このところすっかり寒くなって、製品の日持ちも良くなりました。
パン、焼き菓子ともに、賞味期間が長くなります。
お買い求めの際は、賞味期限ラベルをお確かめください。


「パンだより」 Adbe Illustrator バージョン、ご覧いただけます。

ファイルサイズが大きいので、通信環境が遅い地域ではダウンロードが大変かも知れません。
食工房のホームページ・ダウンロードのページをご覧ください。 <こちら>
なお、今回印刷配布しているのは、ほとんど Illustrator バージョンです。


  コーヒーパンフレット、更新いたしました。

「パンだより」58号の中でも触れていますが、食工房テイストの根幹であったホアキン豆が取扱い終了となりました。
代わって「セラード・樹上完熟・晩秋摘み」が入荷。
大変良好な品質で、食工房テイストに合致するキャラクターを持っています。


全取扱い品目と価格詳細は、コーヒーパンフレットpdf ファイルをご覧ください。<こちら>  


  シュトレン製造開始

いよいよ本番です。
今週末から製造開始!
来週からは、試食品も召し上がっていただこうと思っています。
どうぞお楽しみに。
なお、ご予約ご注文を引き続き承っております。
どうぞよろしくお願いいたします。

命がけで喰う

この前、「ゆっくりと食事をする」という記事を書いて、ゆっくりと味わって感謝の気持ちで食事をいただくことの大切さを申し上げました。<参照>

それに自ら異論を唱えようと言うのではありませんが、ゆっくりと味わってものを食べているのは、全生物中、恐らくは人間だけなのだろうと思います。


食物連鎖の頂点に位置する大型肉食獣でも、脇から分け前を狙うハイエナが付きまとって、ゆっくり味わって食べている余裕は無いように見えます。
それに彼らも、本当に空腹になるまでむやみに獲物を追ったりはしないのですね。


そしてチータなんかは、全力で走って獲物を追いますが、もし捕まえ損なったら命に関わるほどエネルギーを消耗する、まさに命がけの狩りをしているのです。


一方呑気に草を食んでいるように見える草食獣も、一時の油断で肉食獣の獲物になってしまうのですから、子どもたちを守るためにも常に警戒を怠りません。
喰うか喰われるか、野生の生き物たちは、鳥も獣も虫たちも皆、まさに生きるために命がけで喰っているのです。


それに比べたら、人間たちの食事は何と優雅なことでしょう。


だからこそ、生きるために喰うという大原則とゆっくり味わえることへの感謝を、絶対に忘れてはならぬ!と肝に銘じる私です。

<パンだより 58 ・初霜号・2010年11月>公開

やっと出来ました。
印刷して発送するのは明日以降の作業になりますので、先にネット公開することにいたしました。
例によって pdf ファイルになっております。

カラーバージョンになった関係で、ファイルサイズが大きくなっています。
ダウンロードに時間がかかる場合があるかと思われます。

どうぞ、悪しからずご了解ください。

なお今回公開するのは、 Microsoft Word で作成したものです。
Adbe Illustrator バージョンも、追って公開いたします。


<食工房のパンだより 58・初霜号・2010年11月>


 


  今週のクッキーとマフィン


今週は、わらいごま、くるみびすけっと、森のパン屋のビスケットを焼いております。


マフィンは、ココリスとスィートハートの予定です。