イベントと言っても、食工房が直接出店するわけではありませんが、パンと焼き菓子を販売していただけるということで、皆さまにもお知らせする次第です。
場所が東京都内なので、お出でになれる方は、その方面にお住まいかあるいは当日たまたまその方面においでの方ということになりますが・・・。
さてそのイベントは、「目黒の小さなあさ市」といいます。
詳しいことは、<こちら>をご覧ください。
11月9・10・11日の3日間、日替わりで全国各地からいろいろな物産品が到着します。
食工房は11月11日(日)に。
ご都合のよろしい方、ぜひお出かけください。
明日は、それに向けてパン焼きです。
ではでは、翌朝に備えて寝るといたします。
月別アーカイブ: 2012年11月
荒れ模様
昨日も今日もですが、荒れ模様のお天気になっています。
空はもう完全に冬空。
比較的暖かいので雨になっていますが、これが雪だったら大変な量です。
でもよく観察していると、目まぐるしく空模様が変わっています。
土砂降りの雨からいきなりパッと日が差して来たりします。
見通しの利くところに出て見ると、雲が濃い所と切れて青空が見える所が交互に斑になっています。
まさに冬の日本海側の空です。
いつ頃からになるか分かりませんが、雪が降り始めたら結構な量になるのではないか・・・、そう思える今日のお天気模様です。
それでこんな夜でも、暖かい家の中にいて、明かりの下で温かい食事、パソコンの画面に向かってブログを書いている私、つくづく人間は自然界の中で特殊な存在なんだな・・・と思います。
鳥や獣たちは、一体どうやってこの嵐をやり過ごしているのだろうか・・・。
今日の午後、雨が止んだ隙間に犬の散歩に出ましたが、間もなくザーッと降って来て、あわてて駆け戻りました。
その時林の中を通りましたが、結構濡れずに済むのですね。
山暮らしの時には、いつも体で実感していましたが、今日久しぶりに思い出しました。
森は、命を育むところ。
命を護るところ。
木や草は、どんな命にとっても大切です。
小鳥たちも熊どもも、きっと上手く生き延びていることでしょう。
本日の食工房
今日は、いつもの木曜日のパン焼きでした。
酵母は、季節的に今が一番好適な温度条件です。
おいしいパンが焼けておりますよ!
加えて、姿形もいいのです。
皆さまのご来店お待ちしております。
パンだより・公開しました
ずい分遅れましたが、やっとパンだよりの編集が終わりました。
すでにホームページ上にアップロードしましたので、<こちら>からご覧いただけます。
私にとって、毎回この編集作業は楽しみです。
連れ合いも、可愛いイラストが描けてうれしいと申しております。
先日の萩原ご夫妻の絵手紙カレンダーのように「作品」と呼んでもらえるほどのものではありませんが、私たちのパンだよりも、ただ業務用の印刷物という以上に、何かしらでも皆さまに喜んでいただけるようなものでありたいとの思いを持って続けています。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
封筒に入れて直にお届けするのは、二三日後になると思います。
昨日の続き・・・
XP → Windows7 の記事で、エアロビューがサポートされていないと申し上げましたが、今日ひょんなことから解決しました。
ちょっと詳細な理由が分かりませんが、やったことは・・・。
デスクトップ画面上で右クリック → メニューの中から「画面の解像度」をクリック → 開いたウィンドウの中の「テキストやその他の項目の大きさを変更」をクリック → 次の画面の「カスタムテキストサイズの設定(DPI)」をクリック → 開いたダイアログ画面にある「WindowsXP形式のDPIスケーリングを使用する(×)」のチェックを外してOKをクリック → 適用 → 適用 と戻って設定を終了し、ログオフ → 再ログイン これであら不思議・・・、アイコンが少しだけスリムになって、エアロビューが効いているではありませんか!?
それでまた訳が分からないのは、ためしにもう一度「WindowsXP形式のDPIスケーリングを使用する(×)」にチェックを入れて見ましたが、エアロビューは失われません。
PC、難しいわァ・・・。
XP → Windows7 第2弾
先日のメインデスクトップに続いて、上の娘に譲ったノートPCを7化してみました。
実はXPも2014年4月までサポート期限がありますので、急がなくてもいいと言えばいいのですが、もうすでにリリース以来12年、その間にWindowsは実に3つも世代を更新しているのですね。
これがいいか悪いか、功罪はいろいろあると思いますが、技術というものはそのように進んで行くものだと私は思っていますから、あとは自分のニーズに合ったものをいかに選ぶかだけです。
で、古いながらもそこそこのスペックのXPマシンがあったとして、OSを入れ替えて今後も使い続ける価値があるかどうか・・・ですが、通常の家庭でのニーズを満たす範囲なら十分使えるし、そうした方がいいと私は思います。
そんな方の参考になるかもしれませんので、今回の7化レポートをご報告しておきます。
先ず最初にやることは、自分のPCのスペックを知ることです。
CPUの速度、メモリーの容量、ハードディスク(HDD)の容量の三つは、最低でも分かっていた方がよろしいです。
あと一つ重要なのは、DVDROMを読み込めるドライブがあることです。
CDだけのドライブではダメです。(今時、大丈夫だとは思いますが・・・。)
次に、Windows7アップグレードアドバイザーというアプリケーションをダウンロードして<こちら>、自分のPCをスキャンし、Windows7に更新出来るかどうか、その場合互換性などに問題が生じるか否か、詳細なレポートを得ます。
これは大変良く出来ていて、インストールされているアプリケーションや接続されているデバイス全ての互換性、新たに必要となるドライバーなどを報告してくれます。
重大な問題がないことが分かったら、更新のための準備をします。
先ずは新しいOSを手に入れなければなりません。
私は通販サイトで検索し、通常パッケージ版の半額程度で買えるDSP版と呼ばれるものを利用しました。
ただしパッケージ版と違って、32bitか64bitのどちらかのバージョン単体になります。
どちらにするかも、先ほどのアドバイザーで判断出来ますが、私的に言わせてもらうと、メモリーに関しては32bitバージョンでも2GB、64bitバージョンでは4GB以上を推奨します。
CPUもデュアルコア以上が求められますので、と言うことは、XPマシンでも後期のものに限られるかも知れません。
今回対象となったPCは、CPU・デュアルコア・1.9GHz×2、メモリー・2GB、HDD・80GBでしたから、Windows7Professional・32bitバージョンを選びました。
もちろんWindows7Home Premiumでも構いません。
次に、インストールする前にPCの中にあるデータを外付けハードディスクか、別の十分な空き容量のあるPCに転送保存します。
XP → Windows7更新では、新規インストールの形になりますので、データは一旦全て失われます。
あとで呼び戻すために、バックアップしておかなくてはなりません。
この時使えるのが、Windows転送ツールと呼ばれるアプリケーションです。
注意しなくてはならないのは、XPの中に最初から入っている転送ツールは使えないということです。
<こちら>のサイトからダウンロード・インストールします。
対象となるPCを立ち上げて外付けHDDを接続し準備が整ったら、Windows転送ツールを開きます。
必要なコマンドを選択クリックして、転送を開始します。
転送には、最低でも1時間くらいは(2~3時間かかることもあります。)かかりますので、その間はPCを使用出来ません。
間違っても電源を落としたりしないよう、また自動的にスリープ状態になる設定をしている場合は、ずっと電源が入りっ放しになるよう設定を変えておきます。
転送が終わったら、認証の必要なアプリケーションの認証解除とアンインストールを実行し、新しい環境で再インストール出来るようにしておきます。
フリーソフトなど、また手に入れられるものは、そのままにしておきます。
もしHDDに十分な空き容量がないと思われる時は、データやアプリケーションを次々消して、空き容量を確保します。
それからやっとインストールにとりかかります。
今回は32bitバージョンでしたから、XPが起動している状態からインストールに入れました。
Windows7のDVDROMディスクを挿入すれば、インストール開始のガイダンスが表示されます。
あとはガイダンスに従って進めば良く、特に難しいことは何もありません。
この場合も、一時間以上かかりますので、時間のある時に作業した方が無難です。
その場を離れていても大丈夫な時がけっこうありますが、大体は近くにいて確認していた方が良いでしょう。
ほとんどのプロセスが自動的に完了し、黙って見ていれば最後にWindows7が起動します。
この時、ディスプレーの画像解像度が変わってしまっていることがあります。
最高の解像度がサポートされず、粗い大きなアイコンが表示されたりして、がっかりするかもしれません。
実際今回、そうなりました。
解決策はあったのですが、とりあえず他の設定を優先してそのまま進みました。
何といっても最優先は、インターネット接続とセキュリティー設定です。
これだけは、絶対にスキップしないで実行します。
私は、無料で使えるMicrosoft Security Essentials<こちら>を導入するつもりでしたから、ダウンロードのためにもインターネット接続の設定が先でした。
そこまで出来たら、もうその間にもOSの更新ファイルが次々入って来ていますから、一度更新をインストールして再起動します。
それからまた続きの作業です。
先ほどの画像解像度の問題ですが、今回の場合、XPで機能していたディスプレードライバーが7上で機能しないため、自動的に汎用ドライバーが適用されて、解像度が下がっていました。
そのため、更新されたドライバーを探すべく、このPCの製造元であるDELLのサポートページに行きましたが、7用のドライバーはありませんでした。
あきらめるしかないかと思いましたが、Vista用のドライバーがリリースされていましたので、ダメ元でこれをダウンロードし適用しました。
このドライバーは、7上で問題を起こすと警告がノートされていましたが、構わずインストール。
解像度の問題は一発で解決しました。
さてその問題とは何ぞやと、
しばらく気が付かなかったのですが、画面をよく見るとWindows7で売り物のエアロビュー(ウィンドウの枠などを半透明表示して、下にあるものが透けて見える・・・)がサポートされていませんでした。
まあ、これはもう仕方ないとあきらめがついて一件落着。
それから次にデータの呼び戻しです。
先ほどの外付けHDDをもう一度接続して、PCが認識するのを待ちます。
大体自動的に認識するのが普通ですから、案ずることはありません。
それから今度は、Windows7の中に入っている転送ツールを起動します。
必要な項目に入力して、転送を開始します。
やはり一時間くらいはかかります。
しかしこれは大変うまく出来ていて、見ているうちにデスクトップ背景が以前使っていた画像に置き換わったりします。
ブラウザを開けば、お気に入りも全て元通りに入っています。
作成したファイルも、それぞれ適切な分かりやすい場所に、元のフォルダーのまま収まっています。
実は、XP環境下のデータファイルも、Windows7インストール時に、Windows old というフォルダーに残されています。
このフォルダーが相当大きな領域を占有していますから、不要であることが確認出来たら消去した方が、ディスクの空き容量が大きくなります。
最後は、各アプリケーションの再インストールです。
結構手間がかかりますが、仕方ありません。
メールブラウザなどは、アカウントの設定もありますし、過去アイテムは残りませんので、手動で別なメディアに残しておく必要があります。
フォントも自動的に再インストールされませんので、これも別にバックアップしておいて、手動でインストールします。
また、しばらく使ったことのないIDやパスワードが必要になることもありますから、事に当たる前によく確認しておきます。
大体これだけやるのに、足かけ二日でした。
まあほとんど放ったらかしでいいですし、その場にいて他のことが出来ますから、それほど大変ではありませんでした。
とは言え、実際ご自分のPCで実行すると、ここには書かれていないトラブルが発生するかも知れません。
あくまでも、自己責任でお願いします。
さてあとになって、データの呼び戻しより先にアプリケーションの再インストールだったかな・・・と思ったり、もっと適切なやり方があるかも・・・と思ったりしています。
ざーっと申し上げましたが、あくまでも参考資料の一つとして、お役にたてれば幸いです。
こんにちわカレンダー
今回のこんにちわは、何だか躍動感がありますね。
とにかくも実物を手に取っていただきたいです。
やさしさとぬくもり、伝わって来るような
後扉は家族の一員だった、今は亡き飼い犬のハナ
私たち家族と、もう30年近く前からの古いお付き合いをさせていただいている、萩原卓・久子ご夫妻。
ご夫妻の合作による絵手紙のカレンダー、「こんにちわカレンダー」の新作が届きました。
経本折りと呼ばれるつづれ織りに製本されたカレンダーは、絵が夫の卓さん、書が久子さんの作品です。
以前にもう何度もご紹介していますが、お二人からいただいたお便りの大部分は、一枚のはがきに卓さんの直筆の絵が描かれ、その上に久子さんの直筆の文面が認められているという、受け取った私たちにとってはこの上もなく贅沢なものです。
「こんにちわカレンダー」は、このような実際に発信されたお便りの中から選ばれた何点かを使って作られています。
もうずっと以前から、お二人とのご縁に感謝の気持ちを込めて、食工房でも「こんにちわカレンダー」を販売取り扱いしています。
店頭価格 一部800円 遠方に発送の場合は、送料込み1000円です。
ご入用の方は、お問い合わせまたはご注文をお寄せください。
0241-38-3102 食工房まで
沼の平圃場へ
ライ麦です。
すぐ後ろの神社から見下ろした圃場の風景
一番遠くに見える一枚と、間に田んぼ2枚
はさんで、4枚目がライ麦の圃場です。
先ほど一番奥に見えていた、ライ麦の圃場です。
圃場は、沼ノ平の名所「鏡桜」の真後ろです。
鏡桜も今は葉を落として、うっかり見過ごしてしまいそう。
目を転じれば、飯豊連峰の主峰大日岳が迫って来ます。
こちらは、沼ノ平地区最高地点にある「上向き圃場」
ここにアオバ小麦が蒔かれています。
上向き圃場からの眺望
遠く会津若松市を望むことも出来ます。
今日は、かねて申し上げていましたように、久々に緩い日曜日にしようと目論んでいました。
やることはいっぱいあるけど、そうそう休みなしではやってられません!というわけで、それでも午前中はみっちりと仕事して、先ずは昼食を兼ねて「鍋」をやりました。
畑の白菜を、まだ少し早かったのですが一株だけ初収穫して来ました。
皆でたっぷり食べた後、午後からは紅葉狩りを兼ねて、私と上の娘とスタッフMさんの3人で沼の平の農家さんを訪ねました。
麦畑のある場所は、本当に景色の良いところで、下手な観光地に行くよりずっと目の保養になるのです。
先日種まきしたライ麦と小麦がちょうど芽を出したところで、その喜びも加わって、いっそううれしい眺めを楽しんで来ました。
いわゆる観光地と違って、そこに暮らす人々の生活空間でありながら、このように美しい風景は、すなわちそこに関わる人たちの心を反映しているということですね。
見事だと思いました。
そんな場所の真っただ中で、我が食工房のライ麦と小麦は育っています。
すでにお知らせしたように、今年収穫のライ麦と小麦は、それぞれ検査の結果、残留放射能不検出でした。
本当に、正直に申し上げて、「良かったなぁ・・・。」と思っています。
この場所を、地域の方々がどれほど愛しているか大切にしているかそれを思うと、この度の原子力災害は、まことに以て理不尽極まりないものです。
汚染の深刻な地域の方々の思いや如何ばかりか、想像に難くありません。
とにかくも難を逃れ得た沼の平圃場に祝福を!の思いで、帰途に着いた私たちでありました。
沼ノ平圃場 2012年産 ライ麦
沼ノ平圃場 2012年産 アオバ小麦
沼の平産ライ麦と小麦
先日の種まきで残ったライ麦と小麦が出ましたので、食工房で原材料に使用することにしました。
量が少ないので、ほんの一時で無くなってしまいそうですが、素晴らしい風味をお楽しみいただこうと思っています。
虹
もっともっと見事だったのですが、写ってませんね。残念!
文化の日の今日、晴れの特異日に違わず午前中気持ち良く晴れていたと思ったら、午後になって急に雨が降り出しました。
それも一時はかなり激しい降りでした。
その雨もやがて小降りになり、間もなく日が差して来ました。
その時、めったに見られないくらい見事な虹が出ました。
さすがに店の中から全員が飛び出しました。
しかしそれも数分のうちに淡くなり、やがて消えてしまいました。
でも、後々店にいらしたお客さまにその虹の話をしたら、皆さんそれぞれに違う場所でご覧になっていて、なんだかうれしかったですね。
何かいいことありそうな・・・。
明日は、一日中良いお天気のようです。
皆さまのご来店、お待ちしております。
雪空
今日の会津磐梯山・すっぽりと雲の中
ひょっとすると、もう雪化粧しているかも。
今日は大方一日、冷たい雨が降っていました。
そう・・・、雨ではあったのですが、見上げる空は雪空でした。
冬の、あのどんよりとして暗い。
午後、配達で会津若松まで出かけましたが、外の気温は6℃。
標高の高い所では、実際雪が降ったそうです。
いやー・・・、これでは紅葉も堪能する前に雪景色ですかね。
でも昔の話を聞くと、10月も早いうちに稲刈り前の田んぼにドカッと雪が降って、稲刈りにえらい難儀をしたこともあるとか・・・。
今度の冬はどんな様子なのか、毎年毎年予想が付きません。
どんなふうでも、万全の備えがあれば憂いはないということなのですが、なかかなそうも行かないのが我々の日常ですから、今日の雪空には少しばかり気がもめる私です。
さて明日は11月3日で文化の日、晴れの特異日じゃなかったでしょうか。
でも、予報では大方雨か曇りのようです。
晴れて欲しいですね。
食工房、今日はマフィンとスコーンを焼きました。
明日はまたパン焼きです。
土、日ではありますが、連休ということで、みなさまのお越しをお待ちいたしております。
食工房のすぐ近くに、蕎麦屋さんもあります。
それから「いいでのゆ」も営業中。
ぜひぜひ。
秋の終わり
今日は、朝のうちは日差しが眩しい秋晴れでしたが、午後から曇って、夕方には風を伴ってパラパラと雨が降って来ました。
そして暗くなって間もなく、一時的に雷とともに激しい雨が降りました。
その少し前、配達に出かけていたのですが、冷たい雨が降る空の下、風に落ち葉が吹き散らされていました。
「木枯らし一番」とでも言ったら良いのでしょうか、秋の終わりを告げているようでした。
山暮らしの時を思い出します。
薪の備えが十分とは言えないうちに、木枯らしが吹いて来た時のいかにも心細い気持ち・・・。
逆に十分な備えが出来た年は、何とも例えようのない幸せな気持ちを味わったものです。
今はすっかり違う生活をしていますが、本当に大切なものは何か?見失ってはいないつもりです。
今日も、おかげさまで満足の行くパンが焼けました。