月別アーカイブ: 2008年1月

指穴のない笛

ここ数年来、私の興味をとらえて放さない笛があります。
最初にこの笛の音を聴いたのは、もう4年余り前のことです。
それは、東京の知人からプレゼントされたルーツミュージックの音源(CDアルバムをMDにコピーしたもの数十枚)の中の、北欧の歌手のアルバムの中で演奏されていました。
今までに聴いたことのない、ちょっと変わった音色と不思議な音階に軽いショックを受け、どんな笛なんだろうかと思っていました。

それから一年余りが過ぎ、インターネットが使えるようになった時、早速この笛のことを調べてみましたが、これといった情報を見つけることは出来ませんでした。
何ヶ月かが過ぎたある時、北欧のルーツミュージックのCDを購入出来る日本国内のサイトを見つけ、そこからのリンクでスウェーデンのTVfolk.netという、北欧のルーツ音楽のミュージシャン達のビデオクリップを見られるサイトに辿り着きました。
この時の、まるで宝の山でも見つけたような嬉しい驚きは、未だに新鮮です。
☆このサイトのことは、以前にも一度紹介しています。 <こちら>
音楽好きで、クラシックからJAZZ、ROCK、BLUES、民俗音楽、日本民謡と何でも聴きあさって来た私でも、世界の片隅に、それもヨーロッパの一角に、こんな音楽シーンがあったことは知りませんでした。
それこそしばらくはとりこになって、その気になる笛のことも忘れて、次から次へとビデオクリップを開いていました。
そしてしばらくした頃、問題のその笛が演奏されているビデオクリップも目にすることが出来ました。
そこで初めて、その笛が指穴のない笛であることを知った私は、何としてもその笛を吹いてみたいと思いました。

それからインターネットでまたいろいろ調べましたが、今一つ核心に触れる情報には出会えませんでした。
それで、一昨年、昨年と私たちの企画で開催した「奥会津アイリッシュコンサート」の出演者で、アイルランド随一の笛吹き、ショーライアンさんや一緒に演奏した守安功さんにも尋ねてみたところ、その笛のことは知っていましたが、実際に手にしたことも演奏したこともないというお話しでした。

そして今年になってからのことですが、ふと思い出して、また指穴のない笛のことを検索してみたら、何と!日本国内でこの笛を作って売っている所があることが分かりました。
音色のサンプル音源を試聴出来るようになっていて、それを聞いた感じでこの笛に間違いないと確信し、すぐに注文購入しました。
そこは、「変わった楽器、珍しい楽器の販売」をキャッチコピーに活動している、「世界楽器・てみる屋」というお店です。
こちらを見つけたときの驚きも如何ばかりか・・・、お察しいただけると思います。

さてさて、この笛がどんな音がするのか、どんな風に演奏されているのか、そして「世界楽器・てみる屋」とは・・・、興味が湧いて来た方は、以下のリンクをクリックしてみてください。



これが指穴のない笛


吹き口


<世界楽器・てみる屋>
<ブログ「音があれば天国」>
TVfolk.net 要・クイックタイムプレーヤー
<指穴のない笛の演奏ビデオ1> 要・Quicktime Player
<指穴のない笛の演奏ビデオ2> 要・Quicktime Player
<指穴のない笛の演奏ビデオ3> 要・Flash Player

    ご案内
ルーツミュージック、珍しい楽器、貴重な演奏の音を聴きたい方、食工房にはCD200枚分にも及ぶ沢山の音源があります。
興味のある方は、ご来店時にお尋ねください。

食べ物の写真


プレーンスコーン


ホームページを刷新しようと思い、製品の写真を撮っています。
昨年、一度は写真に堪能な知人に頼んで撮影してもらっていましたが、一部のものを撮ったところで、いろいろとお膳立ての大変さが分かり中断していました。

食べ物の写真というのは本当に難しくて、以前、食べ物を専門に撮っているプロカメラマンの知人から聞かされましたが、先ずどんなものにせよ美味しそうに見せるために、どれほど細々と気を使うかということなんですね。
被写体となるモノの出来が良いことが何より最前提ですが、そこから先は撮影の技術とセンスがものを言います。
私は、少しはカメラの経験があるとは言え、所詮は素人です。
それでも、知っている限りのノウハウを尽くして、何とか美味しそうなパンや焼き菓子の写真を撮ろうと工夫を重ねています。
何と言っても、焼き立てのパリッとして美味しそうに見える瞬間は、実際に造っている者が一番良く分かっているのですから、そのチャンスを逃さないために、ちょっと忙しくなりますが、最近はいつも脇にカメラを用意しています。

本当は、デジタル一眼レフを使いたいところですが、私は、一眼レフはフィルムカメラなら持っていますが、デジタルはコンパクト(通称 コンデジ)だけです。
悔しいことにすっかり老眼になってしまい、小さい液晶画面ではちゃんとピントが合っているかどうかさえ分かりません。
それに、デリケートにピントの位置を決めようと思ったら、マニュアルフォーカスでファインダーを覗かないことには話になりません。
そうかと言って、フィルムカメラで撮って現像に出してというのは、ちょっとコストがかかり過ぎます。
まあ、とりあえず持っている道具でどこまで撮れるか挑戦です。
幸いデジタルは、何百枚撮ってもコストはかかりませんから、1シーンを5~6枚ずつ、多い時には20枚くらい撮っておいて、後でパソコンの大きな画面で見て、良く撮れているものがあれば採用しています。
もちろん、外れの方が圧倒的に多くなるのは、どうにも仕方がありませんね。
中には、一つの製品について、1枚も収穫がないということもあります。
そんなわけで今日は、そば粉のマフィンと山の子クッキーとロンサムパインだったのですが、山の子クッキーはすべてボツでした。





そば粉マフィン


松の実とチーズ入りクッキー・ロンサムパイン

使わぬ道具は錆びつくという話

長い間使わないで放ったらかしにしたおいた道具を、久しぶりに使おうと思って出したら、錆びついて使い物にならなくなっていた・・・、よくあることですね。
人間の体でも、実は同じようなことが起こります。
本当に些細なことから、生命を左右するような重大なことまで、現れ方は様々ですが基本はすべて同じです。
「使わぬ道具は錆びつく。」つまり「使わない機能は衰える。」です。
もちろん歳をとれば、何事によらず衰えは来るものですから、それはそれとして、日頃の心がけ次第で何十年という時間が過ぎて見ると、時には生命を左右するほどの大きな差が出来てしまうということを、50代も後半に入った私などは、しっかり認識しておかなくてはならないと思っています。


若いうちから、寒暖の差に耐えること、細々とした動作に労を惜しまぬこと、時々は自分の体力に負担をかけるくらいの運動をすること、そして一方で休息を大切にすること、ものを食べる時はよく噛んでゆっくり食べること、日頃は美食を避け極力粗食にすることなどなど、その時はもちろんですが、これらは将来の自分の健康への投資だということを忘れないようにしていたいものです。
50代後半の私でも、この先あと何十年あるかないかそれは分かりませんが、生きている間は健康で、なるべく病気をしないように気をつけていたいと思っています。
それは、自分のためはもちろんですが、家族のためにも、同じ時代を生きる自分以外のすべての人のためにもなるにちがいないでしょうから。


そのために私が日頃やっていることは、例えば、冬の寒い朝も冷たい水で顔を洗う、どんなことでも細々とよく体を動かすこと、玄米飯や黒パンを食べていること、そしてよく寝ることなど・・・、何も特別なことはありませんが、これでも十分ご利益があるということは、何となく体で分かります。
これが私の健康法です。

会津のべこの乳

今日は、焼き菓子6品のハードスケジュールでした。
造るだけなら大したことのない仕事量に思えますが、いつも言いますが、あとの始末の方が手間がかかります。
それはおいて・・・。
食工房の人気メニューの一つ「プレーンスコーン」も、今日の仕事に入っていました。
スコーンをおいしくするには、おいしいミルクとバターがなくてはなりません。
会津で、初めてスーパーマーケットへ買い物に行った時、「会津のべこの乳」という牛乳のパックが、先ず印象に残りました。
はじめのうちしばらくは手が出ませんでしたが、一度買って一口飲んだ瞬間にとても納得する味で、すぐにファンになってしまいました。
昔私が子どもの頃、乳牛を飼っていた親戚から分けてもらった牛乳の味を思い出しました。
以来、食工房のパンと焼き菓子の中で牛乳を使う時は、すべてこの「会津のべこの乳」を使っています。
スコーンとカネリプッラ(シナモンロール)用に、毎週1リットルパックを4本、ヨーグルト用にも3本使います。
そうそう、12月にはシュトレン用にも使いましたので、大量に買い込んでいました。
今日も、スコーンの出来は上々です。
これもいい牛乳が手に入るおかげですね。
今日はこの他、そば粉マフィン、クルミとカレンツ入りスコーン、ブラウニー、エルフの焼き菓子、アールグレーティーケーキを焼きました。
忙しかったので、写真を撮ったのはこの二枚だけでした。



これが、会津のべこの乳
使い残ったら、もちろん飲みますよ。
チャイにしたり、カフェ・ラ・テにしたり・・・。


プレーンスコーン 
駅カフェでもご好評いただいています。


※会津のべこの乳、関連記事 <こちら>

冬将軍頑張る!


今日は、明け方から降り始めた雪が午前中にはご覧のとおり。
気温も低く、雪はサラサラでした。
看板坊やも寒そうです。
一方店内の作業場は30℃を超え、袖まくりをしてパン焼きをしていました。
今日のパンは、いつもに増して出来が良かったように思います。



飯豊山食パン3斤 阿武隈で生まれ、
飯豊の水で養われている酵母を使って
焼いています。
六つの山は、飯豊6連峰を模しています。


ライ麦全粒粉90%のスーパーダイエットブレッド
プンパニッケル
ヨーグルトの乳酸菌を一緒に醗酵させてつくった
ザワータイクを入れた本格派のドイツパンです。


さすがに今日は、お客さまは数えるほどでした。

作業自体は調子良く進み、午後のコーヒータイムの後すぐに配達に出ましたが、これが大変でした。
久しぶりにガッチリ凍った路面を走り、運転自体はもう慣れていますので大したことはないのですが、ゆっくりしか走れないのでどんどん時間が過ぎ、帰り着いたのは閉店間際でした。
でもでも、道々景色が美しく、よそ見をしたくなる誘惑に打ち勝つのはなかなか大変でした。
結局、明日の支度が残ってしまい、娘二人と共に8時頃まで残業しました。
明日は、焼き菓子6品でまた12月のような忙しさです。
このくらいじゃないと飯が食えないというところが、ちょっと辛いですが、喜んでくださる方がいるということなのですから、これ以上のことはありませんね。
冬将軍と一緒に頑張ります。

フレンチロースト

今日は、深炒りコーヒー2種類、フルシティーローストとフレンチローストの焙煎をやりました。
深炒りコーヒーはカフェインが少ないと、よく言われますので、ちょっとネットで調べてみましたが、今一つ確実なところが分かりません。
私も、この点については勉強不足です。
それで以前、大学院まで行って理化学を専攻していたという知人から聞いたことを思い出すのですが、彼は、「カフェインは熱で簡単に分解するようなものではないので、深炒りコーヒーのカフェインが少ないというのは、焙煎によってカフェインが何らかの化学的変化を起こして、抽出されにくい状態になっているのではないかと思う。」と言っていました。
いずれにしても深炒りコーヒーは、苦みが強くていかにも胃に悪く、カフェインも強そうに思えるのですが、飲んでみると意外に後口はサッパリしていて、胃にもやさしいという感じがして驚きます。
カフェインが少ないというのも、本当かなと思えます。



食工房の深炒りコーヒー用には、ペルー産オーガニックのコチャパンパという銘柄を使用しています。
フェアトレードで輸入される正統派です。
出荷用の麻袋には、そのコーヒーの出所に関するいろいろなデータが印刷されていて面白いです。



生豆は、ウォッシュド特有の灰色がかった緑色をしています。
この銘柄は、選別がしっかりしていて、悪豆(欠点豆)は数えるほどしか出ません。
現地の人がそれだけ手間をかけているのだと思いますし、在庫の管理も良好な証拠です。



食工房では、コーヒー豆はすべて二度焼きで焙煎しています。
これまでの経験から、その方が芯残りの心配がなく、炒りムラも少なく、ロースト香も強くなることが分かっているからです。
一度目でどのくらいまで炒るかというところが、実はとても重要です。
これも経験的に自分のルールをつかんでいます。

フルシティーローストとフレンチローストの違いは、焙煎時間でいうと1~2分の差ですが、最高到達温度と持続時間はかなり違います。



フルシティーロースト


フレンチロースト


フルシティーローストは、食工房では各種ブレンドに必ず一定量加えて、オリジナルテイストを演出しています。
もちろん、単品でも販売しています。

フレンチローストは、カフェ・オ・レあるいはカフェ・ラ・テ用に専ら単品で販売しています。
ご存知かとは思いますが、フレンチローストは、カフェ・オ・レやカフェ・ラ・テのようにミルクをアレンジして甘みをつけて飲むと、特長が生かされてとてもおいしいです。
食工房では、オリジナルのカフェ・ラ・テのレシピを持っていますので、一つ皆さまにもご紹介いたします。

☆フレンチロースト豆を極細挽きして、エスプレッソ器具で濃厚なコーヒーを抽出します。

☆ミルクにシナモンのフレーク(カシアと呼ばれる、スティック状ではない厚みのある、幹や根の皮)をバラバラと放り込み、砂糖もたっぷり入れて煮立てます。

☆コーヒー3にミルク7の割合で、大き目のカップに注いで、最後にスコッチウィスキーを小さじ1杯垂らします。
※ミルクを注ぐ時は、茶漉し網を使ってください。

☆女性の心をとろかすような、極上の香りが漂います。ぜひおためしを・・・。

雪道教習

昨年8月に運転免許を取って半年近くになる長女ですが、まだ十分に運転に慣れないうちに雪の季節になってしまいました。
また第一段階に戻ったようなものだと、少々気弱になっているようなので、今日は練習をかねて喜多方市街方面へ出かけてみました。
あいにく雪道の練習をするには路面が良過ぎて、私の方は逆に少しホッとしましたが、それでも娘はいつもより緊張していました。
ほんの少しでしたが凍結しているところもあって、氷の上に乗った時の感じは分かったらしいので、それはまず大したものだと褒めておきました。
私は、連れ合いが運転免許を持っていないので、いつもは運転席なのですが、今日は助手席にいたおかげで、冬の会津の景色を楽しむことが出来ました。
走行中に写真を撮ったことなどなかったのですが、思い立ってブレるのは承知で何枚か写してみました。







今年は、もう極端なくらい雪が少ないのですが、それでもパッと見には真っ白です。
やっぱり冬の会津には、「白」が似合います。
つくづく景色が贅沢なところだと思います。
皆さま、ぜひぜひ冬の会津へ・・・。

寒い一日


昨日あたりから、やっと冬らしい寒さになっています。
今日は一日ずっと氷点下だったんじゃないでしょうか。
時折り雪も降って来る空もようで、こんな日はお客さまもないだろうと思っていましたが、案外そうでもなく、ポツリポツリとご来店くださる方がありました。
午後には、このブログに時々コメントをいただくオリオリさんが、ご主人さまとお二人連れでご来店くださいました。
そのあと少しして、何と!喜多方の市街から見頃峠を越えて10km余りの道のりを歩いてこられた方が・・・。
夏にもやっぱり歩いて来られた、あの方です。
実は、昨年暮れにも歩いていらしたので、この冬もう二度目になります。
今日は、途中から冬期通行止めになっている区間があり、除雪していない道を雪を踏んでいらしたので、思ったより時間がかかってしまったそうです。
コーヒーを飲んでおしゃべりしているうちに夕暮れが迫り、帰りは列車に乗るため山都駅方向へ、6kmの道を歩いて行かれました。

さて本日の食工房は、サワードゥビスケットを二種類、「わらいごま」と「バタービスケット」を焼きました。
品切れしていたクッキー類も、これで6品目が棚に並びました。



ブラウニー・バレンタインパッケージ







チョコレート会社の思惑に乗せられて、本来の意味なんかどうでも良くなってしまったようなバレンタインデーですが、食工房のブラウニーは案外ふさわしいのじゃないかと思って、バレンタインパッケージを作ってみました。
このブラウニーはほとんどチョコレートが主原料だし、アレンジしてあるスパイスのうちのいくつかは、実は媚薬と目されているものです。
・・・とすると、義理チョコにはちょっと微妙ですねぇ。
これじゃあんまり売れませんね。
まあそんなことより、とにかくおいしいです。

歳の神(さいのかみ)

今日は、当藤沢地区で小正月の祭礼行事「歳の神(さいのかみ)」が催されました。
食工房を夕方5時で閉店し、家族全員で出かけました。



右側のご神体の炎の中に「顔」が現れています。


餅とスルメを焼いています。
来年は、パンを焼いてみましょう!


稲藁でこしらえた、高さが4~5mにもなる大きな二つのご神体に、用済みとなった正月飾りや去年の古いお札を納めて、夕方も過ぎてあたりが真っ暗になった頃、年男がたいまつで点火します。
火が回ると、ご神体は二つの大きな火柱となって天に昇って行きます。
漂う煙は、集う人々を浄めます。
ご神体が燃え落ちて火が落ち着くと、各々竹の棒に餅やスルメを挿してかざし、焼いて食べます。
お神酒をいただき、この餅とスルメを食べると、この一年の無病息災が約束されるのです。

歳の神(さいのかみ)が無事終わると、翌日は「団子さし」です。
会津には、古風な行事がちゃんと残っていて、いいなと思います。
楽しくて、私のようなよそ者には、部落の方々のお顔を覚える良い機会でもあります。
それに私は、とても厳粛な気持ちにもなります。



どなたが召し上がったか?
このお行儀の悪さ!


それで今日の日中、暮れにお稲荷さまにお供えしたお餅を下げに、雪の中を漕いで辿り着くと、お餅はありませんでした。
みごとに、一かけらも残さず、食べられていました。
この餅を食べてくれた「ヒト」がいたことに、私は正直嬉しかったです。

おなか、すいた!


レーズンロール


もう何度か申し上げていますが、パン焼きの日は、早朝から始まって焼き終わる昼過ぎ頃まで、ゆっくり食事をしているヒマがないので、焼き上がりの頃はすっかりおなかがすいています。
そこへ、おいしそうなパンが次々と焼き上がって、目の前に並ぶのですからたまりません!
でも、売る前からそう気軽に口に入れるわけには行きませんから、がまんするしかありません。
余り生地の、そのまた余った端切れを焼いた小さい欠けらを、娘二人と三人で分けて食べるのが隠れた楽しみです。
私は、この欠けらを口に入れながら、実はその日の生地の発酵の具合を確かめています。
天然酵母は、とにかくコントロールが難しく、少しくらいバラつくのは仕方がありませんが、それを最小限にしたくて毎回挑戦しています。
おかげさまで、今日もまずまず大きな不満はありません。



カネリプッラ(シナモンロール)


そして今日はパン焼きの後、少しがんばってクッキーも焼きました。
実は昨年の暮れに、ナッツクッキーの生地を仕込んで冷凍にかけておきました。
仕込みから焼き上げまで、わざと二年越しの仕事にして、良い流れが続くようにとのまじないのつもりです。
こちらもまずまず、文句のない出来上がりでした。









ナッツクッキー


ちょうど焼き上がったばかりのところへお客さまが見え、「いいにおいがする!」と仰られて、その後出来立ての「ナッツクッキー」を買って行かれました。
明日もクッキー焼きの予定です。

  おしらせ
明日、1月13日(日)は、当地区で祭礼の行事がありますので、夕方5時で閉店いたします。
ご来店予定のお客さま、あらかじめご了承ください。
「パンだより・29・新年号」ネットでご覧ください。  <こちら>