祭りの会場で、ダンスをするフィンランドの子どもたち
「カウスティネン・フォークミュージックフェスティバル」
公開写真より借用しました。
今日は5月5日、こどもの日です。
子どもの日にちなんで私が覚えていることと言えば、こいのぼりの中をくぐり抜けてはしゃいだこと、部落の集会所に集まりお菓子を沢山もらって、一日中うれしい気分で遊んだことなど、思い出は尽きません。
私が小さかった頃、人々の間には、まだ戦争の記憶が生々しく残っており、平和な世の中に子ども達が元気に育っていくことを、誰もが喜んでいる空気が満ちていました。
あれから優に50年、今はどうでしょう?
少子高齢化の時代と言われ、出生率の低下が社会問題にまでなっていますが、果たして、子どもを育み慈しむ空気が流れているでしょうか。
周りを見渡すと、1歳にも満たない子を保育所にあずけて、夫婦で共働きしなければ生活出来ない現実があります。
そしてそんな状況に対し、行政府が考える子育て支援は、安心して子どもを預けられる場所を確保する方向のみで、幼い子が両親と一緒に過ごす時間を保障しようという発想はありません。
また一方で、親となる若い人たちの間にも、何か大切なものが欠けているのではないかと思うこともあります。
私の6人の子ども達は大方成長して、もはや私の手の及ばない、自分自身の人生を歩んでいますが、こどもの日の今日、自分の半生と子ども達と過ごした時間を、静かにふりかえってみようかなと思っています。
本日の食工房
連休も間もなく終わり、あと一日残っていますが食工房は明日は定休日、本日も、沢山のお客さまが見えました。
しかしながら、商品棚はいかにもさみしく、全く申し訳ない状態でした。
朝からがんばってスコーンを2種類焼きましたが、夕方までに1個を残してあとは売り切れました。
さすがに売るものがなくなっては、売り上げにはなりませんね。
スキルアップ!が重く耳に響くような気がする一日でした。