PCを使っていると、否応なくいろいろなものを更新させられます。
さすがに本体の買い換えは、よほどのことにならない限り我慢出来ますが、セキュリティーのために払わなくてはならない費用や手間ひまには、少々辟易させられます。
インターネットを使っていればもちろんですが、使っていなくても、その他のメディア(CDやDVDなど)を通じて情報を取り込む際、ウィルスなど悪意のあるプログラムを含む情報が隠れて侵入する可能性はいつでもありますから、それを監視するためのアプリケーション(セキュリティーソフト)を機能させておかなくてはなりません。
年間いくらかの費用がかかりますし、設定やウィルススキャンなどのために、結構な手間ひまをかけさせられます。
PCの性能が上がり、インターネットのサービスも高度な機能満載のサイトが増えるにつれ、PCに害を与える悪意のある情報を送り込むための不正なアクセスも、ますます手が込んで巧妙になっています。
その結果、より高度なセキュリティーが必要となり、この流れには全く際限がありません。
問題なのは、PCの能力のかなりの部分をセキュリティーソフトを動かすために食われることで、しかも年々PCにかかる負荷は大きくなる一方です。
私のPCでは、例えばウィルススキャンをしている間グンと動きが重くなり、印刷が正常に出来なかったりすることもあるので、そういう場合はしばらくの間待っているか、逆にスキャンを一時停止して先に用を足すかのどちらかになります。
我慢できないほど不便というわけではありませんが、忙しい時などはやはりストレスになります。
せっかく便利で有益なシステムが生まれても、必ずそれを悪用する者が出て来るので、それへの対応に追われることで利便性が相当損なわれてしまう、それがコンピューター社会の宿命なのかも知れません。
そして、古いマシンは新しい時代のシステムにマッチしなくなって、次々と使えなくなり最後には買い換えを余儀なくさせられるのですね。
誰の思惑か、あるいは自分たちの選択も一役買っているのだと思いますが、PCと付き合い始めると、罠にはまったような気分になるのは私だけではないと思うのですが、皆さまいかがでしょう?
Windows XP sp3 を入れました。
優れた改善だと前評判も高かったので、公開されてすぐにインストールしました。
ブラウザとしてIE7を使っている場合は、インストールの際注意が必要ですが、特別難しいというわけではありません。
それより、適用後はかなり動きがスムーズです。
また、セキュリティーソフトを、Norton Internet Cecurity から Windows Live One Care に変えました。
こちらも、いい具合です。