とにかく造らなければ売り上げにならない、製造業の宿命です。
こんなことはとっくに分っていたはずですが、今日も改めてそのことを思いました。
例えば一週間かかって造った製品を数えれば、どう頑張ってもそれ以上の売り上げになることはありませんね。
そして自分の能力でどれくらい造れるか、これもやってみれば自ずと判明することですから、そうすると自分が稼げるのは幾らと、はっきり数字が出てしまうわけです。
しかもそれは、一個残らず全て売り切っての話しです。
こんな計算を始めると、とてもじゃありませんがやっていられるような商売ではありません。
それでも止めずに続けようと思うのには、いくつか理由があります。
先ず一つは、そういう成り行きに導かれて辿り着いて、もうそれしかないから。
そして、数字に出ない部分でいろいろとご利益があるから。
最後にやっぱり、モノをつくるのが好き。
これに尽きますね。
自分の焼いたパンを、自分が一番気に入って食っているパン屋ですから。
それはさておき、今日はちょっと単価を上げようと、パン焼きのあともう一分張りして、ブラウニーを2枚(40個分)焼きました。
でも、明日は息が切れそうです。