日別アーカイブ: 2008年11月15日

飯豊山食パン、新食感をお試しください。

今日は、せっかくうまく焼き上がったパンの写真を撮ることを忘れてしまい残念無念!
飯豊山食パンの小麦粉の配合を、少し変えたのです。

この夏、地元産のアオバ小麦を入手して以来、何とかして飯豊山食パンに配合している全粒粉を、ライ麦からこのアオバ小麦に変えたいと思って来ました。
ところが、意外にもライ麦全粒粉の方が生地の延びが良く、味も食感も上という感じがあり、今一つ踏み切れませんでした。
その後、研究心を燃やしていろいろ確認していましたが、その原因の一番は、小麦を粉に挽いた後の枯らし(シーズニング)の時間が決定的に短いためだったと分りました。
あと一つは、生地の水分量でした。

今日は、試みがうまく当って、軟らかくモチモチとした食感と小麦胚芽の甘み、そしてよく醗酵した生地特有の酵母のうまみがバランス良く出ていました。
飯豊山を間近に眺める、高台の上の小麦畑で収穫されたアオバ小麦を配合した、飯豊山食パンの新食感をぜひお試しください。
ちなみにアオバ小麦以外は、岩手県産の南部小麦とゆきちからを使っています。

  シュトレン、無事に焼き上がりました。

  ※やっぱり、こちらも写真撮ってるヒマがありませんでした。

おかげさまで、今年のシュトレンづくりも順調にスタートを切りました。
バターも何とかなるんじゃないかと、信じる力でゲット出来そうな気がします。
ご注文も、今年は早めに集まっています。
200個くらいで締め切りますので(文旦ピールのストックに制限があるため、それ以上は造りたくても造れません。)、ご入用の方は、ご予約をお忘れなく。