月別アーカイブ: 2007年9月

菓子づくり雑感


マフィン・シマリス君の朝ごはん

今日は、焼き菓子の日でした。
昨日のうちに計量、下ごしらえして、冷凍庫、冷蔵庫で予冷しておいた材料を使って、スコーン2種類、チーズ入りの塩味のクッキー、そしてアールグレーティーケーキを焼きました。
これらの焼き菓子のレシピは、全部オリジナルです。
料理やお菓子づくりの本などを参考に、また人から教わったことも取り入れながら、食工房オリジナルのテイストの表現に辿り着くまで、試行錯誤を繰り返して完成させたものです。
お菓子づくりのレシピを考えるのは、とても楽しい作業です。
全部が全部上手く行くわけではありませんが、いろいろやることで材料の性質が分かって、新しいアイディアに結びついたりします。
今定番になっているもののほとんどは、実は山暮らしをしていた頃、我が連れ合いが思いついて完成させたものです。
小さい子どもが6人もいて、ワイワイガヤガヤとにぎやかな毎日は、まるでお祭りのようでしたが、今思うと、子ども達のオヤツづくりが新しいレシピの実験場でしたね。
試作のうちはいっぱい食べさせられて、上手く出来て製品になると、今度は売れ残りの古いものしか食べられない、というのがいつものパターンでした。

そうやって出来た食工房のレシピと、14年間養い続けた酵母菌をたずさえて、会津の地にやって来て早や4年です。
こちらに来てからも、新しいレシピがいくつか出来ていますが、定番になってお客様の支持が固まるまでには、長い時間がかかります。
お菓子は嗜好品ですから、飽きられてしまうことは当然あります。
でも、飽きられても時間が経つうちにまた思い出してもらえるようだったら、それは本当に完成度のレシピということになると思っています。

来ました!バージングランデ・スーパーボイア



昨日の発注で、もう今日の午後に届きました。
手早いですねェ。
今回は、60㎏正袋1bagを注文しました。
いやー、さすがに60kgは重いです!(ちなみに私の体重は、50kg justです。)
粉袋の25kg、米袋の30kgまでなら、肩に担いで歩けますが、コーヒー豆60kgは、私には持ち上げることも出来ません。
屈強そうな運転手さんに、荷台に上げるのは一人で?と訪ねたら、「いやいや、手伝ってもらいました。」とのこと。
そーですよね・・・。
でも、これで流通しているということは、こういうのをホイホイ動かしている人たちがいるってことですね。
二人で持ったって十分重いですよ。
家の中の置き場所まで運んで行くのに、娘たちと3人で、少しずつ持ち上げてはずらし、を繰り返しました。


さて今日はまた、Cafeに遠来のお客さまが見えました。
神戸と東京からお一人ずつ。
お二人とも、小川農園の関係の方でした。
神戸の方は、研修生の一人のお友達で、その研修生とご一緒に。
東京の方は、別な研修生のお母様でした。
ちょうど皆さんご一緒のタイミングでしたので、新しい豆をご披露しました。
ついでに他のサンプル一銘柄も比較していただき、やはりバージングランデが香りが良いという評価。
私の狙いは、どうやら外れてはいなかったようで一安心しました。


ところでもう一つ、Cafeスペースでは雑貨品の販売をしています。
以前、「価値あるモノ」という記事でもご紹介しています。<参照1><参照2>
今回、Blue Lace(黒田真理さんのファッションブランド)の、秋物新作が入荷いたしました。
丁寧な仕立て、ハイセンス、品質考えると十分お得な価格、一点一点手づくりの良さが輝いています。
この他、価値あるクラフト雑貨、多数展示販売しています。

☆Blue Laceの秋物新作の写真入りカタログ(pdfファイル)を、食工房のホームページ・雑貨の部屋(新設)にUPしました。

☆我が家の娘たちのクラフト小物、「Sisters’ Small World(仮称)」もスタートします。
11月に、会津若松市内でグループ展に参加します。


テイスティング


先日手網焙煎したサンプル豆をテイスティングしました。
今回はイベントにせず、一人でやりました。
今回の目的は、品切れ終了となっている「ティジュコプレト」という銘柄の代替品を探すことですので、私の自分のコーヒーの味に適った風味に出会えるかどうかがポイントでした。
私が、ブラジル産のコーヒー豆に見出している特長は、地味ながらもコーヒーとしての風味の特徴を、すべて備えていることです。
あとは、そのバランスで個性が決まります。
私が、自分のコーヒーの味に求めているのは、一口で言うと「軽やかさ」です。
近い表現としては、「スッキリした飲み口」とか「雑味がない」などの言い方も出来るのですが、私の言葉で言わせてもらうと「軽やかさ」と言うことになります。
一気に胸の奥まで吸い込みたくなる心地良いロースト香、後味に残らないスッキリとした苦味、フルーティーで軽やかな酸味、どちらかと言うと、濃厚さよりも香りの立ち上がりの良さが身上です。
食工房のブレンドは、それぞれ少しずつ違う個性ながら、いずれもこの特長を満たすことを目指して調製したものです。
そのブレンドのベースとして、重要な役どころを果してくれるのが、ブラジルのコーヒー豆なのです。
すでに定番となっている「Joakin」と、もう一つを今回のサンプルの中から選びました。
結果は、「バージングランデ・樹上完熟・スーパーボイア」という豆。
名前負けしてなければいいけど・・・と心配していましたが、また一つ目を開いてもらったと思えるくらい、バッチリ私のコーヒーの味にはまりました。
ただしこの豆は、無農薬有機栽培ではありません。
でもそれを割り引いても、風味の良さと値段の安さは、また別な魅力です。
目的に合わせてご利用いただければ幸いです。

早速ですが次からは、食工房カフェブレンド№1と№2のベースがこの豆になります。
単品ストレートのご注文もOKです。(350円/100g)
今日はこの他に、「空色カフェ」さんからのオーダーで、いつもの焙煎作業をやりました。

9.11 ・ 日本の青空

9月11日、忘れもしません。
アメリカで起こった、同時多発テロのことです。
あの日を境に、世界は変わったと言われています。
その少し前、21世紀を迎えたばかりの頃、世界はこれから「心の時代」に入るのだと言われていたことを、覚えておいででしょうか。
20世紀は、何より産業と経済が優先された、いわゆる物質主義の時代でした。
前半の50年間に植民地支配が頂点に達し、後半の50年間にはそのほとんどの国々が独立しましたが、見方を変えれば、武力による支配から経済による支配へと形を変えただけで、先進国との間の不公平や格差は広がる一方でした。(今でも、それは一向に解消されていませんが・・・。)
そんな20世紀への反省を込めて、新しい世紀に期待する雰囲気が流れていたことは確かです。
しかし9.11を境に、世界は怒りと憎悪に満ち、ヒステリックになってしまいました。
報復を是認する空気が流れ、アフガン戦争が始まりました。
そして、その後のイラク戦争へ・・・。
よりによって21世紀が始まったばかりの時に、どうしてこんな惨劇が起こらなくてはならないのか、その不条理さに絶望感を禁じ得ませんでした。
「心の時代」なんて、所詮甘いはかない夢でしかなかったと言わんばかりに、その後の世界は熾烈な競争へと駆り立てられ、暴走を始めています。
私たちが、本当に「心の時代」に入るためには、もう一段階厳しい試練をくぐり抜けなくてはならないのでしょうか。


そんなことを思いながら、この忘れることの出来ない日の今日、連れ合いと二人で「日本の青空」という映画を見ました。
終戦直後の日本で、新しい憲法が作られた時のことをドラマ化したストーリーですが、それは決して政治家たちが言うような、「押し付け憲法」などではなかったことを訴えていました。
今、憲法改正の空気が濃くなりつつありますが、どんな憲法をどのように変えようとしているのか、それを知るために、日本国憲法の全文に目を通すくらいのことを、私たちは国民の一人として、当然しておかなくてはならないと思いました。

<日本国憲法全文を読めるサイト>

真実はどこに・イラク発

私は、自分のニュースソースを持つよう、いつも心がけています。
そのために少しでも時間があれば、インターネット上を検索したり、本を読んだり資料に触れたりしています。
私は、ジャーナリズムの言うことを鵜呑みにはしませんし、と言うより、ほとんどの場合信用していません。
例えばイラク戦争のことについて、アメリカの公式発表や日本政府の公式発表など、私は本当だとは思っていません。
それでもそれらをつぶさに見聞した上で、私は別な情報源を探します。
例えば今、つい先日までイラクの首都バクダッドに住んでいた一イラク人女性が、日々の様子を綴ったブログを読むことが出来ます。
イラク戦争が始まって間もない頃から、ずっと今まで発信し続けられているこのブログ、一体どんな環境でどうやってインターネットにアクセス出来ているのか、詳細は分かりませんが、こんな奇跡のような情報源に触れられるのは、まさにインターネットのおかげです。
そして、私がそれを日本語で読むことが出来るために、活躍してくださっている貴重な方々の存在も、忘れるわけには行きません。
TUPというグループに、40人余の翻訳家がボランティア登録し、イラクから、また世界から発信されて来る、イラク戦争や世界平和に関するレポートを日本語に翻訳し、無料で公開しています。<TUPへのリンク>
さて、そのイラク人女性のブログ「リバーベンドの日記」は、今年4月30日を最後につい先日まで途絶えていました。
その最後の記事には、いよいよバクダッドの生活に見切りをつけ、国外に脱出を決意したことが書かれていました。
どこに行くのか、どうやって行くのか、無事に行けるのか、何の当てもないけれど、ここに居続けることはもっと絶望的なのだということが、ひしひしと伝わって来ました。
そして毎日の悩みは、一人一つと決めたスーツケースに何を入れて行くかと言うことだったと・・・。
自分たち一人一人の生命より大切なものはないと分かっていてもなお、この写真は、あの日記は、人形は・・・、そんなことが頭を悩ませるなんて、と彼女は述懐するのです。<4/30の記事へのリンク>
そして、丸3ヶ月間途絶えていたそのブログに新着記事が届いたのは、9月6日のことでした。
ほとんど毎日のように安否を気にしていた私は、それを一気に読みました。
そこには、辛い別れを押して、命がけの脱出行を試みた経緯が、詳しく書かれてありました。
これから先のことはまだまだ大変に違いないけれど、その文面に、遠く日本でそれを読んでいる私でさえ、「よかった・・・!」と声を上げずにはいられませんでした。<9/6の記事へのリンク>

さて、イラクの厳しく恐ろしい現実を伝える情報源は、まだ他にもあります。
信憑性が高く、且つ良心的な情報源として、もう一つご紹介しておきます。
<イラク情勢ニュース/URUK NEWS>

それにしても、公式に伝えられるニュースとこうして伝わって来る草の根情報とのあまりの相違に、そこから何を読み取るか、それが一番肝心だと思っています。

気むずかしい顔

他ならぬ私の顔のお話しです。
写真の方は、ご勘弁いただきます。
昨日、娘に仕事をしている時の写真を撮ってもらったのを見て、改めてその気むずかしそうな表情に唸ってしまいました。
連れ合いにもよく言われるのです。
この前ある雑誌の取材を受けた時、担当の女性が後になって「実は、ご主人がとても気むずかしそうに見えて、お話を伺えるかと心配だった。」と漏らされました。
一度話が始まれば、何の屈託もなくおしゃべりしますし、ユーモアも交えるので拍子抜けされたようです。
それでその気むずかしい顔、ちょっと弁明させていただきますと、たいていは仕事に集中している時の真剣な顔なんです。
前に、「文学系理論家と工学系ロマンチスト」というタイトルで自分の性格のことに触れましたが、私は、モノに向き合う時は本当に集中してしまうんです。
骨身が削れて行くのが分かるくらい、物凄いエネルギーを使っています。
そんな時にお客さまが見えると、頭の切り替えが間に合いません。
皆さんはどうだか分かりませんが、私には手が放せない瞬間というのがしょっちゅうあります。
よく冗談交じりに言うのですが、「今はダメだよ!親が死んだって言われても止められないよ!」と、そんな時はきっと誰も寄り付けないくらい恐ろしい形相なんでしょうね。
あと一つ私には、対人緊張症的性格がありますね。
子どもの頃、物凄く人見知りが激しく恥ずかしがり屋で、親をほとほと困らせたそうですが、大人になってからは人と出会うことに緊張感は無くなったつもりでした。
しかし今頃になって、「三つ子の魂、百まで。」と言うように、やっぱりそういう性格が潜在していることを自覚するに至りました。
まあ、そんなわけですから、このブログをお読みになった方は、ご来店の時に私が気むずかしい顔をしていても、あまり気になさらずにお声をかけていただければ、大変ありがたいと思っています。

お仕事、お仕事!

このところ順調に仕事がはかどって、やっと製造が追いついて来ました。
明日は久しぶりに、クッキーが全商品棚に並ぶことになるはずです。
そして今日のパン焼きも、酵母が絶好調で食パンもロールパンも、とてもいい具合に焼けました。
シナモンロールも、タイミング良く釜に入れることが出来て、一個も形が崩れずに焼き上がりました。
酵母の調子があまりに良いので、ちょっとの合間に、急きょビールを仕込みました。
その後、コーヒー焙煎を二回分やって、それから昨日届いた4種類のコーヒー豆のサンプルも焙煎してみました。
焙煎機の一釜分には全然足りない量なので、こちらは以前のように七輪に炭火を起こして、手網焙煎でやりました。
本当に久しぶりで、十年以上もやっていませんでしたが、頭も手もしっかり覚えていましたね。
道具立ては昔とちょっと違いましたが、
意外に体力を使うものだなという気がしたのは、私がそれだけ歳をとったからに違いありません。
ホコリが凄いので外でやっていましたが、最後は薄暗くなって来て焼き色が判断出来なくなりましたので、途中で切り上げました。
明日また続きをやろうと思っています。
今日は、次々と違う仕事へ流れて、この時間になってもまだテンションが持続しています。
多分、風呂に入った後で、どっと疲れが出ることでしょう。




台風直撃!

災害の少ない会津には珍しく、直撃コースで台風が接近しているというニュースに、昨日から少し緊張していました。
でも、思いのほか大したことはなくて助かりました。
ここ高野の地は、本当に良い地の利に恵まれていて、風の害も雨の害も心配ありません。
それにしてもこういう時思い出すのは、山暮らしをしていた時のことです。
4kmの未舗装の林道は、雨が降ると大なり小なり必ず傷みます。
ましてや台風ともなると、あふれた沢の流れに道が押し切られて無くなってしまうことも、珍しくありませんでした。
台風接近のニュース(ラジオのニュース以外、情報はありませんでしたが・・・)を聞きつけると、先ず車を一台、林道の出口に置きに行きます。
こうしておけば、林道が不通になってもとりあえず外出できるわけです。
帰りはスコップを手に歩きで、途中の要所要所に水切りのための溝を掘ったりしながら戻って来ます。
台風が行ってしまった後は、車検の切れたオンボロの四駆の軽トラに、スコップ、ツルハシ、ナタ、チェーンソー、ワイヤーなどを積み込んで、林道の出口まで道を直しながら出て行きます。
木が倒れかかっていれば伐採して片付け、路肩が崩れていれば土嚢を作って補修し、水が流れて出来た溝があれば埋め戻し、一度に全部出来ない時は後々何日もかかることがありました。
あの頃はどういうわけか、毎年のように、それも多い時は二度三度、台風が襲って来ていましたね。
おかげで私も、我が家の四人の男の子たちも、すっかり鍛えられました。
今でも、この先、もしどうしてもと言うことになったら、どんな場所の悪い所でも、何とか生きて行けるだろうと思っています。

寝不足との闘い

「朝一番早いのは、パン屋のおじさん・・・」は、歌の文句でしたね。
私も、パンを焼く日は4時起きと決めていて、だいたい4時半頃までには作業場に入ります。
ところが、4時起きとして8時間睡眠をとるには、午後8時には寝なくてはならないのですが、我が家ではそんな時間に寝ることはとうてい不可能です。
午後7時まで店を開けているのですから、そもそも無理なスケジュールです。
それにパン焼きの前日は、出来る限り遅くまで酵母の手入れをしておきたいので、どうしても寝る時間は遅くなってしまいます。
そんなわけでパン焼きの日は、いつも極端な寝不足状態で始まります。
一方、酵母は毎日使えるサイクルにするには無理があり、それもあってパン焼きは一日おきで、木曜日と土曜日の週二回だけにしています。
ですから、4時起きは週二回だけです。
とは言え、4時に起きて一日仕事をして、寝るのは夜半の11時頃ですから、次の日が少し遅いとしてもけっこう寝不足が後を引きます。
私は体質的に低血圧で、朝起きは苦手な上に睡眠不足には極端なくらい弱いのです。
結局、一週間通して同じリズムで寝起きすることが出来ません。
しかし、それもここ何年やっているうちに、一週間のリズムを体が覚えてくれたようで、定休日の火、水に朝寝をすると、水曜日の午後あたりからテンションが上がって来て、土曜日の午後くらいまではずっと持続してくれるのです。
そして日、月を少しペースダウンしながらこなすと、何とか一週間が回るという感じになっています。
私も、いよいよ50代後半に入りますので、健康管理にはこれからさらに気をつけたいと思っています。

銘柄の選定

この前にも申し上げましたが、コーヒー焙煎を始めてから18年余になります。
自分のコーヒーに、それなりにプライドを持っていますが、いわゆる素人の独学でたたき上げたノウハウなので、まだまだ勉強不足が
あることを認めざるを得ません。
特に銘柄に関しては、今まで無農薬有機栽培、フェアトレードにこだわって来ましたので、ごく限られた銘柄しか経験がありません。
コーヒーの世界では有名な、モカやキリマンジャロ、ブルーマウンテンなどの生豆は、未だ触ったことも見たこともありません。
そういう不満はありますが、一方、業界の人に言われたことがあるのですが、「自分のコーヒーの味を、一つでもちゃんと持っているということは、大変なことなんだよ。」だそうです。
私は、確かに一つだけですが、自分のコーヒーの味を持っていると思っています。
今、食工房で提供している、「おいしいブレンド」と「食工房カフェブレンド№1」は、はっきりと自分のコーヒーだと自負しています。
まあ、それで満足していいのかも知れませんが、そうは行かないのが私の性分というわけで、№0やその他のブレンドが出来ているわけです。
ところで、カフェブレンド№1のベースに使っているブラジルの豆、「ティジュコプレト」という銘柄が、仕入先で完売品切れとなってしまいました。
そこで、代わりになる銘柄がないかと、サンプルを取り寄せることにしました。
条件は、ブラジル産であること、脱果精製法がナチュラルまたはパルプドナチュラルであること、品種がなるべく古い品種(原種に近いということ)であることです。
そしてもう一つ、選別がしっかりされていることです。
ただし今回は、無農薬有機栽培という条件は満たすことが出来なさそうです。
それでも使うかどうかは、実際に味を見てから決めたいと思っています。
いつも悪豆拾いに泣かされているジョアキンという銘柄は、選別以外の点では申し分のない豆なのですが、これだけだと実際のところやっていけないからです。
本当は、もっともっと世界中のいろいろな銘柄を試してみたいのですが・・・、キリがありませんね。
パン屋だけでも大変なのに・・・。