月別アーカイブ: 2011年3月

寒い日が続いておりますが・・・

3月に入ってからというもの、冬に逆戻りしたかのような寒い日が続いています。
雪が消えるのも、しばらくお預けということになりそうです。


それでも日差しはどんどん伸びていて、雪の後の外の眩しさと言ったらありません。
木々の芽も確実に膨らんでいます。


そんな気分を先取りしてみました。


もうお気づきですね。
ブログの背景(テンプレート)を替えました。


実はこれが大変な作業で私の手には負えず、スタッフ M さんにお世話になりました。
用意されているテンプレートをそのまま使うのでは、写真がはみ出したりレイアウトが崩れたり、いろいろと不満がありましたので、テンプレートのスタイルシートを編集していただきました。


・・・と言うのは簡単ですが、該当箇所のアルファベットと数字で構成されている html コードを書き換えるという高度ワザを、テキパキサクサクとこなすところは、さすが元web製作ディレクターです。


実はもう二週間以上も前から、今日も含めて延べ5時間以上はかけていただきました。


私の細かい注文を一つ一つクリアするのは、見ていてもなかなか大変そうでした。


多い時には、10個くらいもウィンドウを開いて、検索、コピー&ペースト、プレビュー、アップロード、編集などを次々と繰り返していました。


ところでPCも、このようなコンテンツ製作のためのツールとして使われるなら、真価発揮、本望と言うところでしょうね。


いくらでも、スペックは高いに越したことはないという次元です。


そばで見ていて、思わず知らず触発されている私。
すかさず M さんに「html 、やりますか?」と質問を投げられて、言葉に詰まってしまった私でした。


ま、いずれそのうち・・・。


  今週のクッキーとマフィンお知らせ


クッキーは、わらいごまだけ焼きました。
在庫もありますが、どれも少しずつになっています。
加えて今週来週にかけて、大量のクッキーのご注文をいただいていますので、全体的にクッキー類が品薄になります。
悪しからずご了承ください。


マフィンは、シマリス君の朝ごはんとココリスを焼きます。


食工房、明日と明後日は定休日となっております。
ご来店くださる方、どうぞお間違えのないようお願いいたします。

たまねぎパン、イケそうです!


やっぱり、チーズが溶けたように見えるから不思議です。
「たまねぎパン」 ・ 完成形です。


昨日のパン焼きで、また試作をしています。
それで今回、レシピの微調整で一応完成となりました。
あとは販売にかけて、皆さまからのご感想やご意見、また売れ行きなどから、改良点が見つかれば対応して行くつもりです。


というわけで、実は昨日からお試し価格で店頭に並べました。
たったの3個ほどでしたが、今日までに3個とも売れてしまいました。


来週からいよいよ売り出します。


食工房のたまねぎパンのキャラクター、思いどおりに仕上がっています。
自分で言うのも何ですが、イケそうです。


さてそれで、思案に思案を重ねて来た商品名ですが、結局最後になってひねるのは止めようということになり、至ってあっさり素直に「たまねぎパン」になりました。


来週土曜日より、 「たまねぎパン」 1個 300円 にて新発売となります。


どうぞよろしく。

光開通5日目

先日3月1日、我が家も光ケーブルによる通信が開通しました。

どうやら開通一番乗りだったらしく、回りに聞いてみたところまだまだこれからと言う人がほとんどでした。

新しい物好きの私とは言え、光通信はとても納得していましたので、もう一年も前から利用意向登録をして、開通待ちの意思表示をしていたのです。
多分そのせいで最優先にしてくれたのでしょう。


さてそれで開通したからと言って、そんなに何もかもが激変するわけではなく、よく理解していないと何が良くなったんだか分からなくて、期待外れと思ってしまう人がいるかも知れません。


私の場合は、通信速度が上がったのはもちろん歓迎ですが、他にもいろいろとメリットがあるのです。

先ず、電話回線をインターネット回線に、つまりIP電話(光電話という商品名になつていますが)にすることによって、従来の電話回線が不要になったこと。
これにより、電話料金が格安になりました。

またダブルチャンネルというものも利用することにしましたので、一回線で二つ分の電話が使えるのです。
ファックスと電話を別番号で同時利用可能になりました。
自宅で商売している我が家にとっては、とてもうれしい機能です。


そして肝心のインターネット回線は、通信速度が一挙に20倍強にもなりました。

複数台のPCで同時にインターネットにアクセスしても、ストレスがないどころか余裕あり過ぎなくらいです。
ちょうど無料プレゼントで無線LANルータが送られて来ましたので、店の方にもアクセスポイントを設置しました。
これからは、カフェスペースで高速無線LANが使えます。


ところで、この光通信で私が一番納得している点は、通信線を光ケーブルにすることにより、大量の銅線つまり貴重金属資源を節約出来るということです。
光通信に必要なのはガラスですから、これならいくらでも、ほとんど無尽蔵の資源です。

そして実物を見て驚きましたが、本当に髪の毛くらい細いガラス繊維の線なんですね。
こんなもの一本で、銅線数十本分もの仕事をしているわけです。


こと通信に関しては、もう銅線の時代ではないという気がします。
皆で率先して光通信にしてメタル回線を撤収すれば、どれほどの省資源省エネルギーになることかと思います。

今回の光への切り替えは、社会貢献だとも思っているのです。

申し上げておきますが、何も私、別にNTTさんの手先ではありませんよ!念のため。


というわけで今日は、通信のお話しでした。


高野茶屋でも、インターネット出来ます。

続・米粉パン異論

先日の<参照>続きです。

この前は、製パン用の米粉に、小麦由来のグルテンが添加されているということを申し上げました。
今でも製パン用米粉の主流は、グルテン添加です。


米粉と言いつつ小麦のお世話になっているという矛盾、そしてそれ故に小麦アレルギーの人が食べられるパンが出来るかも・・・という望みに応えられないなど、いくつものジレンマがあったわけです。


米粉業界もこのことはとっくに承知で、いかにしてグルテンから解放されるか、グルテンに替わる材料を発見あるいは開発することに血道を上げていたのですね。


そして最近、グルテンの代替物が開発され、特許が出願されました。

どんなものだろうと思ったら、米を特殊な方法で蒸して糊化し、乾燥製粉したものだそう。
これを米粉に20~30%の範囲で添加すると、小麦粉と同じように粘りとコシのある生地になり、製パン適性も悪くないそうです。
今、グルテンフリーの米粉パンとして、大々的に売り出そうとしているようです。


実は他にもう一つあって、グルタチオンという物質を7~8%添加すると、米粉のデンプンの糊化を促し、やはり小麦のような粘りのある生地が出来るのだそうです。
こちらも製パン適性良好ということで注目されそうです。


グルタチオンは、アミノ酸化合物の一種で、体内でも合成されるもので、化学合成も可能。
抗酸化、解毒などの作用があり、サプリメントの成分にも使われています。


さて、それならもう何も問題はない・・・米粉パン万々歳!ということになるわけですが、私的にはどうも今一つ釈然としません。


小麦アレルギーの方にとって朗報と言うなら、それはそれでいいでしょう。


私が言いたいのは、麦を食べる食文化も米と同等以上に存在価値があるということです。

何かにつけ、「米に比べて劣るもの」というレッテルを貼り続けられて来た麦です。
しかしその実、麦の方が米よりもはるかに多用途で需要も多い穀物なのです。


先ず小麦だと、小麦粉です。
パン、菓子、麺など私たちの食生活に欠かせないものばかりです。

そして醤油です。
醤油というと大豆が原料だと思っていますが、小麦も同等に必要です。

そして麦には、他に大麦、裸麦などもあります。
どなたもご存じのビールは、麦酒と称されますね。
スコッチウィスキー、これもやはり麦から製造される蒸留酒です。
健康食としてもてはやされている雑穀ご飯の中にも、麦が入っていますね。
これらの原料は、大麦や裸麦です。


西洋では、ライ麦やカラス麦(燕麦とも言う)も貴重な食糧として用いられています。


米粉のパンが悪いと言うのではなく、小麦のパンと同列に置いて評価をすべきではないかと言いたいのです。


それからもう一つ、麦も、米と同等程度の国内自給率を目指すべきです。
麦を植える農家に価値を見いだせるような、食に関する啓蒙活動も重要です。


今のような米粉におもねる農業政策、食糧政策は、愚行だと申し上げたいのです。

コミュニティートレード・チョコプロジェクトのご報告

1月半ばから2月いっぱい、第三世界ショップの同プロジェクトに協賛の形で、食工房でも「チョコレートで国際協力を!」と呼びかけ、どろんこクッキー、エルフの焼き菓子、ココリスを対象品目に売り上げの5%を、カカオ豆生産国であるドミニカ共和国の教育プログラム支援のために寄付する取り組みを行いました。 <参照>

さて、先日2月末日を以て期間終了とさせていただき、対象品目の売り上げを集計いたしましたので、皆さまにもご報告申し上げます。


なお売り上げの中には、業者様への卸売りが含まれており、ここで仕切り価格を公表するわけには行きませんので、合計額ということでご了解願います。


どろんこクッキー (製造数191・実売165・残26) 61,449円  
エルフの焼き菓子 (製造数50・実売40・残10) 41,320円
ココリス (製造数138個・実売97個・残41)   14,177円


売り上げ合計     116,946円 となりました。


多くの方のご協力、ありがとうございました。


ここから5%相当額 5,847円を、「第三世界ショップ基金」に寄付いたします。


対象商品が、一部まだ残っております。
お買い上げいただければ、あとで2/28集計以降売れた分と集計して、追加寄付したいと思いますので、ぜひ完売にご協力ください。


  パウリーニョ・レビュー

昨日もご紹介いたしましたコーヒー豆、ブラジル産・パウリーニョですが、昨日焙煎したものを本日食工房スタッフ一同で試飲いたしました。

実はこの豆は、焙煎前に生豆を水洗いし、脱水再乾燥後選別を行い、その後数日間乾燥した環境でゆっくりと均質化してから焙煎しています。


この前の水洗いしなかったものに比べて、先ず格段に雑味が無くなり、奥に隠れていた甘みと何やら得も言われぬ芳香が出て来ました。
これにはさすがに驚くと同時に納得。


長年守り続けている食工房テイストに、さらに素晴らしいキャラクターが加わることになりました。
ぜひ皆さまにもお試しいただきたいと思っています。

ついでに申し上げますが、このコーヒー豆もフェアトレードで輸入されています。
一杯のコーヒーで国際協力が可能です。

新銘柄登場


パウリーニョ 生豆 今回は、水洗いをしてみました。



焙煎一度目



焙煎二度目


この度、食工房の自家焙煎コーヒー豆に新銘柄が加わりました。

  ブラジル産・「パウリーニョ」 です。

すでに一度ご紹介しておりますが、その後幾人かの方に、お好みに合うというご感想をいただいています。


風味のキャラクターは酸味系と言えますが、雑味の無いさわやかでフルーティーな酸味が心地良く感じられます。
苦みは比較的さっぱりしていて軽い目、後味に残るような嫌な苦味がありません。


この豆は、無農薬有機栽培で公的機関の認証付です。


今度から、この豆を使用したブレンド、食工房オリジナルブレンド No.7 も登場します。


価格は・・・、

パウリーニョ・ストレート単品 600円/100g(※焙煎豆重量です。)

食工房オリジナルブレンド No.7  560円/100g(※焙煎豆重量です。)


※ご注意 現在、多くの自家焙煎業者が、生豆重量で価格表示をしています。

コーヒー豆は、焙煎により20~25%ほど重量が減ります。(焙煎度にります。深炒りほど軽くなります。)


  コーヒー豆価格改定のお願い

コーヒー豆の相場が急騰しているというニュースをご存じの方は多いと思います。
食工房の仕入れ先は、必ずしもその影響を受けるわけではありませんが、それとは別の理由で値上げのお願いをしなくてはなりません。


ご存じの通り、焙煎前の選別で相当の損失が出ております。
先日は、私のこだわり最優先で採算度外視と申し上げましたが、続けて行かれなくなったのでは元も子もありません。
あくまでも適正価格ということで、値上げをご了承願います。
詳細は、また改めて発表いたします。
なお、パウリーニョとブレンド No.7 については、新価格を想定対応した価格になっております。


  チョコ プロジェクトに、ご協力ありがとうございました。

ただいま売り上げ集計中です。
近日中に、結果を公表いたします。

忙しい休日

本日は定休日でしたが、いつものことながらゆっくりお休みとは行きませんでした。
朝一番は、光ケーブルの開通工事。
外工事と機器設定で大方、午前中かかりました。


それで、ひかり電話に切り替えたのは良かったのですが、通信の仕組みの違いから今までファックス用番号を割り当てて兼用機で二つの番号を使い分けていたところ、それぞれ別に機器を割り当てる必要があることが分かり、急遽ファックス専用にプリンタ複合機を購入しました。
急な出費は痛い所ですが、この複合機でPC画面でファックスを閲覧したり、PCで作成したファイルを直接ファックス出来ますので、特に保存する必要のないものは紙が不要になります。
それなりにメリットはあると判断しました。


そんなわけで、今日の午後一杯くらいの時間、0241-38-3104 宛にファックスを送信出来なかった方がいらしたかも知れません。
この時間、すでに復旧しております。

なお食工房へのご連絡は、電話専用0241-38-3102 ファックス専用0241-38-3104 となっております。
お間違えのないようお願いいたします。


さて、午後はその買い物と確定申告を提出しに税務署に出向きました。
集計は終わっていて、書類の下書きも出来ていたのですが、ちょっと不安なところがありましたので、相談に乗ってもらいました。
結局、集計に不備がありましたので、出直しということになりました。
でも、非課税確実となり、少し気が楽になりました。
ついでに昨年の申告の更正の請求も出して、こちらはすんなりと収受してくれました。
僅かとは言え払った所得税が戻って来ます。


やれやれ・・・。


そして税務署の方からは、来年は是非とも青色申告にするようにと、申込書類を渡されました。
まあ商工会にも加入していることですし、今年は経理も積極的にやるしかないのですね。


パン焼いているだけでは、勘弁してもらえない娑婆の掟です。


がんばりまーーす。ハイ!


明日は、またコーヒー焙煎です。
ブラジル産の新豆、登場します。
お楽しみに!


「食工房のパンだより」発行が遅れております。
もうしばらくお待ちを。