月別アーカイブ: 2008年11月

風邪・警戒警報

寒くなって来ましたね。
風邪を引く人が多くなっているようです。
先日お邪魔したお宅では、風邪引きさんが3人もいて30分ほどで帰ってきましたが、それでも用心に越したことはないと手洗いうがいに念を入れ、早めに就寝しました。
でも、やはり感染は免れなかったようで、その後ずっと微妙な状態が続いています。
今日で6日目です。
何というか、悪くなる一歩手前でせめぎあっている感じです。
早く学習して、免疫を獲得してくれないものかと、体調維持に気を配っています。
いわゆる、鼻水が出たり咳が出たり頭痛がしたりはありませんが、何か今一つ神経が集中しないのです。
おかげで、計量ミスをやりそうになったり、手順を間違えそうになったり、一歩手前で踏み止まったから良かったものの、すっかり疲れてしまいました。
明日は定休日なので、畑で大根を抜いたりして気分を変えようと思っています。
その方が、かえって風邪っ気を吹き飛ばせるような気がします。
これからしばらく続くかき入れ時、風邪には特別用心していなくてはなりません。
我が家では、まさに警戒警報発令中です。
皆さまも、どうぞくれぐれも風邪にご用心ください。


追加更新
連れ合いのブログ、「ドコノモリ」に新しい絵と詩がアップされました。
<こちら>からお入りください。

アメリカは変われるだろうか?

もう皆さん先刻ご承知のとおり、アメリカの新しい大統領が決まりました。
アメリカ史上初の、黒人の大統領。
しかも、今までのブッシュ大統領とは対照的なリベラル派の新大統領は、「みんなでアメリカを変えよう!」と呼びかけました。
ブッシュ政権の終了を、世界は一様に評価し歓迎しているようです。
アメリカが変わるそして世界が変わると、期待がみなぎっている様子が、メディアや個人のブログなどから伝わって来ます。

そこで私はずっと思っているのですが、本当にアメリカは変わるだろうか、否、変われるだろうかと。

多くの人が期待しているのは、今のアメリカがとっている強い覇権主義が終わって、例えばイラクやアフガニスタンの戦争が終わって、少しでも世界が平和になることだろうと思います。
あるいは、世界中に広がってしまった格差が幾分なりとも是正され、貧しい国の人たちもそれなりに幸せに暮らせるようになることでしょうか。
いずれにせよ、いかにアメリカが世界に及ぼす影響力が大きいと言っても、大統領が変わっただけですぐに何もかも一気に結論が出るわけはありませんね。
それよりも、世界中の権益を手に入れ世界一裕福な国アメリカも、中身は世界一格差の大きい国でもあり、巨万の富と世界への影響力を持っているのは、一部の人たちです。
アメリカが変わると言うことは、実はこの人たちが変わるということに尽きるわけですが、果たしてどうなのでしょう。
選挙で選ばれた国民の総意としての立場の新大統領は、アメリカを動かしている「力」とある意味対決しなくてはならないでしょう。

そんな折に、大変意地の悪い穿った見解で恐縮ですが、私は、ヤツラはもうとっくにレールを敷いてしまったと思っているのです。
世界はもはや彼らの劇場であり、どこで誰を生かし誰を殺すか、その配役も筋書きも思い通りに決めるのです。
今までの世界の歴史を振り返る時、もっとそのことに気がついても良かったんじゃないかと、私は思います。

これから先20年あるいは30年間、アメリカと言う国もそして世界も、激動するに違いないと思います。
本当にいろいろなことが起こるでしょう。
私たちの国日本も、その激動の渦の中に巻き込まれて行くに違いありません。
アメリカは変わるのじゃなくて壊れるのではないか?その感を強くする私です。


  食工房からおしらせ
今週末(11月15日・土)から、シュトレンの製造にかかります。
今週は、木曜日・カネリプッラの製造のみで、クリングラはお休みです。
みのりのパンもお休みになります。
☆シュトレンのご予約を受付中です

造っていくら、の商売です。

とにかく造らなければ売り上げにならない、製造業の宿命です。
こんなことはとっくに分っていたはずですが、今日も改めてそのことを思いました。
例えば一週間かかって造った製品を数えれば、どう頑張ってもそれ以上の売り上げになることはありませんね。
そして自分の能力でどれくらい造れるか、これもやってみれば自ずと判明することですから、そうすると自分が稼げるのは幾らと、はっきり数字が出てしまうわけです。
しかもそれは、一個残らず全て売り切っての話しです。
こんな計算を始めると、とてもじゃありませんがやっていられるような商売ではありません。
それでも止めずに続けようと思うのには、いくつか理由があります。
先ず一つは、そういう成り行きに導かれて辿り着いて、もうそれしかないから。
そして、数字に出ない部分でいろいろとご利益があるから。
最後にやっぱり、モノをつくるのが好き。
これに尽きますね。
自分の焼いたパンを、自分が一番気に入って食っているパン屋ですから。
それはさておき、今日はちょっと単価を上げようと、パン焼きのあともう一分張りして、ブラウニーを2枚(40個分)焼きました。
でも、明日は息が切れそうです。

BOURBON POINTU

コーヒー通信臨時号


 今日はまた、飛び切りの話しのネタをいただきました。




BOURBON POINTU /ブルボン・ポアントゥ




コーヒー通の方ならご存知でしょうか?
と言う私は、正直今日まで知りませんでした。
ご常連のお客さまが、この珍しいコーヒーをおすそ分けしてくださったとのこと。
ちょうど私は、配達に出て留守をしていましたので、直接詳しいお話を伺うことが出来ませんでした。

夜になって、ちょっと味見してみようかということになり、食工房で先日売り出したばかりのブルボン・クラシコと飲み比べと相成りました。

初めに、その話題の主のポアントゥを飲んでみたところ、基本はブルボン種そのものの味なのですが、ググッと来る苦みの次に何とも言えないいい香りがするではありませんか。
何かの花の香りのようでもあり、少し重みのある芳香です。
うーむ、これはすごい!

そして、ブルボン・クラシコです。
こちらは、連れ合いが淹れたのですが、濃さが全然違ってしまい、単純な比較が出来ませんでした。
でも基本的な味は同じで、全く遜色ありません。
気になるあの芳香は、ちょっと判別出来ませんでした。
あとはこれが、「一体、おいくらで?」と気になり、<こちら>で調べたところ、
何と100g7,350円!!!
※このコーヒーの詳しいプロフィールについては、<こちら>をご覧ください。

いやはや、恐れ多いものをいただいたのでした。
そうとも知らず、軽々とテイスティングしてしまって、でも先入観がなかったので、かえって良かったのかも知れません。

どの道、超希少品のこのコーヒーを、毎日飲める人なんているわけがありませんから、現実的に考えれば、ブルボン・クラシコは非常に満足度の高いコーヒーだということになりますね。
こちらは、100g500円ですよ!
さてさて、このコーヒーを届けてくださったmayさん、今日はありがとうございました。
今度いらした時に、ブルボン・クラシコともう一つ取って置きの豆(やはりブルボン種)を差し上げましょう。

今月のカフェクラブ(11月30日)では、新銘柄飲み比べということになりそうですね

スタッフ、欲しいところですが・・・

いずれは家族以外に人を雇って、スタッフを確保したいと思っていますが、なかなか決心がつきません。
手が回らないほど忙しくて、売り上げが伸びている時は気持ちが前向きますが、やっぱり波があります。
それに、家族内労働では気にしなくていいことも、外部の人を入れるとなると、配慮しなくてはならないことが沢山ありそうですし・・・。
要するに慣れてないのです。
人を雇ったことなんかありませんから。
と言うより、本当はそれどころじゃありません。
喰うだけで精一杯で、自分の給料も家族の給料も出せてませんしね。
つくづく、事業家向きじゃないということを思い知る私です。
でも、自分の仕事に誇りと喜びを感じていることは、人一倍と思っています。
ひょっとするとそれが一番のご褒美かも知れません。
家族がどう思っているか、それが問題ですが・・・。
何はともあれ、今日のパンの出来はとても良かったです。

セラードコーヒー、販売開始


すでに何度かご紹介申し上げているセラードコーヒーを、いよいよ売り出します。
今回、テイスティングしたのは4銘柄、いずれも秀逸で全て取り扱いたいと思いましたが、在庫するのが大変ですし、まだそれだけ品物を回転させる自信もありませんので、とりあえず2銘柄を選びました。
セラードコーヒーのプロフィールについては、<こちら>をご覧ください。


  セラード 樹上完熟・晩秋摘み(プレミアムグレード)
品種は、ムンドノーボあるいはカツアイ。
樹上で完熟させてから収穫し、水に入れて比重選別した後、自然乾燥法(ナチュラル)で脱果精製し、その後乾燥機で仕上げ乾燥をします。
粒が大きく、芳醇な香りと甘みがあります。
酸味もフルーティーで爽やか。
食工房テイストのブレンドベースとして、最適なキャラクターです。

 ミディアムロースト 450円/100g 1kg以上、割引きあり

食工房カフェブレンド・№1 と カフェ・マヤ ブレンドの2つが、今後、セラードベースになります。


  セラード ブルボン・クラシコ(スペシャルティグレード)
味の良さで定評のあるブルボン種限定品。
コーヒーのコシヒカリ的存在とも言える古典的品種(だからクラシコ)です。
ストレートで飲んでみたい銘柄としておすすめ。

 ミディアムロースト 500円/100g 1kg以上、割引きあり 

ご要望いただければ、ブルボン・クラシコを使ったブレンドも承ります。
☆価格は、使用する他の銘柄の割合によって変わります。


なお、オーガニック・フェアトレード品としてすでに定番の「ジョアキン」も、今まで通り取り扱っています。
「食工房おいしいブレンド」のベースは、ジョアキンを使用しています。

一段と寒くなりそうです。

今しがた、ちよっと外に出てみました。
ピーンと張り詰めたように、冷たい空気があたりを満たしていました。
空を見上げると、見事な星空。
どうやら夜になって雲が切れたようです。
「すばる」の星の固まりが、東の空高くかかっていました。
星を見るのには最高のコンディションですが、寒さに十分な備えをしていないと、すぐに家の中に飛び込みたくなりそうです。
でもあんまり見事だったので、このあと少し頑張ってみようかなと・・・。
こんな寒さが定着してくれば、いよいよシュトレンの製造に取りかかることになります。
バターがしっかりと固まる寒さが、大切な条件ですから。

さあこれから、今年の終盤に向かってテンションを上げなくてはなりません。。
風邪など引いているわけには行きません。
用心、精進、そして気力でがんばります。

ご来場ありがとうございました。



開店準備が終わったところでワンショット


今日は、会津若松市内へイベント出店に出かけて来ました。
曇り空のお天気でしたが、風もなく意外に暖かかったせいもあるのでしょうか、小さいお子さま連れのかたからご年輩の方まで、大勢のお客様にご来場いただきました。
主催者のカウントで、お昼過ぎの時点で2000人を超していたらしいので、多分3000人近い方がお見えになったと思います。
おかげさまで、お昼前にはコーヒー以外のものは完売してしまい、あとからお見えになったお客さまには申し訳ない状況でした。
他の出店者も相前後して、概ね売り切れ御礼状態になったようで、今後も継続して行く予定のこのイベントにとって、幸先の良いスタートになったことと思います。
食工房には、遥々仙台から駆けつけてくださった方あり、栃木県の日光からおいでいただいた方あり、地元の若松市内は元より会津管内のあちこちから、ご常連はもちろん久しぶりにお顔を拝見する方々も、次々とご来場くださいました。
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
と言うわけで、今日は一日立ち通しで、いささかくたびれました。

  おしらせ
今週は、木曜日・カネリプッラ、土曜日・クリングラです。
お間違えのありませんように。

ご来場、お待ちしております。

寒くなって来ましたね。
こちらは今朝は、真っ白に霜が下りていました。
霧が晴れて日が当り出した頃、沢庵大根を広げてよく乾くようにして、食工房の仕事にかかりました。
明日のイベントの準備で、何やかや細々と手間取って、今日のブログはお休みかと思いましたが、この一言を申し上げておかなくてはなりませんでした。


明日は、皆さまのご来場を心からお待ちしいたしております。
おいしいコーヒーとスコーン、シナモンロールとクリングラなどなど、沢山用意しました。
どうぞよろしくお願いいたします。

脱酸素包装品に関するお願い

食工房ではいくつかの品目に、脱酸素包装を採用しています。
脱酸素包装は別名エージレスパックとも呼ばれ、大掛かりな機械設備を必要とせず、効果も安定している優れた長期保存法です。
仕組みは、脱酸素材と呼ばれる薬剤を、製品と一緒に袋の中に入れて密封することにより、中を無酸素状態にして腐敗菌やカビの繁殖を抑えます。
十分な効果を発揮するためには、脱酸素材の吸収能力と袋に使用されるフィルムのガスバリヤー能力(気密性能)が重要になります。
もちろん万全な材料を使用してパックしていますが、、包装後に何らかの理由で袋の密封が解けてしまうことがあります。

一番多いのは、袋の表面にピンホールと呼ばれる微細な穴が開いてしまうケースです。
何しろ相手は酸素分子ですから、目で見て分らなくても、極微量の気密漏れが起こります。

ピンホールは、本当に些細な原因で生じます。
硬いケバだったものや角のあるものに接触したり、他のものと擦れ合ったり、ちょっと取扱いが乱暴なだけでも、製品にとっては大変な脅威です。

また、開封までは効果が持続していますが、一旦開封した後は効果は消滅しますので、一度に食べ切っていただくのが理想です。
残ったものを保存する場合は、冷蔵庫や冷凍庫に入れるなど、十分にご配慮ください。

このように、脱酸素包装は大変デリケートな側面がありますので、あくまでもやさしくお取扱いいただきますよう、お願いいたします。
なおもし、開封前に品質の異常を発見されました時は、お召し上がりにならず、先ずはご一報ください。
誠意を持って対応いたします。


 


11月3日 「あぐりカフェ」 においでください!



 


すでに告知申し上げましたが、今一度お知らせいたします。

会津の「農」と「食」を結ぶ、ファーマーズマーケット。
販売コーナー、カフェコーナー、体験コーナーそしてミニコンサートもあります。

時間は、午前10時から午後3時まで。

おいしいものに出会いたい方、売り切れる前に、お早めにご来場ください。

食工房は、会場内でパンと焼き菓子、自家焙煎コーヒーの販売をやります。
地元の素材にこだわったメニューとして、山都町沼の平産小麦全粒粉入り・みのりのパン、会津のべこの乳使用・スコーン、同・カネリプッラとクリングラ、その他食工房のおすすめ品を取り揃えて、皆さまのお出でをお待ちしております。
コーヒー一杯200円の他、新銘柄セラードコーヒーの試飲サービスも予定しております。
コーヒー好きの方、お見逃しなく!

☆主催者配布のフライヤーをご覧いただけます。
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