月別アーカイブ: 2009年1月

一週間

今回、風邪に感染して今日でちょうど一週間です。
どうやら本復と言える状態になって来ました。
そうなると今度は、いろいろしわ寄せの来ている仕事のことに、頭を悩ませているところです。
かと言って、明日の定休日を返上する覚悟はまだ出来ませんので、各方面にご迷惑が及ぶことがあるかも知れません。

今日は、ベーキングは休んでコーヒー焙煎をやっていました。
いわき市の「くさの根」さんのご注文です。
毎回4㎏の「くさの根オリジナルブレンド」をお送りしています。

この週はクッキー類の製造は、結局出来ませんでした。
また次の営業日から仕切り直しです。
これでもう1月は売り上げガタ落ちです。
やはり健康が第一、体あってのこの商売と思い知りました。

それでこの前の木曜日にも、大丈夫だと思ってパン焼きに取りかかった時感じたのは、食工房の仕事の意外なほどの身体負荷の大きさでした。
体力気力両方充実していなければ、皆さんに食べて元気になっていただけるようなパンを焼くことは出来ません。
明日の定休日、完全休日にして回復に努めようと思っています。


  おしらせ

今週は、木曜日・カネリプッラ、土曜日・クリングラになります。


「みのりのパン・干し柿入りバージョン」を先日焼きましたが、風邪のせいもあって十分な告知が出来ませんでした。
次回も干し柿入りで焼いてみたいと思います。
なお、干し柿入りバージョンのみのりのパンは、試食キャンペーンとして1本600円にて販売いたします。


マフィンも、お休み中だったココリス(ココアとラムレーズン入り)とスィートハート(文旦ピール入り)も、シマリス君の朝ごはん、そば粉マフィンと一週間交替で交互に焼くようにします。
この件のお知らせは、明日改めて告知いたします。

Open Office.org

PCユーザーの大半が使っていると言われる、Microsoft Office 。
私も、中古で入手したPCに最初からインストールされていた、Microsoft Office 2000 を使っています。
このMicrosoft Office 、現在2007バージョンまで出ているのですね。

実は新しいもの好きの私、公開直後に試用版をダウンロードして使ってみたことがあるのです。
試してみたのはWord 2007バージョンだけですが、酷評する人が多い割には私にはとても好感が持てました。
特に、ダイレクトにPDFファイルを出力出来る機能は出来が良く、日本語で横書き縦書き混在のレイアウトで作った印刷物も、レイアウトが崩れることなく正確に再現されていました。
イラストの挿入の際のオプションも多彩だったし、使い勝手も良かったと思っています。
さすがOSを独占しているMicrosoftだけのことはあると思ったものです。
しかし、価格は決して安いとは言えませんでした。
当時の私は、アプリケーション1つに数万円も出すなんてとんでもないことでしたから。

一方、無料で使用出来る Open Office.org というソフトがあることを、以前から知っていて興味があったのですが、現在の最新バージョンの一つ前のバージョンを試した時は、どうしてもWordの方が使い勝手が良くて、馴染めませんでした。
それから一年余り過ぎて極最近ですが、新しいバージョンが利用できることを知り、早速ダウロードして試しています。

Open Office.org は、文書編集ソフト、表計算ソフト、データベース作成など全部で6つのソフトで構成される、総合オフィスアプリケーションです。
とりあえず私が批評出来るのは、文書作成ソフトのWriterと表計算ソフトのCalkですが、Microsoft Office の2000バージョンよりは、高機能で使い勝手も悪くないと言う印象です。
PDFファイル変換機能もついています。
またExelの2000にはない機能もあります。

しかし部分的には不満もあり、例えば文字色を変更する際、Word 2000 でもフルグラデーションのカラーミキサーを使って自在な色を作ることが出来ますが、Writerでは決まったカラーサンプルの中から選ぶことしか出来ません。
私には、こんなところがとても致命的ほど物足りないのです。

結局言えることは、いろいろなニーズに対応するためには、望める限り完成度の高いアプリケーションを、当座使わない機能があるとしても、とりあえず導入しておくしかないということです。
もちろんそのための出費が許されるかどうかが一番の問題ですが。
そう思って最近のマーケットをのぞいてみたら、未使用中古品や2000バージョンからのアップグレード版が安く入手出来るようですね。

Office 2007 導入も視野に入れながら、当面 Open Office.org の進歩にも協力すべくユーザーレビューを返して行こうかなと思っているところです。

ウィルス定義更新・再起動

先日は少々見通しが甘かったようで、木曜日の朝これなら大丈夫と仕事を始めましたが、パンを焼き上げたところで電池切れ状態になりました。
やはり風邪が治るには、体に必要な手順があるようで、次の日一日また横になっていました。
それでも酵母菌は風邪など引かないようで、この日もパンの出来は上々だったのには妙に感心しました。
ということは、一方では私自身も本調子でなくても、必要な手順はちゃんと実行出来ていたということでもあり、これが熟練ということなのかなぁと、パンの出来栄えに胸をなで下ろした次第。

それにしても、人間の風邪もコンピューターのウィルス感染も似たようなところがありますね。
コンピューターのウィルスは人間が作ったものですから、事前に発見すれば害を受けないよう手当てが出来ますが、人体が感染するウィルスはそういうわけには行きません。
一旦感染しないことには、ウィルス定義を更新することは出来ません。
予防接種はリスクを弱めた意図的な感染によって、抗体反応を引き起こさせるものでしたね。
しかし、全く未知のウィルスに対してはワクチンを作ることが出来ないし、予防の予測が外れたら役に立ちません。
自然治癒と自己免疫獲得を待つことは、場合によっては唯一且つ確実な手段となります。

その時、人体もやはり再起動みたいなことをやるんですね。
本当に再起動するのだと一旦死ななければなりませんから、そうではありませんが、体の機能が最低限まで落ちて活動を一切拒否する状態になります。
この時にいろいろ小細工しないで、まさに死んだように寝ていられれば、その後の回復は順調なはずなのですね。
苦痛を和らげるための最低限の措置をしながら、ひたすら再起動を待つのが賢明と自覚しました。

今朝は、いつもよりずっと仕事量を減らしていましたが、それでも4時間遅れで起き出して恐々スタート。
仕事の方は好判断でしたが、先日来のドカ雪は今朝もまた山盛りで、水道が一部不味いことになっているのが分かり、雪の中を掘り返してメンテナンスという、いきなりの重労働のおまけがついてしまいました。
それでも何とか堪えられて、その割には調子が悪くもならなかったので、どうやら無事に再起動したようです。

また一つ別な例えで言うと、人間の体は薪ストーブに火を焚いているようなもので、火床が落ちてしまったところにいきなり大きな薪をくべても、燃えつくどころかかえって火が消えてしまいますから、良く乾いた小枝をくべて炎を上げ、それから少しずつ慎重に小割りした薪をくべながら火力を上げ、それからやっと太い薪がくべられるわけです。

人体という炉の中では、食べたものが燃えているわけで、病後の回復期は全く似たような気遣いが役に立つということも、今回良く分かりました。
あともう一日か二日、底力が戻ってくるまで慎重に対応しようと思っています。

おかげさまで、連れ合いはじめ家族の者も無事に危機を通過したようです。
ご心配いただいた方々に、この場を借りて一言お礼申し上げます。

風邪とドカ雪

習刊 コーヒー通信 お休みしました。



どうやら家族中で風邪をひいてしまいました。
先日、知り合いのお宅に家族皆でお邪魔した折、先方はこのお正月にひどい風邪をひいて回復したばかり、もらって来る可能性大だと用心していましたが、やっぱりひいてしまいました。
まあ、インフルエンザは避けるばかりが賢明とは言えない代物なので、感染したらしたで早いところ体内のウィルス定義を更新して、免疫を獲得した方が得策なんですね。
明日のパン焼きもあるし、大きく体調を崩してはいられないので、もう昨日から大事をとって今日も一日横になっていました。
時々起きて、うがいと水分補給をし、途中ちゃんと食事も摂って体力温存をはかっています。
まだ本調子ではありませんが、冷静に対応していると体がいろいろに反応している様子が自覚出来るので、その要求に応えるだけです。
もうほとんど悪寒や不快感はなくなりましたので、あとは調子に乗らないように気を付けるだけです。
そのようなわけで、先ほど明日のための計量を終えたところです。
それでみのりのパンだけは、明日は外させていただきます。
土曜日に干し柿入りバージョンで焼きますので、どうぞご期待ください。


さて一昨日以来、昨日も今朝もドカ雪です。
今朝お店の前は、除雪車がせり上げた雪で出入りが出来なくなっていましたので、一人元気な末娘に雪かたしを頼みました。
車の屋根と周り、家の出入り口と表までの通路もきれいにしてくれました。
そうしたら夕方、また屋根の上から大量の雪が落ちて塞がってしまいましたので、今度は私も様子を見ながら、一緒に雪かたしをやるつもりです。
健康管理と状況への的確な判断と早めの対応、北国の冬の暮らしはある意味命がけです。

こんな時だからこそ

今、世の中は景気が悪くて失業が増えて、多くの人の生活に疲弊感が漂っているような気がします。
人々の間には格差と不公平感も大きく、私なんかも憤慨に堪えないことがいっぱいあります。

まあ、愚痴を言っても始まらないので、こんな時こそ何を大切にしなければならないかということを考えています。
いろいろあると思いますが、その一つは「健康」だと思います。
豊かといわれるこの日本に、病気になっても経済的理由から医者にかかれない人がいます。
当の私だって、似たようなものです。
どんなお金持ちだって、命を二つ持っている人はいませんが、かと言って貧乏していると、その一つの命を守ることが出来ない場合もあるというのは、何ともやり切れない話しです。
やはり「健康は宝」と言うのは本当ですね。

健康を守る方法はいろいろ考えられると思いますが、私が重要視しているのは、まず一番に毎日食べる物のこと、そして体に適度のストレスや運動負荷をかけることです。
「黒パンかじりが最高!」と、いつもお題目のように申し上げますが、私にしてみれば、長年試して来てもうほとんど確信していることなので、そう申し上げるしかないわけです。

ここでちょっと別な話しをしましょう。
皆さん、「大草原の小さな家」の物語をご存知だと思います。
あのシリーズの中に、「長い冬」というのがあります。

ある年、一家が暮らしている町一体を猛烈な寒波が襲い、人々は長く辛い冬を過ごします。
雪と氷に閉じ込められ、燃やす薪もなくなり、小麦粉が底をつきます。
そこで町の人々が集まって話し合い、乏しい食料や燃料を融通し合います。
町外れの家に小麦が沢山残っているというので、命がけで譲ってもらいに行きます。
やっと手に入った小麦を、コーヒーミルで粉に挽くのがそれからの毎日の仕事になりました。
そうやって、一日かかって挽いたやっと両手に一杯ほどの粗い小麦粉で焼いた黒パンを食べて、春まで持ち堪えました。
そして、黒パンを食べていたおかげで、だれも病気をせず無事に生き延びられたという話・・・。

物語なので、どこまで正確に事実か分かりませんが、粗食小食が健康に良いということは昔から言われ続けていることですから、概ね事実であったろうと想像します。


不況に加えて、世界的な食糧不足も懸念される昨今、黒パンはその懸念への一つの解答だと、私はそう思って殊更気持ちを込めて焼いています。

食工房の小道具たち

パン屋などの製造業の作業場には、沢山の機械設備があります。
食工房にも、オーブンやミキサーなど大物がいくつもあります。
もちろんそれらは、なくてはならないものですが、一方小物と呼ばれる道具がそれよりずっとずっと沢山あって、それぞれの仕事の役に立っています。
実はそれらの小道具の中にこそ、仕事のノウハウが隠されています。
今日は、その一端を少しだけ紹介したいと思います。
いろいろ手づくりする方のお役に立てれば幸いです。

ところで食工房でもそうなのですが、小道具の中には本来の役目とは違う目的外使用で効果的に使っているものが少なくありません。
専用のものがあっても高価過ぎて導入出来ない、あるいは適応する専用の道具がない時など、創意と工夫によって目的を達成するのは、ある意味とっても楽しみなことです。


 



 



さてさて先ずは、写真左側のコーヒーミル。
食工房では、これをスパイスミルとして使っています。
挽き臼がセラミック製で、大概のものは挽けます。

胡椒の粒など硬くて砕け難いものは、最初は極粗挽きして少しずつ目を詰めて、二度三度挽きなおして細挽きにします。
アールグレーティーケーキに入れる紅茶の葉も、このミルでとても具合良く挽くことが出来ます。
パタポンに入れる黒焼きライ麦粒もこれで挽きます。

さらに微粉にする時は、右側のミキサーを使います。
ミキサーを使って微粉にする時も、一旦コーヒーミルで挽けるところまで細かくしてからにした方が、風味が壊れないし均一に粉砕出来ます。
食工房の仕事をする上で、この二つはどうしても手放せません。


 




お次は、ご覧の通り霧吹きです。
左側は普通の霧吹きですが、右側は除菌アルコール液用のものです。
実は左側の霧吹き、食工房の仕事に使うとすぐに壊れてしまいます。
そのくらい、頻繁に使われるということです。
それで目をつけたのがアルコール液用のもの。
これが意外に丈夫で、霧吹きとして売っているものよりよっぽど具合がいいのです。

特に、焼き上がったばかりのケーキにリキュールをスプレーするのに、普通の霧吹きを使うとたった1、2回でパッキンがアルコールにやられて効かなくなり、霧が飛ばなくなってしまいますが、除菌アルコール用のだとさすがアルコール用というだけあって、何回使っても全然支障がありません。
霧吹きとして売っているものより丈夫で具合がいいというのは、逆に売っている霧吹きの方にちょっと問題があると言えないでしょうか。
もちろんただの水を吹くのは全く問題なし。

霧吹きは、パン生地を湿らせたりする時に使いますが、洗い物をする時にはこびりついた汚れをふやかすのにとても重宝しています。
では左側の霧吹きは何の役に立っているかと言うと、こちらはノズルを調整して水鉄砲にすることが出来るという利点があるので、オーブンの中に蒸気を出したい時に水を吹き込むために使っています。
うちのオーブンは、蒸気が出せないのです。
この他にも霧吹きはいろいろと重宝しています。

まあそんな具合に小道具の話は、すればきりがありません。
またいつか、折を見て紹介したいと思います。

歳の神・2009

はてさて・・・今年は、写真はありません。

昨年の歳の神で、あまりにもドラマチックな写真が撮れたので、今年も・・・とカメラを持って出かけましたが、いざその場になったらどういうわけか全然撮る気になりませんでした。
それより、ちゃんとその場にいて最初から最後まで、肌身に感じて味わいたいという気がしていました。
そうです・・・、写真を撮ろうとするとどうしても観察者的スタンスになって、関わりの密度が薄くなり、物足りない感じがするからです。
それに、こういうことを言うとオカルトだと気味悪がられるかも知れませんけど、「今年は撮らなくていい。その代わりしっかりその目で見ておれ。」という声を聴いたような気がしたのです。


今年は、昨年のブログを読んで、餅の代わりにパンを焼いてみようと思っていたのを思い出し、ロールパンを2袋ほど用意して行きました。
竹の棒にパンを差していたら、皆さんが愉快そうに笑っていたので、そばにいた人にもパンを渡して差してもらいました。
そうしたらとってもいい具合に焼けてホカホカで美味しかったので、区長さんにもおすすめして食べていただきました。

それでまた今年は、火の回りがとても速くて勢いが良く、高く天に向かって火柱と火の粉が吹き上がって行く様子に、どう頑張ってもこの迫力は写真には撮れなかったと納得しました。

かくして今年の歳の神も無事に終わり、いよいよこれで新年の活動が本式に始まるのだという区切りがついたようで、清々しい気持ちになっている自分に気がつきました。

今年もよい年になりますように・・・

中は春、外は冬


店内をいっそう明るくしてくれています。
B内さん、お気遣いありがとうございました。



外は雪、午前中はボタ雪。ストロボを当てると面白い雰囲気に。


今朝、店のシャッター開ける前、店内にいい匂いが立ち込めていました。
実は昨日の夕方、ある方が開店5周年のお祝いにとお花を届けてくださいました。
そのお花の匂いがしていたのです。
一足先に春をいただいたとうれしくなって、勢いよくシャッターを上げたら、外は寒い寒い雪空でした。
それでも午前中外は明るく、店の中はこのお花のおかげで華やいだ雰囲気でした。

それで、客足はお天気次第かと言うとそうでもなくて、今日は外は大方吹雪でとても人が来るとは思えませんでしたが、案外ご来店者数が多かったのには驚きました。
雪の日ポイント2倍プレゼントの企画も、少しは効果があるのかな?と思ったり・・・。
そして作業の方は、今の時期通常のパン焼きが少なめなので、いよいよクッキー類の在庫回復にとりかかりました。

今日はまず、わらいごま。
明日は、どろんこクッキーとジンジャークッキーです。
空っぽの棚が全部埋まるのはいつになるでしょうか。
これからは、最低でも4品目くらいは常備していたいと思っています。


ところで、明日は当地区で「歳の神」が催されます。
昨年、このブログでもご紹介しましたので、覚えている方もいらっしゃると思います。<参照>
そんなわけで明日は、行事参加のために午後6時閉店とさせていただきますので、悪しからずご了承ください。

お早目のご来店、お待ちしております。



午後には、本格的に降って来ました。雪が降る様子は、いつまで眺めて
いても飽きることがありません。  おっと、仕事仕事!


 

痩せすぎも危ない、という話し

世の中に、痩せ方に関する情報は山ほどあるのに、痩せた人が太りたいという望みに答える正しい情報は、ほとんど見たことも聞いたこともありません。
太りすぎは体に良くないと言われ、もう常識ですが、痩せている人はどちらかと言えば、それだけで健康上問題がないと思われている節がありますね。

私は、お会いした方は皆さんご存知ですが、ちょっと痩せすぎの体型です。
57年間生きて来て、「痩せたんじゃない?」と言われたことはあっても、「太ったね」と言われたことはほとんど覚えがありません。
そんなに痩せ続けていたら、しまいに無くなっちまうじゃないかと、その度にムカッと来るのを抑えています。

ところで、おすすめブログとして一度ご紹介したこともある「駅前糸脈」の1月8日の記事に、「減量も大変だが」というエントリー<参照>があり、なるほどと頷かざるを得ませんでした。

曰く、「・・・ところが太らせる方は本人がその気になってもなかなか難しい。痩せている人はカロリーの多い食物をたくさん食べることができないのだ。・・・」。
全くその通りで、元来消化器が丈夫じゃないので、「食べれば太るよ!」は答えにならないわけです。
それどころか、太ってないというだけで「メタボの心配がなくていいですね。」とか、「身軽で健康そうですね。」などと言われることが多いです。
でも、私の知り合いの中には、痩せ身で健康に問題なさそうだったのに糖尿病と診断された人が、二人もいるのです。
幸いにもお二人とも食事のコントロールがうまく行って、もう日常何の問題もなくなりましたが、実はお医者さまの指示以上に、自分でもしっかりと意識して健康管理をしたことが良かったのじゃないかと、私は見ています。

痩せすぎの人に役に立つ情報は、本当に少ないですね。
そう思って、「駅前糸脈」のそのエントリーにコメントしてみましたら、早速貴重なお返事をいただきました。
しかし・・・、コーヒーを一日一杯だけにするというのは、なかなか厳しい注文ですね。
まあそれでも、本当に調子が悪い時はコーヒー飲むのは休んでいますし、カップも小さめなので・・・と、これは言い訳ですね。
とにかく、削る骨身はないという体なので、上手に現状維持するのが唯一の生存の道というわけです。

それで、今の私にとって具合の良い食生活はというと、玄米か黒パンをゆっくりと噛んで食べる、肉や魚もほどほどに、よく味わって、野菜は好き嫌いを言わずにこれもよく噛んで味わって、そうやって体に収めるという感じを意識して食べることです。
仕事に追われてついつい早食いになってしまうことも少なくありませんが、その度に「いかん、いかん!ゆっくり、ゆっくり。」と逸る気持ちを抑えています。

ああ、それで分かりますね。
痩せている人は、概してせっかちですね。
せかせかと動き回るから、痩せるんでしょうか?
何やら、精神性にも関係がありそうな・・・。
と、今日はここまでにしておきましょう。

おかげさまで5周年


5年の間に、坊やのほっぺの赤みが薄れてしまいました。
お化粧し直そうかなと思っているところです。


本日、1月8日は、食工房の開店記念日です。
おかげさまで、無事5周年を迎えることが出来ました。
これも多くの方々のご愛顧の賜物と、改めて感謝申し上げます。
5年前を思い返して調べて見ましたら、この冬も雪が遅くて、開店前日まで店の前には雪がなかったのですね。
製菓材料問屋さんから頂戴した花輪が立っている写真が残っていました。
ところが開店当日は朝から雪になり、その中を大勢の方がお祝いに駆けつけてくださいました。
皆さんにコーヒーを入れて差し上げようなどと思ってはいたものの、てんやわんやでとてもそんな余裕がありませんでした。
用意した品物が少なくて、すぐに売り切れになってしまい、急いでマフィンを焼いたりしました。
この頃は、まだ材料を前日から予冷しておくアイディアは思いついていなかった証拠ですね。
今思うと、冬だったから良かった!
そして、今売れ筋のカネリプッラもみのりのパンも、ミックスナッツロールもありませんでした。
そんな少ない品揃えでよくやって来られたものだと、驚くと同時にそんな食工房に付き合い続けてくださった方々のご恩を思わずにはいられません。

そんなわけで今日は、ちょっと張り切ってパンの種類と量を増やしました。

今日はまた、寒の内だというのに穏やかな晴天で日中は寒さもそれほどではなく、三々五々お客さまがお見えになりました。
ご来店のお客さま全員に、「おかげさまで5周年・食工房オリジナル・イラストポストカード3枚セット」を差し上げました。
このプレゼント、1月中ずっと継続いたします。
ご常連の方も初めての方も、どうぞこの機会にご来店ください。

明日は、マフィンとスコーンを焼きます。
久しぶりに、文旦ピール入りの「スィートハート」も焼きます。
みなさまのご来店、お待ちしております。