月別アーカイブ: 2010年1月

貧しさの中の豊かさ、豊かさの中の貧しさ

内装がボロボロになって、ところどころトタン板がむき出しになった小屋。
冬の夜は、いくら火を焚いても寒いので、入り口にも窓にも毛布や厚手のカーテンを垂らしていました。
それでも外で風が吹くと、ランプの灯が揺らぎ扉がバタンバタンと音を立てていました。
部屋に一つのランプの灯りの下、薪ストーブの周りには8人の親子。

お風呂場には外の風が吹き込み、トイレは氷点下の家の外。
家の中だというのに、白い息を吐きながら飯を食っていることもありました。

でもそんな生活の中にも、豊かさを感じる瞬間がいっぱいありました。
薪が良く燃えて、ヤカンから湯気が立ち上るのを見ているだけで、幸せな気分になれたものです。

夜半、用を足しに氷点下の外に出て行くと、どんなイルミネーションも及ばぬ満天の星空だったり、雪化粧した山や森を照らす月光白夜だったり・・・。
漆黒の闇夜もまた、妙に感動的でした。

その頃、街に住む人を訪ねると、暖かくて明るくて快適な家の中。
お風呂もトイレも何もかもが行き届いていて、頭で分かっていてもいつも新鮮な驚きを味わったものです。

この時代、私の住む国では、きれいな家と自動車が当たり前。
一人一人に行き届いた部屋。
パソコンや携帯電話、その他一人一人のための道具や持ち物がいっぱいいっぱい。
奪い合うこともなくて、皆それぞれに満足。
その代わり、譲り合う喜びと暖かい気持ちを味わうこともありません。

この間、大きなお店の中で公衆電話を探したら、見つかりませんでした。
仕方がないので店員さんに頼んで、店の電話を使わせてもらいました。
いつの間にかそんな時代になってたんですね。
携帯持っていないおかげで、この社会が決して豊かでも何でもないって分かってしまいました。

もっと便利に・・・、ただしお金を払うなら。
払わないと、もっと不便に。

消費低迷の実相

物が売れない時代が来たと言われます。
景気が悪いから売れないのか、売れないから景気が悪くなったのか、一概にどっちとも言えないのではないでしょうか。
内需拡大と言えば、「要らないものは要らないマス。」と答えが返って来そうに思います。
物は足りているというのが、実はこの社会の実相で、皆プラスアルファのところで要不要を言っているように感じます。

それから一つ重要なことは、日本の人口はすでに減少に転じていて、今後も消費は確実に減るということです。
そして、世帯人数も減る一方で、東京都では現在単身者世帯が40%を超えており、2人までの世帯で70%弱と、少人数世帯が圧倒的です。
そして地方でも、年々大人数世帯は減っており、田舎では人が減っているのに新築家屋は相変わらず増えていて、一方で古い空き家が増えるという皮肉な現象も起こっています。


少人数世帯それも単身世帯が多くなると、消費の動向もずい分変わります。
食生活で見れば、少人数世帯ほど外食の機会が多くなり、家庭で料理をしない傾向が強くなります。
また購入単位も小さくなり、大根やカボチャが丸一個売れる可能性はほとんどありません。
どんなものでも少量詰めで良いわけで、パンの大きさだって影響があります。
例えば1/2カット売りは、当然のこととして想定しておかなくてはなりません。


さらにこれから5年あるいは10年の間にも、物の売れ方は大きく変わって行くと思います。
パン屋にとっても、食べ物の需要は無くなることはないから大丈夫などと、たかをくくってはいられない変化があるかも知れません。
それでもパンが無くなるということはないでしょうから、問題はどんなパンが後々まで顧みられるのか、そのキーワードは、①健康 ②滋養 ③よろこび(おいしさ・満足)ではないかと思っています。

いずれにせよ、先の読めない難しい時代がやって来たものだと、頭をひねっている私です。


  


  今週のクッキーとマフィン


今週のクッキーは、バタービスケットとわらいごまとジンジャークッキーとパタポン。
あとは店頭在庫で、どろんこクッキー、ナッツクッキー、コーヒークッキーもあります。


今週のマフィンは、「シマリス君の朝ごはん」と「スィートハート」です。


みのりのパン再開します。
今週土曜日に焼きます。


  「パンだより」がなかなか出せません。


今週金曜日、会津若松市内の戸別配達を予定しています。
告知する機会がないままでしたが、逆にお得意さまからお問い合わせとご注文をいただき、恐縮の至りです。
このブログで始めて知った方、ご要望の節はどうぞご遠慮なくご連絡ください。

歳の神・2010

毎年この時期に行われる行事「歳の神」が、当地区で今日行われました。

一昨年、昨年と、それぞれこのブログでも取り上げましたので、覚えていらっしゃる方も多いことと思います。
<参照1>   <参照2>

会津管内ではお馴染の行事ですが、似たような風習は全国各地にまだ残っているところもあると思います。
元々小正月の頃、正月飾りや古いお札などを一緒に燃やして供養し、一年の無病息災を祈願する祭礼として、地域の人々にとって重要な意味があったのですね。

今もそれは変わらないと思いますが、過疎になった集落では、この「歳の神」の行事を維持出来ないところもあるようです。
我が集落のように、盛大にまた古式ゆかしく「歳の神」を維持出来ることは、恵まれていると言うか幸せなことだと思っています。
そうです、それだけまだ地域に活力がある証拠ですから。


実は、今日の「歳の神」をテレビ局が取材するはずでしたが、どういう理由でかキャンセルになったそうで、区長さん始め張り切って準備に関わった人たちは残念そうでした。


だからというわけではありませんが、今日は写真と動画を撮りました。
大きな火が燃え上がるのは、いつ見てもドラマチックですね。
今回も、炎の中に何やら顔が浮かんでいるように見えます。
それも今回のは、ちょっと恐ろしい龍か何かのようです。



ご神体は二つ。間にしめ縄がかけ渡してあります。
松明で点火、いよいよ「歳の神」の始まりです。



もう一つのご神体にも点火。



火が回ったと見るやどんどん火勢が増して、とても近くには寄れません。



左右両方とも、迫力ある龍か何かの姿に見えるのは、私だけではないと思いますが・・・。


 


  


 いよいよ燃え盛って、中の仕掛けが弾けて炎の塊が宙を飛びます。
燃え落ちるのを待ちかねるように、人が寄って行きます。


 


 お餅とスルメを竹の棒の先に刺してかざし、焼いて食べます。
お神酒も回って来ます。子ども達にはミカンとおせんべい。
今年も、私たちはパンを焼きました。


この「歳の神」で、最初に松明をかざして火を点けるのは、年男の役目とされていて、今年は3人の方が点火に携わりました。
そして来年は、何と私の番なのです。
同じく他にもう3人の方がいらして、来年は計4人が点火係です。
考えてみると、毎年年男がいるということは、その地域の人口構成の幅が広いということですから、とてもいいことなんですね。
でも、私より少し年下の世代にかかると、急に人がいないようなのです。
こうした行事がいつまで続けられるか、それは地方の一地域の命運を象徴していると言えます。
「歳の神」もまた、この日本の社会の一端を垣間見せていると言えそうです。

サワードゥビスケット3種と自ビール

今日はパン焼きを休んで、サワードゥビスケットを3種類焼きました。

わらいごまとバタービスケットと、それから先週初めて試作したチーズとクルミの入ったビスケットの2回目の試作です。
いずれもパン生地を使いますので、最初の工程はパン焼きと同じです。
やっぱり早朝から始めて、醗酵時間を経過して、3種類とも焼き上がったのが午後3時過ぎでした。
意外に時間がかかるのです。

もっとも今日は合間に待ち時間がたっぷりありましたので、1週間前に仕込んで置いた例の自ビールのボトリングをするために、空き瓶を洗ってアルコール消毒したり、細々支度をすることが出来ました。


只今食工房では、バタービスケットがブレイク中で、製造が間に合いません。
と言っても、すごく製造効率が悪いので、そんなに大した数ではありませんが。
まあでも、ご注文に追われるものがこうして一つでもあることは、とてもありがたいことです。

これで試作中のビスケットが、ヒットしてくれたらこんないいことはないのですが、どうなりますか・・・。
二度目の試作は、塩味とガーリックをすこし強めに効かせてみました。

あと一つ、わらいごまはバタービスケットほどではありませんが、手堅く売れますのでなるべく切らさないように・・・と言いつつ、昨年末からほぼ1ヶ月ぶりに今日焼きました。


多分、パン屋が造るお菓子としては、一番それらしいのがサワードゥビスケットです。
甘いケーキなどと違って、沢山食べても全く害にならないと言うか、食事の中に取り入れていただいても良いくらいです。
そして、ビールのお伴にいいのですね、これが・・・。


というところで、自ビールのご報告。

本日ボトリング完了しました。

ビンは、市販のビールの空きビン(アサヒ・スーパードライ)を使用しました。
ただし、そのためにビールを買ってませんよ。念のため。
酒店で、空きビンだけ売ってもらいました。
でもこれがなかなか難しくて、嫌がられたり不審がられたり、それから洗うのが大変だったり。
この次からどうしようかと思案中です。



エドメ・エクストラスタウト・オールモルト仕込み
大ビン21本プラスアルファの出来上がりでした。


来月になったら蔵出し解禁です。

ハイテク機器を泣かせる、ローテクトラブル

昨日のCDデッキの修理の顛末に絡むお話しです。

ハイテク機器と言えば、先ずパソコンでしょうか?
件のCDデッキ(プレイヤー)も、ハイテク機器の一端です。

ハイテク機器の定義があるのかないのか知りませんが、要するに主要な機能が電子制御されているもののことを言っているのですね。
しかし、いくらハイテク機器と言っても、その中には旧技術と言えるローテクのお世話になっている個所が、幾らでも沢山あって、本当に驚いてしまいます。


前に、パソコンのCPU冷却装置のファンの話を取り上げましたが、そういった例は他にもいろいろあって、高度な電子機器の中で唸りを上げてモーターが回っていたりするわけです。 <参照>


昨日修理したCDデッキは、食工房で音楽を流すために使っているものですが、元々リサイクルショップのジャンク品コーナーで買って来たもので、最初から本調子ではないものだったのです。


それがこの冬の寒さのためか、再生音がプツプツ途切れてどんどん後のトラックにスキップして、しまいには止まってしまうのでした。
ヘヤドライヤーでしばらく温めると調子良くなっていましたが、ついにその手も通用しなくなりました。


前に一度分解して目星を付けておいたので、トラブルの原因はすぐに思い当りました。


まあ手っ取り早く言えば、「油切れ」です。
ハイテク機器も、油切れで動かなくなるのです。



ハードオフ・ジャンクコーナーで3000円でした。
一応、完動品ということで買って来ましたが、
寒くなり始めたらすぐにトラブル続きに・・・。


 



道具は、プラスドライバー一本。
8本のネジを外して、開けられました。



3つの駆動系が集中している心臓部。
赤矢印は、読み取り用のレンズです。

レーザー光線を発射する光源と、ディスクから
反射して来た光線を受け取る受光素子が中に
収まっています。


クリーニングディスクも通用しないほどレンズが汚れてしまった時は、
ここを無水エタノールをしみ込ませた綿棒でこすってクリーニングします。



赤矢印は、全てレンズを動かすための駆動系パーツです。
左上の小ギャーがモーター軸。

レンズユニットを乗せているレール(金属棒)が、特に潤滑不良でした。
矢印部分すべてに給油して、手でギャーを回して何度か往復させて
油を馴染ませました。


CDデッキには、たいてい3個の回転駆動系があります。
先ず、ディスクトレーを出し入れする仕組み。
次に、ディスクを回す仕組み。
そして、読み取りレンズを動かして盤面をトレースする仕組み。
この3つの駆動系に、1個ずつモーターが付いています。
今回、最後に申し上げたレンズを動かす駆動系の潤滑が悪くなっていました(・・・と言うより、寿命かも)ので、潤滑油を注してメンテナンスしました。


これでほぼ順調に作動するようになりました。
ほぼ・・と言うのは、このCDデッキを置いてある場所が、朝など氷点下5℃以下になるような場所で、朝一番スイッチを入れた直後には、やはりトラブルが起こることがあるからです。
それでも、まあ先ず問題ないという程度に回復しました。


またしばらく使っているうちに、同じようなことになると思いますが、そうしたらまた油を注してやりましょう。
そしていよいよ部品が劣化するかすり減るかして、直せなくなるまでは使おうと思っています。


皆さまのお宅には、こんな機器はありませんか?

いつもの木曜日

いつも通りにスムースに事が運ぶ、これは商売にとって一番大切なことです。
特にモノづくりは、ましてやパンづくりは、酵母のコンディションという絶対的条件がいつも通りでなければ、当然同じパンは焼けません。
しかしこの酵母というのが奥が深くて、もう20年も付き合っているのに、こんなことは今までなかったということが、たまにあるのです。
天然酵母との付き合いは、まさに大自然そのものを相手にしているような感覚が求められます。
だから面白いし、いつまでも興味が尽きることがありません。


ちなみに今日のパンも、酵母は絶好調でした。


そして、その後をご報告していませんが、自ビールは・・・?


一昨日、醗酵が落ち着いて来たので、オリ引き(沈殿した固形物・オリを、分離して取り除く)をやりました。
そして昨日から、温度を下げて追加醗酵させています。
モルトの糖分を消化して、どんどんドライになっています。
もう完全にビールの匂いです。
ボトリングは、明後日でしょうか。


さて実はこれから、CDデッキの修理をやります。
ちょっと面白いご報告が出来そうなので、明日の記事にご期待を。
ではでは。

ホワイトアウト


しばらくは除雪車も出動を見合わせていたほどの降りかたでした。

サラサラの粉雪は、ブルで押しても脇にドンドン逃げてしまうので、
除雪もすごくやり難そうに見えました。


今日はどの方面も、寒さと雪の話題に終始するのではないかと思える一日。
一昨日の晴天が夢幻だったかと思えるくらい、猛烈な降雪に見舞われました。

ちよっと大げさかもしれませんが、ホワイトアウト・・・。

用があって車で出かけましたが、目の前は雪で真白。
冬将軍もちよっとムキになったかなと思える状況で、途中で用事を切り上げて早々に帰って来ました。


会う人、会う人、交わす言葉は、「いやー、ひでぇな!」。

宅配便の集荷に来たドライバーさん、今日の荷物は明日配達は請け負えないとのこと。
交通もマヒしてしまったようです。
下回りが雪と氷でガチガチ、雪ダルマみたいになったトラックで、この見通しの悪い道路を走り回っている運送関係の方、ごくろうさまです。


うちの息子の一人も、実はトラックドライバーです。
ちよっと心配だなァ・・・。


うちは今日は定休日。
作業場で明日の支度やコーヒー焙煎をしながら、合間に運動不足解消に絶好の機会と、雪かたしをやって気勢を上げました。
どうやら明日も、こんな調子で降り続くみたいですね。


いやでも、こうじゃなくちゃ・・・。(怒らないでくださいね。)

雪国なんですから。

冬なんですから。

沈思黙考したい気分

今日は、夕食の後たまたま見ることになったテレビ番組(NHK クローズアップ現代)で、新聞の衰退とジャーナリズムの危機について取り上げていました。


インターネットの発達がもたらす功罪の両面を見たような気がしていたら、菅家博昭さんのブログ「記憶の森をあるく」1月11日の「心地よい停滞」という記事が目に留まりました。<参照>


人の世は何につけ、功罪相半ばしつつ変化して行くのが宿命のようで、この「心地よい停滞」という言葉の意味はとても深いと思いました。


今日のブログのテーマに・・・と、一瞬頭の中を何かが駆け巡りましたが、すぐにそれは途方もなく大きなテーマだということに気がつきました。
毎日更新のテンポの中では、今の私にはまとめるだけの時間はありません。


私は、パン屋ですから・・・。

やっぱり、暖冬では・・・。

思いがけない大雪に、暖冬の予想が外れたと気象庁も認めたそうですが、本当にそうでしょうか・・・?
確かに、降る時にはドカッと大雪だし、寒さも厳しいような気がするのですが、よく見ているとちょっとの間に雪が融けてなくなって行くスピードが速くて、ここ二三日除雪の行き届いた道路では路面が乾いているほどです。

今日は日差しも明るい晴天で、この季節の会津ではあり得ないようなお天気でした。
景色も何となく、春が近づいた頃を思わせました。
実際にはまだ2月を控えた寒の真っ最中です。
その割には・・・と思う私です。
冬将軍がんばって・・・!と声をかけたくなるような。

やはり冬が冬らしくないと、同じく他の季節も順当でなく、自然界や農業に悪い影響が出ることは、ここ数年の例ではっきりしていますからね。


  自ビール3日目の様子は・・・。



本当は、度々蓋を開けない方が良いと言うのですが、
私流ではかまわずちょくちょく中を覗きます。



少しコップに取って味見してみました。

ガラスが曇ってしまって、液の色合いが分かりにくいですが、
見た目は完全にギネスとそっくり。


泡の様子が全く変わりました。
写真のように気泡が粗くなって来るのは、醗酵が進んだ証拠です。
モルトの甘みは、もうほとんど無くなりかけて、少しですがアルコール気を感じます。
早ければ、明日にはボトリングします。


マニュアルとは全然異なるプロセスですが、私は自分の酵母の言うことを聞きます。



  今週のクッキーとマフィン


クッキーの方は、昨日ご報告しているとおりです。


マフィンは、ココリスとそば粉マフィンを焼く予定です。


★越年長期熟成 飯豊山シュトレン 残り6個になりました。

クッキーの品揃えに注力


昨日、今日、そして明日の三日間で、4種類のクッキーが焼けそうです。
昨日は試作品も造りましたので、計5種類ですね。

この試作品が、初作で今一つではあるものの結構はまりそうな味で、今日は作業の合間にポリポリが止まりませんでした。
さらに改良を加えて、正式に新製品として発売は、ほぼ間違いありません。
どうぞお楽しみに。


明日は、ブラウニーも予定しています。
他に、コーヒー焙煎を3kg。


正直、この季節はご来店は極少で、店頭は一日開店休業状態ということが多いのですが、ありがたいことに個人通販のご注文がポッポッと入ります。
また、駅カフェさんや玄さんなど販売していただいているお店からのご注文もありますので、製造の方は忙しくやっています。


そのようなわけで、何もかも品切れだった店頭も、少しずつにぎやかになって来ました。


ちなみにクッキーの品揃えは、在庫していたどろんこクッキーを入れて、全部で5種類。
どろんこクッキー、ジンジャークッキー、コーヒークッキー、バタービスケット、そして明日ナッツクッキーを焼きます。
試作品も、少しずつ差し上げています。


  


  自ビール、一日経過の状況は・・・?



この泡立ちで、どれほど活発に醗酵しているかが分かります。



タンクの外側からも、泡の層が確認出来ます。
特許もののシール温度計が、26℃を表示しています。


ご覧の通りです!
ものすごい勢いで醗酵しています。
昨日、15リットルのモルト液に、大さじ2杯ばかりのパン種(酵母)を入れて、25℃で24時間足らずです。
パン種を使う時、酵母の熟度が最も大切な条件であることを、改めて確認。

パンの風味も食感も焼き色も、すべて酵母の状態に左右されることはすでに分かっていましたが、我が酵母の本来の力がどれほどか、今日は大変良く分かりました。
出来上がりが楽しみです。
もちろん、醗酵完熟のタイミングを外さないよう、細心の注意をしていなくてはなりません。
ああ、夜も眠れないかも・・・。


  雑貨品コーナーからお知らせです。


BLUE LACE  まりさんの服が入荷しました。

リネン起毛のジャケット(アシメトリーな打ち合わせ)とスカートです。


リネンの紡ぎ方、織り方で、こんなにも生地の表情が変わるのかとビックリ!!
しばらく体調不良のため、お仕事を控えていらっしゃいましたが、またお元気になって製作再開です。


今回は、ジャケット、スカートともに7900円です。

生地の上質さからすると、ものすごくお買い得です。
それに、3シーズン着られます。

ぜひご来店の上、実物をご確認ください。